賀茂めぐり番外編 ~日吉大社の山王祭~ | NAVI彦 ~つつがなき神さまめぐり~

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さくっとまとめてます。

賀茂めぐりの記事

書き終えた翌日に、

 

滋賀県は

日吉(ひよし)大社

山王祭(さんのうさい)

行ってきました。

 

 

西本宮(にしほんぐう)に

集められた神輿が、

 

楼門前から

参道を通って、

琵琶湖まで降りていく

 

神輿神幸(みこししんこう)を

見物しました。

 

 

合計7基の神輿が、

男衆の掛け声とともに

参道をくだってゆきます。

 

 

参道沿いの

桜並木はまだまだ

花を残していました。

 

 

今回はじめて

気づいたのですが、

参道からも、

 

八王子山の社が

みえるのですね。

 

 

きれいな

丸い形をした山は、

いかにも神奈備山といった

風体ですね。

 

 

そんなお山に、

金色の神輿も映えます。

 

 

神輿の装飾は、

神幸の際に楼門前で

つけられていました。

 

 

金と赤に彩られた神輿は、

絢爛で美しいです。

 

 

屋根に描かれた

神紋もまた

1基ごとに違うようです。

 

 

すべて人力、

というわけではなく

軽トラックでの輸送も

あるようです。

 

 

こちらの神輿は

8角形の屋根をしています。

 

八王子山から、

八角形にしているらしく、

 

祭神である

大山咋(オオヤマクイ)

神輿だといいます。

 

ところで、

男衆が耳に刺しているのは

桂の葉だといいます。

 

 

桂といえば、

葵の葉とあわせて、

 

貴船(きふね)神社にのこる、

ニニキネ(瓊瓊杵尊)の神話

思い起こされます。

 

貴船神社や

賀茂の神社周辺には、

 

二葉葵の神紋

たくさん見られましたが、

 

ようやく本物に

出会いました。

 

 

ほんとうに、

1対の葉のあいだから

淡い紫色の

花が1輪だけ咲いていました。

 

葉はすべて

ハート形をしていて、

独特な文様が浮かんでいます。

 

 

こちらの葵は、

西本宮の本殿左側に

ありましたよ。

 

そして本殿右側には、

大榊(おおさかき)神事で、

天孫(てんそん)神社まで

行っていたものが、

還ってきていました。

 

 

この大榊は、

天孫神社さんの

 

 

こちらの拝殿に、

10日間ほど安置される

といいます。

 

 

日吉大社に行く前に

うかがったのですが、

すでに大榊はありませんでした。

 

天孫神社さんも

桜がとても美しい神社ですね。

 

日吉大社さんは

とても広くて、

前回やはりまわり切れて

いなかったようです。

 

たとえば、

こちらの巨木が伸びる

橋のたもとには、

 

祓戸の大神をまつる

お社がありました。

 

 

案内していただいた方からは、

ほかにもたくさんの秘密を

教えていただきました!

 

とても素晴らしいこと

ばかりでした!

 

さてさて

それはさておき、

 

 

竹生島の神様をまつる

磐座だそうです。

 

ここが、

竹生島とも繋がる

降臨地だという話も

あるようですよ。

 

ぐるぐると回ったあとは、

参道の茶店で

栗ぜんざいをいただきました。

 

 

金色にかがやく栗は、

春とはいえ

とても美味しかったです。

 

神輿はこのあと、

船渡御(ふなとぎょ)といって、

 

神輿7基を船に乗せて、

琵琶湖へと繰り出すのですが、

 

それはまた来年にでも

観に行きましょう。

 

琵琶湖上での

神事を終えると、

 

神輿はふたたび、

日吉大社まで帰ってきます。

 

 

神馬がトラックで

先導されていました。

 

 

あとをついて、

松明をかかげる男衆たち、

 

そして

琵琶湖へと出た

神輿がつづきます。

 

 

これでほぼ、

山王祭も終わりのようです。

 

山王祭については、

またいずれ詳しく書きますね。

 

 

賀茂めぐり番外編 ~終~

 

 

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