パリ7区 ワイン・シャンパーニュに囲まれたくらし -2ページ目

パリ7区 ワイン・シャンパーニュに囲まれたくらし

フランスワインに恋して、フランスにやってきました。
日本でのワイン輸入業を経て、
パリ7区・エッフェル塔付近に落ち着いてから早7年。
フランスの日常生活あれこれ・ワインについて綴っています。

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先日のシャンパーニュへのご案内の3日後に、ロワールの最果ての地、
フィエフ・ヴァンデアンにも行ってきました!

フィエフ・ヴァンデアンとは?
少しマイナーなAOCなので、ご説明しますと、ロワール西側の大西洋すぐ近くに位置しており、
5つの地域(マレウィユ、ピソット、ヴィックス、シャントネー、ブレム)から成っています。
←緑の場所がAOCとして認められています。
過去にAOVDQSだったのが、2011年にAOCに昇格した、お手頃価格で
美味しいワインの集まるAOCです。(と個人的に思っています)


たわわに実ったブドウは、7月中旬の時点では未だヴェレゾンが始まっていませんでしたが、
今年の収穫予想を聞くと、こちらもシャンパーニュと同じく2週間ほど例年に比べて
早くなりそうとのことでした。
赤ワイン用の黒ブドウの畑には、窒素がより必要なため、カバークロップは芝のみ、
白ワイン用のブドウの畑には、小さな花がたくさん咲いていて、心が和みました♥

  
知り合いのドメーヌでは、シャキュトリーやフロマージュ、地元産の美味しいものとのマリアージュを
体験させてもらい、改めて、フランスは農業国として本当に豊かな国だなぁと実感しました。


ここの当主は、土壌マニアか!というほど土にこだわっている方なので、
シスト(片岩)とシレックス(火打石)がどのようにブドウに影響してワインの味わいとして
表現されるのか、かなり熱っぽく語ってくれました。

粘土質の多い畑を最近、元々の自分のワインファンだったお客さんから譲り受けたようで、
ここではメルローを植えているそうです。

ロワールらしい素敵なお城が、畑のすぐ横に。
 
古い醸造機材も、大切に残しているようです。(右側の写真は昔の圧搾機です)

ちなみに、この時期はヴァカンスでこの辺りまでフランス全国の方々が集まります。
(近くに巨大森林公園があったり、美しい自然の中のキャンプ場が豊富で、動物園やテーマパークなど、
家族で楽しめる施設がそろっているためです)

超余談ですが、この辺りにはワインの国家試験の試験会場もあるため、私が2年前にそれを
受けたときにその理由でこの辺りに来たことがあったのでしたが、今度は
娘がもう少し大きくなったら家族で楽しむためにも来たいなと思いました。

ロワールは、フランスの庭でした。この写真たちで少しでも、その雰囲気を感じていただければ嬉しいですラブ


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先日、シャンパーニュへのご案内をしてきましたビックリマーク

エペルネを最初に考えていたのですが、ルイナールの訪問を強くご希望であったお客様の要望に
お応えして、ランスに照れ
ユネスコの世界遺産にも指定されている、他のグランメゾンと続きの地下カーヴ サン・ニケールは
圧巻です。 今回久しぶりのガイドで、ルイナールの工事が終わってから初めて行きましたが、
世界大戦中にカーヴに逃げ込んだ人々の書いた壁画などが展示されていたりして、
改めてシャンパーニュを取り巻く歴史も勉強できました。



ビジットは2時間。ひとり70€でした。(さすがルイ・ヴィトン グループ プライスあせる

お昼はランスで超有名な5つ星ホテルレ・クレイエールのブラッスリーである、ル・ジャルダンへ。
レストランの方には何度か行ったことがあるのですが、こちらは初めてでした。
 
気がとてもよかったのでパラソルが出ていたのですが、そよ風が入り
美しい林と庭に囲まれて夏の優雅なランチでした
音譜

一日に2軒まわる時には、時間の関係上、長いランチが難しいのですが、それでも
街中のレストランとは一味違う雰囲気を感じたい時には、メニューでも1時間半ほどで
さっと済ませられるル・ジャルダンがおすすめです。

ランチ後は、GHマムへ。ランス駅から徒歩15分のところにあります。
訪問時間は1時間半ほどで、料金は20ユーロから。テイスティングをするキュベによって3つのチョイスがあります。夏場だけ開いている、近くの藤田礼拝堂も素敵でした。


お客様にアフターサービスで写真(ご本人の写真も)をお送りしたら、
「ゆりちゃんは写真本当に上手ねぇ(o^^o)」と言っていただいて、恐縮でしたドキドキ🎶エヘ

取引先にも寄って、ちょうど作業中のところを見せてもらいましたが、
YOUTUBEに載せようとしたらうまく表示されなかったので、こちらは後日また
アップさせていただきます。
乞うご期待です♥


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クリスマス一色のパリ。

 

先週の日曜日には、エッフェル塔のそびえるシャン・ド・マルス公園に

毎年できるクリスマスマルシェにふらっと散歩をしてきました。

同じく近場のナポレオンのお墓でもあるアンヴァリッドにも、今年からマルシェがでていました。

 

日本でもお馴染みのアンジェリーナが出店しており、

びっくりするほど美味しいほっかほかのショコラショーを、寒空の下で頂けます♥

 

 

ところで表題の、ワインの輸出について。

ずーーーっと前にワイン輸入したい!と言って頂いていたある会社の女性社長から、

先日オーダーが入りました!照れ

「ワインに詳しくないけど興味があって・・」とおっしゃっていたので、

自分のお伝えできることを時々ゆるめに送っていたら、とっても喜んでいただいて

オーダーが入ったので嬉しいです♥ラブクラッカー

 

今回はロワールの比較的新しいアペラシオンである、

値段のわりにとっても美味しい、コストパフォーマンスに優れたワインを

日本にお届けできることになりました♥♥

 

もともと高品質のフランス食材を取り扱っていらっしゃる会社で、

ご紹介したワインを既存の顧客の方にもテイスティングしていただいたようで、

美味しいと評判も良く、2回目のオーダーは1回目の倍の数量を送れることとなりましたクラッカー

 

 

今まではワインのインポーターさん向けの輸出が多かったのですが、

ワインは初めて取り扱われるその方には葡萄品種のそれぞれの特徴や、土壌の性質は

もちろん、アペラシオンとは何ぞや?という質問にもひとつひとつお答えしています音譜

 

妊娠中とワインから大分離れた生活をしていましたが、せっかくこちらで

ワインの国家資格をとる際に勉強していたことを忘れないよう、

ぼちぼちと輸出も続けたいと思います。

 


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お久しぶりです!

9月に娘を出産したのですが、産前産後のトラブルで、

病院&家にこもって大人しくしていましたが、

やっと3か月に入り、体調も安定してきたのでちょっとしたチャレンジを・・・。

 

そろそろ生後100日を迎え、(ほっ) お食い初めをしよう!と思い、

食材の揃わないパリで無謀にも決行することにしました!

 

お食い初めとは?

赤ちゃんが一生食べ物に困ることのないよう祈りを込めて、生後100日~120日を

目安に、料理を食べさせる真似をする儀式。一緒に、丈夫な歯が生えてくるように

歯固めの儀式(石のような歯が生えてくるよう、石を用意する)も行います音譜

 

料理は鯛の塩焼きお赤飯煮物吸い物、香の物から構成されているのですが、

食材にもそれぞれの意味があり、どうしても揃えたかったので

れんこんなどのアジア系食材は13区の中華街で一週間前に購入。

鯛やお吸い物用の蛤、香の物に使うタコなどは、近場の6区のマルシェで調達しました。
MARCHE BIO RASPAIL

 

 

 

6区のマルシェ

 

 

は新鮮なものが欲しかったので、お食い初め当日の朝に購入。

自動代替テキストはありません。

フランスではグレーの鯛がメジャーで、赤い鯛はあまりないので見つけるのに

かなり苦戦しましたあせる

当日の朝から6区のビオマルシェ6区の魚屋ボン・マルシェのデパートを必死の

形相で回り、ボンマルシェに赤い鯛、最後の一尾があったときの嬉しさといったら・・・・・感動!

 

タコも、なます用だけなので、足一本だけでいいのですが、こちらのマルシェでは

丸ごと買わなければいけないようで・・・これは、家の近くの7区のお魚屋さんに

電話して一本だけで予約できたので、ボンマルシェの後に歩いて向かいました。

抱っこ紐で魚探し行脚したので、疲れた・・・!

 

すでにこの時点でクタクタでしたが、気合でつくりました!

 

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

 

じゃーんちゅー

 

日本でお食い初めをされている方のレベルからは程遠いかもしれませんが、

パリで自分ができる精一杯を、娘への思いを込めて作りました。

 

 

育児の合間の料理だったので、お赤飯となますの漬ける用のお酢は他の日に作り

当日用意するだけにしていたのですが、すべてできたのは夜8時。

 

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、座ってる(複数の人)、室内

鯛は鱗だけ取ってもらい、下処理はYoutubeで予習しておきました(笑)

 

この日は娘も興奮してなかなかお昼寝できなかったので、いざ始める前に

ギャン泣きしてしまい、結局ちょっと外に出てウトウトさせてから仕切り直し。

 

食べる真似などいろいろ儀式を行い、

全部終わったのは11時頃でした。

 

どうか、どうか、食べ物に恵まれた人生を歩めますように。

 

 

 

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日本での楽しい滞在が終わり・・・パリに帰ってきましたデレデレ

よく食べて、体重も妊娠前+5キロ太りました。

(あまりにも増えなくて本気で心配だったので嬉しい・・チュー

 

おなかのベベちゃんも、どんどん活発に動くようになってきて、

毎日見てて「お~ぽっこりおなかが隆起してる」と楽しんでいます。

 

 

さてそんな中パリはサッカー一色。

エッフェル塔前の公園のシャン・ド・マルスも

ファンゾーンといって、サッカーラブ(ファン)の

人びとに嬉しい観戦場と化しております。

 

image

日曜日にはフランス×アイスランド戦で大盛り上がり。

身重な私は夫と人込みを避けてうちでゆっくりしていましたが、

エッフェル塔から遠くないせいか、どちらかが点を入れるたびに

雄たけびが聞こえてくる・・・

 

普段全然サッカーには興味がないのに、珍しく全試合見てしまいましたよ照れ

 

シャン・ド・マルス一帯は、試合のある日は交通がブロックされていて

車が通れない状態&常に警察がいる状態になっているので、

最初はバスも使えなくて不便でしたが、今は「公害が少なくていいわ~」と

気持ちに余裕が持てるようになりました音譜

 

 

あとは来月から臨月なので、今更ですがベビーベッドや

バギーカーなどを探しまくっております。

洋服も、ソルド(セール)の時期なので、かわいいものがお買い得値段で大放出~ドキドキドキドキ

 

image image image

今まで色んな方の出産祝いで贈っていたジャカディやヌマエを、

ついに自分のべべちゃん用にゲット!(でもセール)


赤ちゃん用の洋服は姉からたくさんもらえる予定なので、

あんまり今から色々と揃えても、数回しか着なかったら

勿体ないよーと言われつつも・・・可愛い服がありすぎて困ります(><)

自分の服はここ数年衝動買いなんてしたことなかったのに、

恐るべしベベパワーちゅー

 

基本的にその他の物にはあんまりこだわらないので、

安全でベベちゃんに心地よく、比較的綺麗な

中古ベビーカーとかがあればそれでいいんだけどな~。

 

まだたくさん揃えなくてはいけないものがあるのに欲望が抑えられない

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いよいよ6月に突入ですね。

 

日本では例年よりも早い梅雨入りと聞いていますが、

 

今年はじめじめとした天気が少ない年になるといいですねイルカアセアセ

 

(パリは雨&寒さ続きで、リヨンでも洪水被害があったそうです・・)

 

 

最近は、パリでも試飲会が多いので、吐き出しまくりで試飲会をはしごしております。

 

 

そういえば先日、パリの星付きレストランのソムリエが集う、

 

ガラ・デ・ソムリエに招待いただいた時の話をしました。➡︎その時の記事はコチラ

 
その時に興に乗った、パリソムリエ協会の偉い人が毎年恒例で
 
行なっていることが面白かったのと、最近始めたインスタグラム
 
人気が高かったので、こちらにも載せます😊
 

 
なんというお茶目‼️
 
この前にもオペラを歌って、プロ並のパフォーマンスに、アンコールが鳴りやまず、
 
これは二回目に登場されたところをバッチリ撮影してみました牛
 
 
協会のお偉いさんがこんなにお茶目なんて…
 
 
パリのソムリエ協会に共感赤ワイン乾杯
 


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こんにちは!

まだ寒い日が続くパリです・・。今日は少し晴れ間が見えましたが、

また今週末から雨が降る模様・・。

 

去年の心地の良い春とは打って変わって、本当に気候って毎年よめないですね。

 

(日本の友人からは「毎日快晴であたたかくて過ごしやすいよ~」と聞き、

なんとも羨ましいです・・・。)

 

 

日曜日に訪れたドメーヌ・デ・ランブレイですが、カーヴも本当に整理整頓されていて綺麗でした。

image

 

ワイン造りって、ブドウジュースが発酵した後に圧搾して、樽詰めした後にもやることがたくさんありますよね。

 

樽の中の蒸発した分のワインを補充するためのウイヤージュの作業などもそうですが、

 

ワインの樽詰め中にワインをこぼしてしまったり、汚れる作業が多々あります。

 

 

たとえばポンプを使った樽詰め作業

image image

※この画像はドメーヌ・デ・ランブレイとは関係ありません

 

この作業はカンが頼りで、樽のなかのワインが一杯になってきたかを知る判断材料が

 

ワインの流れる音だけなので結構難易度が高く、若い醸造士泣かせの作業のひとつでもあるのです。

 

(ポンプを止めるのが遅すぎると、樽から放出するワインのシャワーをかぶることに・・・もったいない~あせる

 

 

でもこのドメーヌ・デ・ランブレイでは石でできた床もワインのしみひとつなく、壁もカビくさくない!

 

いつもしっかり清掃しているということですね。

 

 

ワインって自然の産物なのでもちろん自然の酵母バクテリアは必要ですが、

 

不衛生だとワインがビネガーに変わってしまうこともあるので、

 

衛生管理って本当に大切。

 

(カーヴが清潔だと、余計なもの・例えば殺菌作用のあるSO2をワインに直接たくさん入れなくても健全なワインができる)

 

 

例えば、以前私がワイン造りのお手伝いをさせて頂いていたブルゴーニュのドメーヌも、

ワインを詰める前に入念に樽の内部を洗浄&内部でSO2を燃焼させて消毒していました。

image image 

洗浄中 & SO2燃焼中(この後樽に入れて、SO2の煙でしばらく消毒します)

 

良いものを造ろうとするドメーヌほど、余計なものをワインに入れないために、衛生管理には気を配っているのです。

 

ドメーヌ・デ・ランブレイも、100年以上も前から存在する地下カーヴが、こんなに手入れが行き届いているということがあっぱれクラッカーでございます合格

 

 

ちなみに、使われている樽は全て、有名な樽会社のフランソワ・フレールでした。

 

image

 

近くで見ると熟成中の樽の栓がガラス製だったので、珍しい!と思って聞いてみたら、

 

なんとカーヴをより美しく見せるための、LVMHによるただひとつのドメーヌへの要望だったそうです。

 

(ドメーヌ・デ・ランブレイは2012年にルイ・ヴィトングループLVMHによって買収されました。

その前後は、市場内調整のためか、ここのワインをレストラン用に買うのにも一苦労でした・・・。)

 

 

栓の上部はガラス・下部は一般的なシリコン素材となっていますが、

 

さすが細部までこだわるLVMH!(笑)

 

 

狙い通り、よく手入れされたカーヴをガラスがきらきらと一層引き立て、

 

カーヴの見た目まで特別な雰囲気を醸し出していました。

image

 

ん~ 神は細部に宿るとはよくいったものですね。(大げさ!?)

 

 

 

帰りに、今年から勤務を始めたという醸造士の方と雑談していたら、

 

日本のワイン産地も訪れたことがあるとのこと、甲州ワイン勝沼の造り手の話で

 

雑談に花が咲き、次回、ドメーヌで古いミレジムを飲ませてもらえることになりました

 

 

こんな出会いがあるのも、ワイン産地に足を向けてこそですね。(しみじみ)

 

image

 

6月はパリでの試飲会が目白押しなので、この時期はたくさんの美味しい生産者を

 

一網打尽にできるよう、妊婦 but 美味しいワインに貪欲なエクスポーターの魂をもって頑張ります!メラメラ

 

(6月の中旬に日本に一時帰国できることになったので、美味しいワインを提案

することができるよう、提案先の調査ふくめて気合満々)

 

みなさんの応援、ぜひとも宜しくお願いします(^▽^)/

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昨日は・・・

久しぶりにブルゴーニュへっ爆  笑チューおねがいラブ音譜

 

去年のワイン産地ドサ回り生活から一変、今年に妊娠が発覚してから、

 

つわりやら仕事やらでめっきり地方への足が遠のいていた昨今、

 

これじゃいかん!と無理やり用事をつくってやっとこ行くことができましたーークラッカー

 

しかも、訪問先はなんと、古くからの大御所、以前に

 

ワインを勉強中の後輩から「一番好きなワインは何ですかはてなマーク」と聞かれて答えた、

 

「ドメーヌ・デ・ランブレイ」の誇るグラン・クリュ、クロ・デ・ランブレイ!!

 

image

お土産で頂いたエチケットと同じデザインのコースター(やったね)

 

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どーん

 

ブルゴーニュに33あるグラン・クリュのひとつ、クロ・デ・ランブレイ。

 

かなりの丘陵で、去年まで馬を使って耕作していたようですが、あまりの急斜面に

 

馬が引く耕作用具がブドウ樹の根を痛めてしまう事故が絶えず、近年

 

高低差を操作できる軽量のトラクターに変更したとのこと。

 

そういえば、以前ボジョレーの自然派ドメーヌを訪問した時も、旧式&馬と同じ重量の

トラクターを使用していたなぁと思い出してみました。

こんなかんじ(※この画像はドメーヌ・デ・ランブレイとは関係ありません

 

その時の紀行文はブログに載せていないので、もし宜しければこちらをご参考ください

(いくつかのドメーヌをまとめて書いています)

https://www.facebook.com/yuri.asano.16/posts/10153070768046437?pnref=story

 

 

ドメーヌ・デ・ランブレイではトラクターを使用しているとはいえ、

もちろん除草剤も殺虫剤も使わずナチュラルな造りをしています。

 

説明のなかでも、今年の4月27日にブルゴーニュ各地を襲った霜で多少影響を受けたとは仰っていましたが、

 

確かにこの畑のある丘の5mほど上部にある村名のモレ・サン・ドニの畑は、

 
霜にやられたブドウ芽が白っぽく目立って いました。
 
5mの差が分けた運命。。
 
同時に、これがグラン・クリュの底力なんだと、そのパワーと昔の人の偉大さに身震いがあせる

クロ・デ・ランブレの畑は青々としていて、花の蕾もついていました

image

 

その後にドメーヌで醸造所の機材を見せてもらったり、セラーを拝見しました。

image

(白はピュリニー・モンラッシェ村の一級畑から。ロゼ珍しい!)

 

カーヴもとても素敵だったので、また近日中にアップします。

 

やっぱりブルゴーニュはええわ~デレデレ ニュイ最高ですねビックリマーク

 

 

もしも「私も行きたい!」っていう方がいらっしゃいましたら、メッセージ頂ければ幸いです。

あんまり飲めない妊婦ですが、運転はできますよ~照れ

 

テイスティングはガンガンしちゃってますドキドキ


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以前、ワインの輸出の会社で働いているという話をしましたが、フランス人が多いと

 

煙草タバコをオフィス内で吸うという事に対して違和感がなく、吸わない人も特に何も思っていない

 

というカルチャーショックの話をしました。

 

それだけではありません、それ以外にもショックは多々あります。

 

それは、フランスでは全くお客さんありきではないこと。ゲッソリ

 

日本ではサービス精神旺盛で、事業体であればどの業界でも「お客様第一」の基本的な姿勢は一致していると思いますが、

 

フランスの、特に私が今関わっているワインの生産者はちょっと違う。

 

自然派ワインがメインの取り扱いの会社なのですが、

そもそも自然派ワインの造り手って、かなりワイルドで亭主関白系の方が多く、

(もちろん例外もあって、たまーにジェントルマンな人もいますが少数派です。)

 

あまり細かいことにこだわらない方が多いため、

 

例えば通関に必要な書類を10回お願いしても全くなしのつぶてなど、よくあります。

 

お客様が困るって言っても、聞く耳持たず。汗

ワインが日本に着いちゃう前に何としても送らなければならないので、毎回ヒヤヒヤしながら何度「早く書類揃ってくれ~笑い泣きと思ったことか・・。

 

こういう時に、以前この業務を担当していたフランス生まれの同僚に相談したりすると、

「何度も請求してるのに向こうが送ってくれないなら、それは仕方ないよね。どうしようもないよ。

となんともクールイルカ チーン

日本側のことを考えると、ヒヤヒヤしまくっている自分が却って神経質なのかしら?と思うくらいです。

 

 

フランス人って、顔見知りになって、色々話すようになるとガラっと変わりますが、

 

今一緒に働いているのは元々私が選んだ生産者ではないので、まだ一度も会ったことのない人もいて、

親密な関係に達するのに余計に時間がかかる。

 

 

最近は超前倒ししまくりのスケジュールで動くようにしていますが、

 

毎回のワイン輸出にヒヤヒヤしながら、こんな思いをして手に入れた書類も

 

内容が間違っている雷ことが多々あるので、日本のお客様に迷惑が掛からないよう

 

ひとつひとつ念入りにドキュメントをチェックして、必要があれば翻訳をつけて、

 

「どうか通関通って~」と祈りながら、今日も書類を日本に送っています・・。

 

 

ワインの発注業務産地のアテンドの仕事は、直接喜ばれるのでやりがいを感じやすいのですが、

この書類仕事はガマン & フランス人からの信頼獲得の修業の場ですね。

 

image

牛のような穏やかさが肝要

 

ちなみに、シッピングの会社の方と今日お話したら、またまた労働法改正反対のデモで、

フランス側の港が閉まっており、大幅にワイン輸出のスケジュールがずれ込んでいるとのことでした。

 

輸送会社の人も大変~ガーン

 

image

も~寝てまうわ

 

思わずツイッターのワインニュースにも投稿

https://twitter.com/YuriAsano_Wine/status/733651999435153408

 

いつか、このカルチャーギャップを自分で埋められるようになり、完全に気にしなくなる

日を願って・・・。

 

仏社会に揉まれつつもがく妊婦へのエール、ぜひお願いします‼︎

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パリのデモ&ストはまだ続きます・・。

 

国鉄のSNCFは運航休止になり、

 

私が勤務しているレストランでも、おとといドキュメンタリーの作成で国営TVのカメラが

 

入っていたのですが、なんと撮影隊はその後に予定していた地方での取材が

 

TGV(新幹線)のストでできなくなってしまうなどのハプニングがあせる

 

 

パリでも色々な駅が閉鎖されています目

 

 

事の発端は、ブルターニュ地方のレンヌで先週末起きた、デモ。

 

労働法改正に反対した普通のデモであったはずが、警察を巻き込んだ大規模な暴力沙汰となり、

 

レンヌの街の中心地の至る所(お店や建築物など)が破壊されて、

 

大統領のフランソワ・オランドも、「いかなる理由でも暴力を許すことはできない」と声明を発表していました。

 

 

そういう事情が重なり、パリでもデモに対して超厳戒態勢

 

うちの最寄り駅もまた閉鎖されるのかな。。

 

 

そういえば去年とおととし、一緒に収穫をしたソムリエ&ブルターニュ出身のギヨーム君は、

「ブルターニュの恥だ!!」と嘆いていました・・・えーん

 image

 左が熱血ギヨーム君(今はパリ7区のガストロノミック系レストランのシェフソムリエに成長)

 

話は変わって、先日お知らせしたシャブリの雹被害についてですが、

 

最近、雹対策のための便利なレーダーに注目が集まっているそうです。

https://twitter.com/YuriAsano_Wine/status/733283126483521536

雹の前兆を感知し、降る30分前に知らせてくれる+雲を拡散させるロケットを搭載したスカイデテクトSkydetect。

以前訪問したシャトー グリュオー・ラ・ローズでも使用していましたウインク

image image image

感知の精度は高いものの、ただ、分散した畑では使用が難しいそうアセアセ

 

そして機械自体もやっぱり高価!お値段、200 000€(約2500万円)・・。

 

ひとつの生産者だけでは買えず、近隣のヴィニュロンと共同で購入するケースが大半のようです。

Radar selerys skydetect observant le couvert nuageux pour anticiper le risque de grêle sur la vigne.

フランスのSELERYS(セレリス)という会社がつくっているのですが、

その会社では新サービスで地域限定&月々800€の支払いでこのスカイデテクトの

サービスを受けられるそう。

 

ただ、ブドウ農家にとっては痛い出費ですねあせる

 

雹はもちろん次の年にも影響するほどの脅威ではありますが、ブドウ栽培においては

ブドウ樹の病気大量の雨湿った天候、はたまた去年のような乾燥しすぎ&猛暑の年など、

いろんな悩みの種が尽きない中で、ブドウ農家として、800€を出してまで雹対策に乗り出すか

疑問ですね・・・。

 

機材購入も含めて、ワイン造りってお金かかるゲッソリ

 

こんなことを書きながらも、身重でめっきりパリから出れておらずションボリな私への
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