先日のシャンパーニュへのご案内の3日後に、ロワールの最果ての地、
フィエフ・ヴァンデアンにも行ってきました!
フィエフ・ヴァンデアンとは?
少しマイナーなAOCなので、ご説明しますと、ロワール西側の大西洋すぐ近くに位置しており、
5つの地域(マレウィユ、ピソット、ヴィックス、シャントネー、ブレム)から成っています。
←緑の場所がAOCとして認められています。
過去にAOVDQSだったのが、2011年にAOCに昇格した、お手頃価格で
美味しいワインの集まるAOCです。(と個人的に思っています)
たわわに実ったブドウは、7月中旬の時点では未だヴェレゾンが始まっていませんでしたが、
今年の収穫予想を聞くと、こちらもシャンパーニュと同じく2週間ほど例年に比べて
早くなりそうとのことでした。
今年
早くなりそうとのことでした。
赤ワイン用の黒ブドウの畑には、窒素がより必要なため、カバークロップは芝のみ、
白ワイン用のブドウの畑には、小さな花がたくさん咲いていて、心が和みました♥
知り合いのドメーヌでは、シャキュトリーやフロマージュ、地元産の美味しいものとのマリアージュを
体験させてもらい、改めて、フランスは農業国として本当に豊かな国だなぁと実感しました。
ここの当主は、土壌マニアか!というほど土にこだわっている方なので、
シスト(片岩)とシレックス(火打石)がどのようにブドウに影響してワインの味わいとして
表現されるのか、かなり熱っぽく語ってくれました。
粘土質の多い畑を最近、元々の自分のワインファンだったお客さんから譲り受けたようで、
ここではメルローを植えているそうです。
ロワールらしい素敵なお城が、畑のすぐ横に。
古い醸造機材も、大切に残しているようです。(右側の写真は昔の圧搾機です)
ちなみに、この時期はヴァカンスでこの辺りまでフランス全国の方々が集まります。
(近くに巨大森林公園があったり、美しい自然の中のキャンプ場が豊富で、動物園やテーマパークなど、
家族で楽しめる施設がそろっているためです)
超余談ですが、この辺りにはワインの国家試験の試験会場もあるため、私が2年前にそれを
受けたときにその理由でこの辺りに来たことがあったのでしたが、今度は
娘がもう少し大きくなったら家族で楽しむためにも来たいなと思いました。
ロワールは、フランスの庭でした。この写真たちで少しでも、その雰囲気を感じていただければ嬉しいです
応援、ぜひお願いします‼︎
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ありがとうございます♥
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