Travailler avec des Français フランス人と働くということ | パリ7区 ワイン・シャンパーニュに囲まれたくらし

パリ7区 ワイン・シャンパーニュに囲まれたくらし

フランスワインに恋して、フランスにやってきました。
日本でのワイン輸入業を経て、
パリ7区・エッフェル塔付近に落ち着いてから早7年。
フランスの日常生活あれこれ・ワインについて綴っています。

(お酒は適量で愉しみましょう)

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以前、ワインの輸出の会社で働いているという話をしましたが、フランス人が多いと

 

煙草タバコをオフィス内で吸うという事に対して違和感がなく、吸わない人も特に何も思っていない

 

というカルチャーショックの話をしました。

 

それだけではありません、それ以外にもショックは多々あります。

 

それは、フランスでは全くお客さんありきではないこと。ゲッソリ

 

日本ではサービス精神旺盛で、事業体であればどの業界でも「お客様第一」の基本的な姿勢は一致していると思いますが、

 

フランスの、特に私が今関わっているワインの生産者はちょっと違う。

 

自然派ワインがメインの取り扱いの会社なのですが、

そもそも自然派ワインの造り手って、かなりワイルドで亭主関白系の方が多く、

(もちろん例外もあって、たまーにジェントルマンな人もいますが少数派です。)

 

あまり細かいことにこだわらない方が多いため、

 

例えば通関に必要な書類を10回お願いしても全くなしのつぶてなど、よくあります。

 

お客様が困るって言っても、聞く耳持たず。汗

ワインが日本に着いちゃう前に何としても送らなければならないので、毎回ヒヤヒヤしながら何度「早く書類揃ってくれ~笑い泣きと思ったことか・・。

 

こういう時に、以前この業務を担当していたフランス生まれの同僚に相談したりすると、

「何度も請求してるのに向こうが送ってくれないなら、それは仕方ないよね。どうしようもないよ。

となんともクールイルカ チーン

日本側のことを考えると、ヒヤヒヤしまくっている自分が却って神経質なのかしら?と思うくらいです。

 

 

フランス人って、顔見知りになって、色々話すようになるとガラっと変わりますが、

 

今一緒に働いているのは元々私が選んだ生産者ではないので、まだ一度も会ったことのない人もいて、

親密な関係に達するのに余計に時間がかかる。

 

 

最近は超前倒ししまくりのスケジュールで動くようにしていますが、

 

毎回のワイン輸出にヒヤヒヤしながら、こんな思いをして手に入れた書類も

 

内容が間違っている雷ことが多々あるので、日本のお客様に迷惑が掛からないよう

 

ひとつひとつ念入りにドキュメントをチェックして、必要があれば翻訳をつけて、

 

「どうか通関通って~」と祈りながら、今日も書類を日本に送っています・・。

 

 

ワインの発注業務産地のアテンドの仕事は、直接喜ばれるのでやりがいを感じやすいのですが、

この書類仕事はガマン & フランス人からの信頼獲得の修業の場ですね。

 

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牛のような穏やかさが肝要

 

ちなみに、シッピングの会社の方と今日お話したら、またまた労働法改正反対のデモで、

フランス側の港が閉まっており、大幅にワイン輸出のスケジュールがずれ込んでいるとのことでした。

 

輸送会社の人も大変~ガーン

 

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も~寝てまうわ

 

思わずツイッターのワインニュースにも投稿

https://twitter.com/YuriAsano_Wine/status/733651999435153408

 

いつか、このカルチャーギャップを自分で埋められるようになり、完全に気にしなくなる

日を願って・・・。

 

仏社会に揉まれつつもがく妊婦へのエール、ぜひお願いします‼︎

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ありがとうございます♥ウインク

 

 

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