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妊娠の神様に嫌われた女

妊活中の成果はいつも天文学的に悪い方の数字を引いてしまう。受精•着床不全、初期流産、子宮奇形…そして染色体異常の我が子を中期中絶。そんな私に不妊治療を続ける資格はあるのだろうか。

妊活を始めてからずっと飲んでいる葉酸サプリ。厚生労働省も葉酸の摂取を推奨しているし、先天性異常・染色体異常を防ぎたい一心で飲んでいた。

サプリには天然のものと合成のものがあるのは知っていた。天然と合成では効力が1.5倍程違うらしいので、「香料・着色用・保存料一切不使用」と安全性を全面的にうたっている某メーカーの葉酸を愛用していた。

・・・何の疑いもなく。


中期中絶後、葉酸が切れてしまったこともあってサプリを飲むのはお休みしていた。大谷レディースクリニックへの転院を決意したことだし葉酸も復活せねば・・・と思い、なんとなく成分表を見て驚いた。

マルチトールや微結晶セルロースなどの添加物が・・・しかも成分表に『葉酸』の記載。原材料に『葉酸』だけを記載されているものの多くは合成の可能性が高い。


完全に見落としていた。

合成葉酸には、石油などの科学的な葉酸と微生物から抽出した葉酸がある。私の手元にある某メーカーの葉酸がどちらに属するのかはわからない。


やっぱりコストを抑えるための”何か”がある訳だ。


もちろん、某メーカーの葉酸が悪いわけじゃない。赤ちゃんの事だってサプリのせいにする程バカではない。

だけど添加物は体内でうまく分解できないし、母体や胎児への影響が心配されているので、できるだけ添加物を使用していないものを選びたい。



というわけで、サプリ調査!

【葉酸選びのポイント】

1.厚生労働省推進の400μgの葉酸が摂取できる
2.天然の葉酸サプリである
3.無添加である
4.放射能チェックをしっかり行っている
5.妊娠時の必須ビタミン・ミネラルも同時に摂取できる
6.GMP基準をクリアしているか


全てクリアしているのはベルタ(合成+天然葉酸)と美的ヌーボ(天然葉酸)。


定期便価格で比較すると・・・
ベルタは3,890円。
美的ヌーボは6,048円。

・・・高いんだよなぁ。



誤解を受けないように補足を。

「天然ではない=合成=添加物=危険」ではない。
発がん性の疑いがある添加物や催奇形性のある「危険な添加物」を避け、「安全な添加物」を選びたいだけ。

天然素材・自然素材のサプリメントは、アレルギーの原因になったり、農薬などの有害物質・不純物が混ざる可能性もあるし、より一層の注意が必要。

「天然素材、自然素材なら安心」「合成は危険」という短絡的な考え方ではなくて、合成・天然問わず、徹底した管理下の元で製造・加工されているかどうかを確認することが大切かと。


というわけで、
『ベルタ葉酸サプリ』に決めました!


※内容に間違いがあれば教えてください。


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朝起きたら・・・またもや出血が。
1週間前にも生理らしきものがきたけど、ダラダラ続いたところをみると生理ではなく『不正出血』だったのかな。

じゃあ今回の出血は!?

最初は血液の固まりが出る程の出血があったけど、半日経った今、すでに量が減りつつある。また生理未遂なんだろうか。

中期中絶をしてから27日。
約1ヶ月経ったので生理でもおかしくはないけど・・・なんだかなぁ。


前回と今回の出血で共通しているのは『生理痛がない』こと。正常時の生理はロキソニン(鎮痛剤)を手放せない程の痛みがあるのに・・・やっぱり生理にしてはおかしい。

子宮内に残留物があると、いつまでもダラダラ少量の出血があるらしいけど、まだ胎盤とかが残ってるんだろうか。


それとも・・・単にホルモンバランスの崩れによる不正出血と判断するのが妥当なのか。

いつも通っているクリニックの受診日にまた質問してみよう。


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新たな検討事項。
今ある凍結胚をどうするか。

『転院=破棄』しか頭になかったのに、他院に凍結してある胚も着床前診断ができると知って選択肢が増えた。


今ある凍結胚は『4BC、4CC、3BB、3BC、2BC』の胚盤胞が5つと、初期胚盤胞やコンパクションが4つ。

胚盤胞の5つだけを着床前診断にかけるとすれば、移送元への費用や再凍結代を含めて約60万。


初期胚盤胞やコンパクションなどの分割胚は、融解後数日培養して胚盤胞まで育ててハッチングを待つ。もちろん別費用。

胚盤胞まで育たなかったり、ハッチングしなかった場合はバイオプシーできないし、再融解に耐えられない胚盤胞が出てくる可能性だってある。


お金が有り余っている訳ではないし、むしろ結構カツカツ。中期中絶からまだ1ヶ月経っていないし、焦っても仕方がないけど年齢的にのんびりしてる時間はない。

ただ、すぐに移植できないことだけは確かなので、今この時間を有意義に使う必要がある。


先日の大喧嘩から、旦那が積極的に意見を言ってくれるようになった。私は今まで、『どうするか』を旦那と悩んだことがない。言い方は悪いけど一人で決めてきた。

子供を持つということは夫婦二人の問題なのに、私は少し勘違いをしていたようだ。『お金を出しているのは私なんだから』…と、片意地を張っていたのかもしれない。

旦那としては、一から採卵をして欲しいようだ。やはり染色体異常があった周期と同じ受精卵は心配らしい。同一周期だから異常率が上がるという訳ではないと分かっていても気持ち的な問題だと。

その気持ちはよく分かる。


いっそのこと方針をズバっと決めてもらいたい。もちろん、お医者様は大切なことを独断で決めたりなんてしないし、こうやって悩むことはとても大切なこと。


不妊治療は夫婦で取り組むもの。

私達夫婦に足りなかったことが見つかった。
これは『娘』がいたから気付けたことの1つ。

これからは夫婦二人で悩んで決めていこう。


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ずっと悩んでいた。
このまま何事もなかったかのように不妊治療を再開してもよいのかと。そして次の移植の話をするのには不謹慎すぎるのではないかと。


まず、夫婦で話し合ったことは『不妊治療を継続するかどうか』。


結論だけ言うと『続行』。


ただ、やはり着床前診断をしないと怖くて仕方がない。大谷レディースクリニックの院長曰く、『一度染色体異常妊娠を経験すると、該当年齢の倍の確率で異常がでる』らしい。

37歳の受精卵が21トリソミー(ダウン症)になる確率は1/186。これの倍ということは1/93。21トリソミーだけでも結構な確率だ。


そして今日、院長の初診を夫婦で受けてきた。(噂通り聞こえづらかった…)


旦那はこの病院を気に入ったようだ。今の病院もちゃんとした所だけど、2年以上通っていると不信感が募っていたようで、「気持ちを切り替えるためにもここに転院しよう」と言ってきた。


次なる問題は『今ある凍結胚をどうするか』。どうやら凍結胚を移送して、大谷レディースクリニックで着床前診断にかけれるらしい。

破棄して1から採卵することしか考えていなかったので、選択肢が増えたことでさらなる悩みが増えた。


そして、着床前診断を含む採卵・移植に進むためには夫婦揃って遺伝カウンセリングを受けることが必須。

ここまできたら、いつでも周期に入れる準備はしておきたいので即予約。


すごい急展開…

まだ自分自身の気持ちがウダウダしているし、有名なクリニックのため予約が取りづらいと聞いていたので、こんなにスムーズに事が運ぶとは思ってもみなかった。


何より旦那が前向きで驚いた。

今までお金のことを言ってきたこともなかったのに、いろいろと考えてくれていたことにも驚いた。

逆に背中を押された気分。


定時に仕事を切り上げれば、ギリギリ通える距離だけど…やはり遠い。中期中絶のことや倫理問題に加えて、距離的な心配が重くのしかかって、転院することを決めかねていた。


そんな私に大谷レディースクリニックへと足を運ぶ決意をさせてくれたのは、あるブロガーさんのおかげ。

アメンバーを募集していないにもかかわらず、快く承認してくださり、アドバイスまで下さったことに心から感謝しています。


そして、今後の夢と希望を持たせてくれたのは、また別のブロガーさん。昨日も『人肌恋しい』と可愛いメッセージを下さり、人の優しさと温かさを感じることができた。


赤ちゃんが欲しいと思ってから早3年。未だに赤ちゃんはこの腕の中にはいないけど、人の縁には恵まれている。すごく幸せなことだ。


神様はこんなに素敵なプレゼントをくれていた。ブログタイトルに『神様に嫌われた』なんて書いてごめんなさい。


もう一度、チャンスを下さい。

どうか…お願いします。


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3日前トイレに行くと…生理⁉︎
目が点になった。早くない⁉︎

中期中絶手術から19日目で3週間弱。普通はいつ頃くるんだったかなぁ…1ヶ月後位だよね…うーん。


3日後に術後検診があるから、その時先生に聞いてみるしかない。それまでは保留。


『生理(仮)』と命名。


この10日程は赤い出血ではなく、おりもののような黄土色の悪露だったし、違いはハッキリと分かる。

量は多くないけど、そこにあるのは『血』。3日後の今日も少量だけど出血している。そして今日、先生に聞いてみた。



「これって生理ですか?」

『可能性はありますね』


ん??それだけ???
…まぁ、いいや。



それよりもまだ子宮が元の大きさに戻っていないらしく、再度子宮収縮剤(メテルギン錠)が処方された。

あと、胸の張りは張り止め?母乳止め?のお陰で術後から一切ないけど、たまにズキンズキーンと痛む。これも先生に相談の上、ホルモン剤(パーロデル錠)を飲んで抑えることに。


すぐに元に戻る訳ではないのは承知の上だけど、やっぱり時間がかかるんだなと実感。


いつか赤さんを迎えられることが出来るなら…いつかその資格を貰えるまで、ゆっくりゆっくり整えていこう。


いつかきっと。


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この土日は地域のお祭りだった。毎年死傷者が出てしまう程の大きなお祭りのため、住民達の力の入れようは半端ない。

新参者の私達夫婦は、毎年雰囲気を味わうだけだったけど、今年はある方との出会いから、多くの人と絡むことになった。


そこで必ず聞かれること。

『お子さんは?』


今更その言葉に落ち込んだり傷付いたりはしない。初対面での決まり文句だし、悪意はないことも分かっている。

だけど…
『子供がいない壁』に打ちのめされた。


男性とは子供がいなくても壁を感じることはない。すぐに打ち解けるし、仲良くなるのも早い。(男女の関係という意味ではなく)


ただ女性は…難しい。

どうしても子供中心の話になってしまい、初動はよくても途中からは話に入れなくなる。地域の集まりだし、子供で繋がっているのはわかるから仕方がないけれど。


『祭事』+『子供』の繋がりから成る『ママ友』は私の知らない世界。地主のママさんはもちろんボスママ。無意味な媚を売る取り巻きさん達。

他人から見ると「馬鹿馬鹿しいな」と思える付き合いでも、子供や旦那のために仲良くしているママさんの多いこと多いこと。

馬鹿にしている訳ではない。そういう世界なんだと純粋に思う。ある意味、仕事の付き合いのほうが楽。


仕事だと子供の有無は関係なく、”一個人”として対応する。「○○ちゃんのお母さん」なんて呼び方はされないし、「私には○○という名前がある」という悩みを持つことも、アイデンティティに悩むこともない。


いろんな世界観で生きてる人がいる。
私の知らない世界がいっぱいある。

だけどこの『壁』は今の私のバックグラウンドでは・・・越えられそうもない。


 
毎日トイレで「はぁ…」と溜息をつく。まだあれから3週間弱しか経っていないんだから、ナプキンが白くなくても当たり前。


それでも溜息ばかり。


先が見えない。
進み方がわからない。


頭の中は立ち止まってみたり、早足で駆け抜けてみたりと忙しい。何かを考えていなければ、とてつもない虚無感に狩られる。


そんな時は涙すら出ない。


悲しみでも恐怖でもなく、そこにあるのはただただ『無』。

こんな気持ちにはなったことがない。きっと鬱とも違う。ほんと空っぽ。


仕事をがむしゃらにしていると本当に楽。こんな精神状態なのにミスはほとんどない。集中しきっていると、全てを忘れられる。


在宅勤務は今月で終わり。
来月からはオフィスに戻る。

…誰にも会いたくない。



いや、逃げてちゃダメだ。
だけど…逃げ出したい。



そんなことを考えていると、やっぱり虚無感に飲み込まれてしまう。


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昨日は久しぶりに出勤した。私が妊娠したことにウスウス気付いていたであろう人達は、ギョッとした後必ず目をそらした。


そりゃそうよね。

お腹…ペタンコだもんね。


高いヒールもシュッとしたスーツも久しぶり。ちょっと痩せたし。『妊婦さん』ではありえないよね。


妊娠して在宅になったはずの人が、そんな風貌で現れたら…声はかけられないか。


…余計にツライ。


想像以上に人に会うことが苦痛。私が思っているほど誰も何も思っていないのかもしれないけど、驚きと哀れみの空気が酷く痛い。


本当なら…久しぶりの出勤時には少し大きくなったお腹を見せられるはずだった。スーツなんて当然着れなくて、マタニティー服で登場する予定だった。


全て壊したのは私。


ほんと自分勝手。でも…誰にも会いたくない。ずっと引きこもって在宅勤務をしていたい。


悪いのは私。
悪いのは私。


部署は小さくても会社自体は大きい。勤続年数も長いのでそれなりに顔も広い。在宅解除になったら、得意先にも行かなきゃな。


あとどれだけの人に会うんだろう。あと何回涙をこらえて笑わなきゃいけないんだろう。あとどれ位「ご心配をおかけし…」って謝らなきゃいけないんだろう。


だけど…

『娘』はそんなちっぽけな思いとは比べものにならない程の苦痛を味わったんだ。

これは神様からの罰とかそんなんじゃない。あってしかるべき報い。


泣いたって、わめいたって、
苦しい辛いと叫んだって、
何をしても罪は消えない。


…誰にも会いたくない。


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きっと私はまた不妊治療を再開する。今はまだ軽い出血もあるし、気持ち的にもまだまだ早いけど。

だけどどうしても気になることがある。初期流産をした時から気にはなっていたけど、今回、染色体異常の妊娠をして、より一層考えるようになった。



『染色体異常があった同一周期に採卵した他の受精卵は、染色体異常の可能性が高くなるのか』



今、凍結している胚盤胞は5つ。
コンパクションや初期胚は4つ。


単純にお金と手間だけを考えると、体調が戻り次第、凍結胚を移植するのがベストだろう。

…だけどどうしても怖い。


また同じことを繰り返したらどうしよう。綺麗に見える胚盤胞でも、約半数は染色体異常の可能性がある。

凍結胚を『破棄』するという選択肢もあるけど、ようやくの思いで受精してくれた命ある卵達。



頭の中は倫理問題でいっぱいになる。そもそも体外受精をする時点で、それは『神の領域』なのでは…と悩んでいた。

顕微受精を決めた時には、その領域自体がなんなのかわからなくなった。


そして今…

受精卵の染色体や遺伝子に異常がないか調べる『着床前診断』を真剣に考えている自分がいる。

正確には『着床前スクリーニング』。夫婦には原因のない偶然おきる異常を調べる検査。

ものすごく荒い言い方をすれば、子宮に戻す卵を選別するんだ。


『神の領域』ってなんなんだろう。


踏み込んではいけない領域にどんどんはまっていく気がする。私は何をしてるんだろう。ただ「子供が欲しい」というだけで、何をやってもいいのだろうか。


それでも…多分心の中は決まっている。私はきっと神戸の某クリニックに転院する。そして着床前診断を受けることを決意する。



以下、某クリニック院長の見解

*************

染色体異常があった周期に採卵した他の受精卵に、染色体異常の可能性が特に高いという訳ではありません。

他の受精卵を子宮に戻してあげて、染色体異常の妊娠になる可能性は37歳の方の平均の倍にはなるのですが、これは特に同じ時期に採卵したからではなく、一度染色体異常妊娠を経験されると、そうでない方に比べて確率が倍になるという統計的な結果によるものです。


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