コスズメ幼虫のためにヤブガラシを探して歩いていたところ、自宅から徒歩30秒ほどのほんの目と鼻の先の道端に、花咲き誇り繁茂するヤブガラシを発見。
以後、ここが自宅から一番近いヤブガラシ採取地となる。
娘と一緒に歓喜してヤブガラシを採取しようと近付くと…
セスジスズメ中齢幼虫いたー!!
先代セスジスズメ幼虫が寄生バチにやられて死んでしまい傷心だった私達の元に、黒い天使は舞い降りた。
当たり前のように捕獲し、我が家にお迎えして差し上げた。
2代目セスジスズメちゃんは、お花と蕾が大好きでムシャムシャ食べる。
イモムシが一心不乱にお食事をする姿は、その食べっぷりが小気味良く、長〜い時間見ていられる。椅子に座ってじっとしていることが出来ず一口食べては部屋の中を走り回り、1時間経っても2時間経ってもいつまでも食べ終わらない5歳娘の食事風景とは大違いである。
セスジスズメ幼虫といえば、背中の眼状紋が美しいことで有名だ(と私は思っている)。
尾側の眼状紋は「眼」というには不完全な模様だと思うが、頭側の眼状紋はまさしく「眼」。
↑セスジスズメ終齢幼虫
↑セスジスズメ終齢幼虫の眼状紋
コスズメの眼状紋がヘビっぽい目(←クリックするとコスズメ飼育日記に飛びます)だったのに対し、セスジスズメの眼状紋は白目の部分まで再現されていて、哺乳類の目っぽく感じる。アニメではよく悪役に見られる目つきですね。眼状紋には捕食者である鳥を脅かす効果があるんだとか。確かに暗闇からこの目が突然出てきたらビックリしますね。
2代目セスジスズメちゃんは順調に成長し、太さではブドウスズメやコスズメに及ばないものの、とんでもない長さになった。
そしてある朝…
飼育ケースの外で疎な繭を編んでいる‼️
セスジスズメは落ち葉を綴って蛹室を作るらしいので飼育ケースの底に土と落ち葉を敷いておいたのに、お気に召さなかったようだ。
まぁでも結果的には繭の中の様子がよく見えてgood
あんなに長かったセスジスズメ幼虫くんは蛹化前にこんなに縮んでしまいました。
そして明くる朝…
幼虫君は黒い皮を脱ぎ捨てて蛹になった。
蛹化直後は上半身が緑色、下半身が白っぽい色。黒い幼虫の姿からは想像しなかった姿だ。
ヤブガラシ集めはこれにて一段落。
羽化を待ちます〜
この酷暑の中、無事に羽化してくれますように。
「待てども待てども羽化しない蛹たち」へ続く↓↓↓
都市公園のゆる〜いネイチャーガイド
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