ポカポカ春の陽気に包まれ、桜の花芽もほころび始めたある日曜日の午後。


日本自然保護東村山中央公園で年4回開催している親子自然観察会を開催しました。



今回のテーマは「落ち葉の下の生きものたち」。

自分の足元にいつも居る生きものなのに、全然知らない生きものたちを、子どもたちと一緒に探して観察します。



アイスブレイクの「動物ビッグパズル」で心と体をほぐしてウォーミングアップ。



緊張がほぐれたら、次は落ち葉の下の生きものを探していくのだけど、まずは痕跡から探してみる。


穴が空いた葉っぱや、骨(葉脈だけ)になった葉っぱなど。誰の仕業かな?どうしてこうなったのかな?と想像を巡らせるけど、ここではまだ答えは分からない。



積もった落ち葉をめくっていくと、こんな良いお天気でポカポカ温かいのに、下層の方はジメジメと濡れている。落ち葉はバラバラに細かく砕けている。


次のお題は、「葉っぱにある白いラクガキを探せ!」落ち葉をめくった下の方、ジメジメした土との境目くらいに白いホワホワとした糸状の「ラクガキ」を発見。これは一体何なんだ?




子どもたちの、「これは何だろう?」を掻き立てた後に、満を持して秘密アイテム登場。

「吸虫管〜!」

手ではつまめないようま小さな生きものを、掃除機のように吸い込んで捕獲する装置。これを、身近な材料で簡単工作で作って、みんなで落ち葉の下の生きものたちを捕獲します。



ミミズやらダンゴムシやらワラジムシやらムカデやら、そして名も知らぬ様々な小さな生きものたち。

子どもたちが捕獲した生きものを、モニターに拡大して写して供覧します。

結局名前は分からないけど、足がたくさんある生きものとか色々いました。





土壌生物の代表格であり子どもたちにとってはとても身近なダンゴムシも、拡大してじっくり観察する機会はあまり無かったかもしれないので、これを機にじっくり観察。触角を仕舞い込む溝もあって、ダンゴムシは防御姿勢になると完全な球体になり、本当にコロコロとよく転がります。



ダンゴムシはT字路に突き当たると左右交互に曲がる習性を持っていると言われていることを紹介し、迷路を使って検証実験をしてみる。



これはダンゴムシを転がしてゴールを目指すゲームではなく、ダンゴムシ自らの意志で進んでもらい、ゴールに行けるかどうか観察するというモノですよ。


4匹中1匹が、見事ゴール。

子どもたちの興味は、もっと広がります。

「ハサミムシならどうかな?」

「テントウムシならどうかな?」


その発想、好きだなぁ。



最後はまとめの読み聞かせ。

落ち葉の下の、名も知らぬ見たことも無い小さな生きものたちが、落ち葉を食べて分解し、混ぜて耕し、草木を茂らせる母なる大地(土)を作り出す。

そんな営みが自分たちの足元で今まさに繰り広げられているのだ、という物語を紹介しました。



私自身が大人になってから土壌生物の営みを知って感動したので、どうしても子どもたちに伝えたく。命が繋がっているんだ(自分自身も含めて)ってことを、実感出来る観察会にしたくて。



私たちからのメッセージ、受け取ってくれたかな。心に響いてくれたかな。

何より、自身が一番楽しかったです、ありがとう✨


2026年3月。娘は2歳から4年間通った森のようちえんを卒園した。

都市部の二次的自然の中とは言え、毎日野外で遊び、様々な生きものに出会い、四季の移ろいを感じ、目の前の自然がもたらす恵みや畏怖を感じて過ごした4年間は、彼女の原体験として十分なものだったと感謝している。


共に育ち合った仲間や暖かく見守り導いてくれた先生方へ、感謝の気持ちを込めて手作りの贈り物をすることにした娘。

春の陽気で一斉に咲き始めた雑草のお花畑を目の前に、大好きな雑草のお花を摘んでドライフラワーにしてボタニカルキャンドルを作ることを思い付いた娘と私。


作ったこと無いし、卒園まで1週間しか無いけど間に合うのか!?



雑草のお花摘みなら大得意ビックリマーク


幼稚園ではこうやって雑草を山のように摘んで花束にして持って帰って来るのだけど、家に持ち帰った後は一切見向きもせず、数日後にはゴミ箱行きだった。せっかく一生懸命摘んできたお花なのに勿体無いなぁと思っていたので、良い保存方法を思い付いたと自負。



摘んだお花はなるべく萎れる前に、ドライフラワー用のシリカゲルの中にうずめる。



3日くらい経ってから、掘り出してみると、、、


乾いてる!色も保たれて、良い感じ。


実はこのドライフラワー用シリカゲルを使う前に、食品用シリカゲルのつぶつぶを袋から出してその中にお花をうずめて電子レンジでチンして乾燥させてみたところ、お花がくちゃくちゃにしぼんで大失敗してしまったのだ。(写真は撮っていまへん)

ドライフラワー用のシリカゲルを使うとこんなにもキレイに仕上がる。すごい。



百均で買って10年くらい押入れの中で眠っていたロウソクを出して、ポキポキ折って細かく砕いて湯煎で溶かし、チョコレート用のシリコンモールドにロウを流し込む。

ロウが冷え固まらないうちに、ドライフラワーを散りばめる。




ロウソクから取った芯を短く切って真ん中に立てて固めたら、完成スター



6歳にしては上出来すぎだろー



火を灯してみると…


オシャレ飛び出すハート

お花は焦げてるにっこり



ラッピングバッグに入れたら、映えるー



そして最終登園日のお楽しみ会。

卒園生たちは、それぞれの手作りの贈り物を配り、キャッキャキャキャと大盛り上がり。


わ〜 可愛いラブラブ



キラキラした美しい想い出に包まれて、娘は旅立つ。卒園おめでとうビックリマーク



私から娘への卒園記念の贈り物、カイコの糸で縫った布製しおりにはとても喜んでくれましたーチョキ



2025年春に年長さんになった娘と一緒に育てたカイコちゃん。

 

 

カイコちゃんを死なせずに繭から糸を採る作業に挑戦し、ぬるま湯に浸しながら何とか糸が採れることは分かったが、手間が掛かりすぎて実用には向かないことを痛感した。



そして、誰もが考えるであろう、「成虫が脱出した後の、穴の開いた繭からは糸は採れないの?」という疑問に挑戦したものの見事に玉砕し、不可能だと分かった。


ではどうやって実用出来る糸を採ろう?と考えていたところ…


 

繭を作った29匹のカイコのうち、6匹が羽化しないまま息絶えたようで、何ヶ月待っても繭の中から出てこなかった。

死んでしまったカイコの、穴の開いていない繭。これなら心置きなく繭を煮沸して、長い糸を採れるね!

 

ということで、家族が寝静まった丑三つ時に、糸紡ぎ作業に挑む…

 

 

こうやって、長い1本の糸を糸巻きに巻いていき、5-6本の糸巻きから糸を撚り合わせれば丈夫な絹糸が出来るはずだ!

 

 


…と思ったが、目論見は完全に外れた。糸巻きに巻きつけた1本の細い細い糸は、糸の周りに残っていたセリシンで(?)固くくっついてしまい、糸口が全く見つからない状態になってしまっていたのだ。

これでは撚り糸が作れない。どうしよう、、、


 

その時ふと思い付いたが、縫い物で糸を使う時、手縫いならせいぜい60cmとか、長くても1mとかに切ってから使うよね。

そうか!糸巻きに何十メートルも巻き付けられるような長い糸を採る必要は無いんだ!お店で売ってる製品のような状態で糸を採る必要は無いんだ!

60cmの撚り糸を何本か採れれば良いやと開き直って、再チャレンジ。

 

洗濯物干しと割り箸の間を10〜15往復して、それを束ねて撚り糸にする。繭からほどけてくる細い細い1本の糸が切れないように、優しい力加減で繭を往復させるのは真夜中の酔っ払いには至難な繊細な業であった。

 

↑ほっそ~~~いカイコの糸。

 

↑15~20本ほどを束ねた糸。

 

↑ラップの芯に巻き付けた撚り糸。トイレットペーパーの芯じゃないよ!

 

 

 

そしてもう眠くて眠くてこれ以上無理!と諦めるまでに、約60cm×2本の撚り糸を紡ぎ上げた。

引っ張ってみると、まずまずの強度。

拡大して見ると、撚ってあると言うより、ただ束ねただけって感じ…

 

 

 

この糸で、卒園記念品の布製しおりを縫ってみる。

このプレゼントのためだけにカイコの幼虫のイラストを描く。我ながらすごい情熱…


 

 

思い返せば1年半越しの大きな野望。

「娘と一緒にカイコを育てて、その繭から絹糸を採って卒園記念品を作る」

 

願わくば、本当は桑の葉染めで糸を黄色に染めたかったけど、そこまで手が回らず…

 

 

撚り糸でなくただ束ねただけの糸なので、縫っている間にバラけて1本1本が千切れてどんどんその束が細くなっていく…。

めちゃくちゃ縫いにくい。

 


思い通りにならない糸と格闘し悪戦苦闘しながら、6歳の娘とカイコちゃんたちとの愛しくて楽しくて二度と戻らないあの日々の記憶を、ヨレヨレの絹糸に込めてひと針ひと針縫っていく。

 

 

そして、なんとか縫い上げた❣️

想像よりだいぶ難航したものの、やり遂げた達成感に感無量。



↑けばけば。



その傍らで、昨年のカイコちゃんたちが産み落とした卵から早々に孵化してしまったたくさんの1齢幼虫たちを2月末日に発見し、愕然とするのである…(桑の葉はまだ芽吹いていない驚き

つづく。。。





スズメガイラスト布製しおりは

下記ショップでご購入頂けますよだれ

カイコイラスト布製しおりも需要があれば販売しようかなー


誰もが驚く野望を 隠し持ってる前頭葉。


「東京都区部〜多摩地区で見られるスズメガ幼虫図鑑を、自分のイラストで作りたい」


そんな野望を胸に、今絵を描きまくっている。

スズメガたちが蛹越冬中のため、道端でのときめく出会いが無い今、私の情熱は創作活動に専ら注がれてしまっている。家事を後回しにして、、、真顔




↑エビガラスズメ


↑上段:キイロスズメ 下段:ホシホウジャク



出版社を通してとか大それた話じゃなく、家庭用プリンターで印刷して手製本で豆本図鑑作りたいっていう、趣味の延長のものでして。専門家の監修とか編集者の査読とかそういうのを経ないで、好き勝手に描くという。極力、確からしい事のみ書くように心掛けますけれども。

で、ハンドメイド雑貨として販売するという野望。


あくまでも目標は図鑑の制作なのですが、絵を描いていると色々閃くのです。

「この細長いイモムシの形状は、本の栞にしたらピッタリ。」

「イモムシたちは、栞になるためにこの細長い形状だったんだ…!」



閃いたので、作りました。

「スズメガ幼虫しおり」







商品紹介↓↓↓


世界中のスズメガ好きの人と読書好きの人にお届けしたい一品❣️

スズメガ幼虫イラストを概ね実物大にプリントした布製しおりの販売を開始しました。マグネットでページを挟んで留めるので、ズレない・落ちないというこだわりの仕様。

しおりをセットすればスズメガ幼虫の可愛い尾角が本からはみ出し、その居場所を教えてくれます。

通勤電車の中や職場、カフェなどで本を開けばドデカい幼虫の虫体が現れ、周りの人たちにギョッとされること請け合い。話題作りにも一役買ってくれるはず。

本から飛び出した尾角の特徴で種を見分けることが出来るようになれば、特技として履歴書にも書けるでしょう。


スズメガ幼虫好きにはたまらない一品で、自分用にはもちろん、大切な人へのギフトとしてもぴったりです。


一つ一つ丁寧に、心を込めて手縫いで製作しているため数量限定。読む楽しみ・見られる楽しみが広がる一品をぜひ手にお取りください。」



我が家、ミシンが無いので手縫いなんですよ…

1つ作るにもめちゃくちゃ時間かかるので、在庫がまだ全然ありませんが、「SOLD OUT」または「予約販売」と表示されている商品については、ショップのお問い合わせフォームからご連絡いただければ可能な限り対応します。


下記ショップでご購入出来ますよだれ

よろしくですー



そのうち、スズメガ幼虫図鑑も販売しますんでーオエー

10月中旬に4齢幼虫になった後、1週間見ない間にいつの間にかツノが丸っこく変化しお馴染みの越冬幼虫の姿になったゴマちゃん。

↑左の4齢から、右になるまでの1週間の間に脱皮したかどうか不明。5齢かもしれない右。


自分の居場所と決めた葉っぱの葉柄を糸で留めているようで、その後数日は他の葉っぱに出かけて食べては元の葉っぱの台座に戻り、食べては戻りを繰り返していた。



↑糸で留めた葉っぱの隣近所を食べ尽くすゴマちゃん



最終的には留めてあった葉っぱも食べてしまい別の枝に移動していったが、移動した先でも1枚の葉っぱの葉柄を留めて台座を作ってそこに居座っていた。

↑11月4日 食べる葉っぱは留めてないみたい。



やがて11月初旬頃からはゴマちゃんは摂食をやめ、糸で留めた葉っぱの表面でじっとしているようになった。

↑11月8日 色が薄くなった。


↑葉柄はしっかり留めてある。



隣近所の葉っぱがどんどん落葉していく中、ゴマちゃんが居座っているこの1枚は葉柄が枝から取れても糸でしっかり留まっており、ゴマちゃんの意図によって落ちないようにされているものと思われた。


徐々に体の色が変わっていき、茶色っぽくなっていく。11月下旬、越冬幼虫のお馴染みの色の茶色になった。

↑11月12日 葉っぱと同じ、薄い透け感のあるマスカット色。


↑11月16日 黄色っぽさが加わり背中の突起は茶色。


↑11月19日 茶色さが増している


写真を撮り忘れたが11月21日もまだ同じ場所にいたが…



中1日空いて11月23日に見ると、あの場所に居なくなっていた。



エノキの根本を見ると…


落ち葉の上に移動していた。



あぁついに!!

こうして越冬幼虫になるのだね。

大好きなゴマダラチョウの生態に一歩迫ることが出来た、ワクワクする観察の日々でしたニコニコ飛び出すハート



越冬幼虫が4齢なのか5齢なのかは、来年秋の観察に持ち越し魂が抜ける