超自己満足的自己表現 -24ページ目

ミラー! (652)裏で行われていること・・・

 ある日総監から呼び出された。もちろん総監に呼び出されることは珍しい。もしかしてこの前の演習評価が思わしくなかったのかな?



僕は、総監の部屋の前へ立ち制服を整えて、深呼吸。



「衛生隊遠藤3等陸佐、入ります。」



と声をかけ、ドアを開ける。大叔父さんが総監をしていたころはよくここへ来たものだけれども、その後はない。ほんと何言われるかドキドキしながら中へ入る。すると中には大叔父さんが総監と談笑していた。そういや総監は、大叔父さんの後輩というか同じ派閥的なところの一員だ。防大卒という学閥の中にもいろんな派閥があるわけで、そこの一つに大叔父さんがいた派閥があった。まあ、源家は代々そこの派閥らしいけど…まあ言う保守的な派閥だと思う。



「おお、来たか。遠藤君そこへ座りなさい。」



とにこやかに話す総監。お叱りではなさそうだ。



「先日の演習、よくやってくれた。各方面からの評価が高かったよ。君に任せてよかったと思っている。」

「はい、ありがとうございます。」



そういうと、総監は周りにいる部下たちを遠ざけた。この部屋にいるのは総監、大叔父さん、そして僕だけになった。すると空気が一変する。



「あの…。何か…?」



すると大叔父さんが重い口を開いた。



「春希君、そろそろ退官の準備をしたらどうかな?」

「え…?」



退官?今のところ続けようと思っているのに?そりゃ退官を考えたこともあるけど…。



「最近どんどん医官としての仕事を減らされていると感じないか?今回も医官らしいことはせずに司令側として動いていたよな?」



そういえばそう…。駐屯地内では医務室にいることは少ない。ほとんと部隊で雑用をしたり、幹部室で書き物をしたり…医官らしいことをあまりしていない。



すると大叔父さんはため息をついた。



「春希君は、指揮幕僚受験を考えているようだが、いくら受験をしてTOPの成績をとったとしても、100%合格はない。それどころかどんどん医官としての仕事を奪われるだろう。近いうち、民間派遣も打ち切られるかもしれない。あと、病院勤務の希望も、あるところの関与で握りつぶされているよ。幹部学校の件もそうだ。」



あるところ・・・?



「すぐに退官はしなくてもいいけれど、今の部隊での仕事が落ち着いたら…そうだな2,3年のうちに…。」

「あの…あるところって…?」

「ま、それは遠藤代議士が絡んでいるのだけれども…。と言って遠藤代議士が動いているではなく、その周りだよ。もう遠藤代議士は長く代議士をしすぎたし、そろそろ引退を…って声もある。といってもまだまだ若いのだけれどね。ということだ…。」



大叔父さんはそれ以上は言わなかったけれど、まあ言うこの僕がお父さんの跡を継ぐ時期が来たんじゃないか?ということだろう。



たぶん動いているのは弐條派。

もともと弐條血筋の僕を政治家として養成させたいのか?



いずれと思っていたことだけれど、こんなに早く話が来るとは思わなかった。まだまだお父さんは十分できると思っていたし…。兄の春斗は、来年行われる衆議院選挙に、弐條雅司代議士の後継者として出馬が決まっている。お祖母ちゃんもそのことでほんと若返ったように動いている。



もしかして…この僕を退官させようとしている中心人物って…お祖母ちゃんなんだろうか。お祖母ちゃんならあり得る。強引なところがあるし…。



まあいずれ考えないといけないことなんだろうけれど、そのタイミングがやってきたってことかな…?

40周年記念ブルーインパルス特集本?

もらった自衛隊関連の古本に入ってました。


超自己満足的自己表現

あ、横ですみません…。

ブルーインパルスの「ブ」も知らない頃です^^;


中身は充実していますよ。マジで。


もらった本で一番古いのは、昭和58年のF15の本。

新しいのは航空自衛隊50周年の本。


いい資料となります。

ありがとうございました♪


取引先の××さん。

ミラー! (651)災害派遣専門衛生隊(BlogPet)

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所属部隊へ週1回派遣命令が集められないことは中隊があった雑誌の準備を起用した。
話は嬉しそうにいて記者会見があったくらいだったけど、いつ何時派遣依頼がまあ言うかな返事を背負ったメンバーができた通りの者と派遣され承認されたの異動で何と言う司令官だけど、9月に呼び出され承認されたの企画がまあ言うか…ほんと今まで中途半端な?いつも聞いて記者会見が取れないかな妻の部下たちも言えない。

*このエントリは、ブログペットの「こうさぎ」が書きました。

冗談も審議(BlogPet)

きょうなお^^と、冗談も審議ー!

*このエントリは、ブログペットの「こうさぎ」が書きました。

ミラー! (651)災害派遣専門衛生隊

 所属部隊へ戻る。また当分単身赴任の一人暮らし。衛生学校で研修してきたことを僕の中隊の者たちみんなに伝え、そしていつでも派遣依頼が来ても即座に出動できるための準備を行う。



夏の異動で、国会で審議され承認された通りの即応衛生中隊が方面隊衛生隊毎に編成されて、派遣に適したメンバーが集められ、いつでもどこでも派遣命令が下ると派遣できる状態へと整えた。まずは手始めに、9月に行われる行政・警察・消防・自衛隊との合同防災演習がまあ言うデビューになるわけ。僕は中隊長だし、この演習の自衛隊衛生隊の責任者となる。はあ…ほんと今まで中途半端な中隊長だったけど、これで何と言うか…大きな責任を背負うことになるんだよね。


 話は変わるけれど、美里を起用した雑誌の企画が通り、美里の妊娠も合わせて記者会見が行われた。まだ安定期じゃないけど、順調だと聞いている。美里は嬉しそうに毎日の報告を兼ねた電話の時に話してくれた。


「今度いつ東京へ戻れそう?」


と、いつも聞いてくる。新しくできた中隊についてから、ほんと休みが取れないというか、いつ何時派遣要請が来ても動けるようにと、管轄内から出られない状態に近い。それを言いたくても言えないからつらい…言ったらきっと気落ちするんじゃないかな?いつも曖昧な返事をして電話を切る。



新婚だし、子供も大切な時期。そして大切な妻のおなかには新しい命。本当は傍にいてやりたいんだけど、大切な任務を背負った中隊にいる、そしてその中隊長。他の部下たちも我慢しているのにこの僕だけ…ってことはできないだろう。



今までみたいに当直以外完全週末休みはない。それでもなくても僕は民間病院へ週1回派遣されているしね…。


 防災演習はなんとか無事に終了し、ニュースに取り上げられたくらいだった。僕はまあ言う司令官だから、司令本部にいて医官らしいことができないことでちょっとイライラすることもあった。なんか僕がやりたいことと違うと違和感があった。でも中隊長に任じられたのだから精一杯頑張らないとと思う。でもねえ…と思っているときに、ある日総監に呼び出された。

某駐屯地向けイラストお仕事経過報告~「陸曹クン」今後のネタばれあり

松島から愛をこめて…

ミラー! (650)契約

 関西へ帰る前に、美里の事務所との話し合いがあった。もちろん美里が完全引退かそれとも休養かということで…。事務所側は休養としてほしいみたいだね。でも美里はまだ迷っている。



仕事もしたい、でも家族を大切にしたい…。来年の春になれば、美里は4人のお母さんになるんだし…。



まだまだ手のかかる子供たち…。仕事なんてできないと言いたげだった。僕としては美里自身、家に籠るような性格じゃないことくらい知っている。だからこそ、なんとかできないものかと思う。特に美里は、今妊娠が判明したばかり。無理は禁物だ。僕は事務所の意向をじっくり聞く。もちろん、家庭と仕事の両立を考えたような内容だった。僕が東京にいるならいいけれど、いないしね…。近所に僕の親がいるけど、みんな忙しい。家政婦を雇ってもいいけど、それは嫌だという美里。



すると事務所側が、ある企画を持ち出してきた。それはなんというのか、育児雑誌専門の会社。それも妊婦さん向けの雑誌だった。


「誰か所属有名タレントで妊娠した人がいれば是非という企画なんだそうだ。真里菜なら知名度があるし、カリスマ性もある。毎月この雑誌の取材が入るけどね。ちょうど、真里菜の妊娠がわかって、この企画があったのを思い出してね…。今日ご主人をお呼びしたのもこれなんですよ。自宅取材もあるし…。」


そういやこの企画、数年前からやっている。前回は、有名芸人だったよね。とても好評で、この企画で雑誌の知名度が上がった。そろそろ次のタレントを探しているとは聞いたことがある。それか…。


「もちろん真里菜はこの雑誌取材だけをしてくれたらいい。ま、あとはこの雑誌のサイトのブログをできるときだけ書いてくれたらいいみたいだし…。どうでしょうか?ご主人。これなら家庭と仕事の両立ができますよね?」
「ま、まあ…。」


僕は美里のほうを見る。企画書をじっと見ている美里。まだ妊娠が判明したばかりなんだけどね…。もし途中で何かあったらどうするんだろうね…。


「美里はどうしたいわけ?」
「え?」
「決めるのは美里だろ?僕は美里がしたければしたらいい。生まれてくる子供にとっていい記念になるかもしれない。僕が家にいない分、何かするのもいいし…。今まで僕がいなかったとき、きちんと家事に育児、そして仕事をしていたしね。美里なら大丈夫だと思うよ。きちんと取材の予定は調整してくれると聞いたし…。それくらいならいいんじゃないかな?僕もできる限りこっちへ戻るしね。」
「春希さん…。」


もちろん美里は前向きに話を進めたいと言ってきた。今のところ、東京の病院で診てもらって順調だしね。僕もこっちへの転属希望を出している最中だし。うまく行けばいいよね。

ミラー! (649) 帰京(BlogPet)

なお^^の「ミラー! (649) 帰京」のまねしてかいてみるね

十分に仲がこの学んだよね♪
それが良くなった演習を任じられた夏1週間の仕事な?
演習後、東京に準ずるものでちょっとした演習は分からない♪
あとは自宅へ戻っての教訓を交わしながら、真っ先にいるしたら、それがまず先に僕は医官の名前が行った海外派遣が挙がるんだろうなものをねぎらった夏1種礼装が挙がるんだろうって思うよね…一応佐官だしたりするとした海外のほかにと、色々国会やあるしながらも行くしね。
イタリア語も日常会話程度なら話せる衛生関係だけじゃないけれど、それといけないけれど、いろんな経験も行くした夏1日は野戦病院とかいろいろ考慮するといけないとしね!
災害の活動は一応佐官だよね…一応佐官だよね。

*このエントリは、ブログペットの「こうさぎ」が書きました。

ミラー! (649) 帰京

 十分に休養をとり、東京へ戻ってきた。子供たちはとてもリフレッシュした様子で、にこにこしている。あと、この僕も1週間東京にいるし…。



1週間の間、衛生学校にていろいろ研修がある。災害時のことについて。今回は米軍の衛生関係者も参加しての研修会。僕らの活動は日本国内だけじゃない。PKOとかで海外も行くしね。



最近世界中で自然災害が多発しているしね。だからこそ、アメリカと合同でちょっとした演習と講習を行う。僕はそういうチームに所属しているからね…一応…。



衛生隊には野戦病院とかあり、それとは別にあまり知られていないけれど、特別チームが設けてあったりする。即、国内外を問わず派遣できるように日々準備を欠かさない。僕の場合は、海外派遣経験もあるし、英語のほかにフランス語はペラペラ。イタリア語も、ドイツ語も日常会話程度なら話せるから重宝されている。ここまで話せる衛生隊幹部は僕くらいなもので、もし何時海外派遣が決まったとしたら、この僕がまず先に行かないといけないと思う。というか…経験とかいろいろ考慮すると、真っ先に僕の名前が挙がるんだろうな。海外派遣に限ってだけど。


 衛生学校やある駐屯地で行われる研修会&演習。研修会の日は自宅へ帰ることができるけれど、演習はほんと泊りこみ。僕は医官だけど、司令本部的なところでいろいろ動く。医官の中でも若手の3佐。演習中は自然災害の海外派遣を想定して僕は派遣部隊長役を任じられた。まあなんとかアタフタしながらも3日間の演習をこなした。まあはじめて隊長役をしたわけなんだけど、さてどうかな?


 今回の研修は、今までの災害派遣の教訓を生かすために、時間との勝負。派遣依頼が着たらすぐに、ま、海外の場合、1日以内に衛生隊関係だけでも派遣できるようにと、最近色々国会や防衛省で決まったことで、それに基づいた演習だった。演習後の研修会議では、僕が行った海外派遣の話をしたりもした。もちろん例の行方不明事案については言えないけれど、いろんな経験上のことを、英語で延々と話した。ためになったかは分からないけれど、伝えるべきことは伝えられたんじゃないかと思う。


 すべての日程が終了後、日米衛生隊の打ち上げパーティーというか何というのか…。その時に持ってきた夏1種礼装がいるんだよね。僕は一応佐官だし、きちんとした服装でって前もって言われていたからね。



この日程中に仲が良くなった米兵たちと、色々冗談を交わしながら、今までの労をねぎらった。何か交換しようってことになって、迷彩なら階級章をって思うんだけど、常装だからと、胸についている衛生隊の職種章を渡した。僕はそれに準ずるものを貰ったんだけどね。ほんと勉強になる研修会だったと思うよ。あとはこの学んだことを参加していない者たちに部隊へ持ち帰って指導する。それがこの僕の仕事なんだよね。