イラスト仕事♪
最近なんか徐々にだけど話が来ています。
といってもお金もらえないけれど、お金に換えられないものをいただけます。
人脈も徐々にだけど広がっています。
今まで雲の上のような人だった方と知り合えたり、形として残るモノに採用が決まったりと、ほんとうれしい限りです。
春に勇気を出してお偉い方へイラストを見せ、そして話したことがきっかけで、そのひと月後にイラストの依頼が。
これも形に残る仕事の一つ。
そして何気なしに応募したものの採用通知が来たし。
これも採用先の歴史に残るものだし。
今日(といっても昨日か)、苦手だけど似顔絵のお仕事をいただきました。
もちろんお金にはなりません。
しかしお金に換えられないものを得ることができます。
私のような下手くそな絵がその方々に受けいれられ、可愛がられ、そして指名していただける。
こんなうれしいことはありません。
何事も諦めないこと、続けることが大切なんだと実感しました。
そして出会いも大切なんですね。
こんな歳で、絵を描いているなんてばかばかしいと思ったこともありました。
諦めた事もありました。
でも違ったんです。
ホントに…。
色々大切にしなきゃ。
これからもよろしくお願いします。
心から応援してくださっている方々へ、感謝したい。
そして、夢に向かっての第一歩を踏ませてくれた「陸曹クン」に感謝したい。
陸曹クンと出会って今年で3年です。
君がいなければ、今の私はないかも。
陸曹クンはホント私の大切な2次元の人です。
ありがとうね、陸曹クン。
そしてみなさんありがとう^^
これからもがんばります。
ミラー! (672)観閲式
観閲式当日。何とかお父さんに無理いって、家族全員分の入場券を準備してもらう。もうこういう行事には参加しないと思うし、子供たちにも見て欲しいと思ったから。滅多に元防衛大臣で元総理大臣であったお父さんのコネを使ってこういうことはしないけれど、今回はお父さんもそのほうがいいねと言ってすぐに手配してくれたのだ。
この日のために、綺麗に洗車された車体。そして部下たちの装備も丁寧に仕上げてあった。車両パレードしか出ないので楽でいい。時間が来るまで、裏で待つ。表ではお偉いさんの長い言葉。防医大の時はじっと動かないように聞いていた。当時は学生隊の小隊長だったから、所属隊の先頭でとても緊張したっけ…。そんなことを考えながら、時間を潰していた。パレードの時間がやってきて、定位置につく。中央即応集団の次。僕は小型トラックの助手席。後ろには隊旗を持った部下。
「遠藤3佐。先週みたいに体勢を崩さないようにお願いしますよ。」
と、笑って話す旗手。
「三木君の運転次第だよね。」
と言って和む。
さて出番がやってきた。祝典ギャロップの曲に合わせて、車両を進める。アナウンスで、部隊編制とこの前の災害派遣の紹介がある。現総理大臣たちの前あたりで、僕の名前が呼ばれる。
「指揮官は、遠藤春希3等陸佐です。」
そのアナウンスと同時に敬礼の号令をかけ、僕は観閲台へ向かって敬礼をする。今回は体勢を崩さずに何とか出番を終え、車両を定位置へ停める。何とかすべてのパレードが終わる。
パレードが終わり、後片付けのあと、車両の一般展示があるけれど、僕は一応自由。あとを部下たちに任せて、家族と待ち合わせ。
「パパ!」
と、僕の姿を見るなり、走ってくる未来と美紅。この前自宅へ戻ったといっても少ししか一緒にいることができなかったからね。
「やっぱり、パパってかっこいい!!!」
と、パレードを見て思ったのか、目を輝かせている未来。僕は3人の子供たちの頭をなでて、笑う。この前会うことができなかった優希。本当に久しぶり。夏休み以来かな?ずいぶん背が高くなって、160センチくらいあるみたい。もう5年生だしねえ…。僕と亡くなった優奈のいいところばかり似た親ばかかもしれないけれど、顔はいいほうだと思う。すらっとモデル体型。もっと背が伸びるんだとうなあと思う。
もちろん未来も、幼稚園年長さんにしては背が大きい。1年生?いや2年生に見えるくらい大きくて、さすが僕と美里の子だね。僕も美里も身長は平均以上。顔も二人のいいところを貰っているけれど、どっちかというとこの僕に似てきたと思う。
美紅は母親に似たのか結構小さい。結構優奈は小さかったし…。美紅はほんと優奈の小さいころに瓜二つで、優奈がそこにいるみたい。
「パパ、この前言えなかったけれど、海外派遣、お疲れ様。」
え?優希の口からこんな言葉が出るとは思わなかった。前回の時は、優奈が亡くなってすぐだったのか、口も利かないくらい黙り込んでいた。
「僕はパパが誇らしいと思うよ。この前ね、学校で社会の発表があってね、僕はパパの仕事について調べて発表したんだ。お爺ちゃんに聞いたり、新聞で調べたり、インターネットで調べたりしてね、すごくパパは人のために頑張っているんだなって思ったんだ。それも、この前は日本で一番初めに行ったんでしょ?先生もたくさん褒めてくれたし、クラスの子たちも、驚いてたよ。いつもみんなのために頑張ってくれてありがとう。僕もパパみたいな仕事がしたいな。人のためになる仕事がしたいな。」
と言ってこの僕に抱きついた。僕はこんな言葉が優希から聞けると思わなくてつい感動してしまって泣いていた。
ミラー! (671)一時東京へ
記念式典の次の日、本来であれば代休なんだけど、東京へ移動。車両担当の隊員はぶーぶーいいながらも、安全運転で一路東京へ。中国道、名神、中央道を乗り継ぎ、東京へ向かう。相変わらず、僕は楽なもの。小型トラックの助手席に座っているだけ。部下の陸曹が交代で運転してくれる。
中央道は自然な多いから、綺麗な景色を見ながら進んだ。もちろん途中のSAで、大好きなキャラメルを仕入れる。そして部下たちへの差し入れも忘れない。派遣から帰ってきてろくに休日もない部下たち。疲れているのも知っている。
SAにいると、こういう車両が好きな人たちが集まってくる。もちろん僕の部隊の車両と同じものは、全国に合わせて5台しかないから珍しい。携帯で写真を撮っていく人、呼びとめられていろいろ聞いてくる人ももちらほら。内部を見せるわけにはいかないけれど、できる範囲内で説明をしたりする。
何とか予定時刻内に観閲式が行われる朝霞駐屯地へ到着。指定された駐車スペースに車両を停めて、到着後の雑用を済ませる。もちろん式典のための資料も貰い、部下たちへ配った。泊りは一応、駐屯地内。僕らの部隊は強行参加だから、他の部隊よりも気合入れて練習やら予行をしないといけない。
久しぶりの観閲式参加。防医大時代に出た以来になる。ま、部隊で唯一流れを知っている。貰った資料を片手に、運営関係者を交えて会議を重ねる。他の参加部隊の足を引っ張らないようにね。
練習や予行がない日が1日だけあり、その日は皆自由行動。もちろん僕は自宅へ戻る。一部の部下が、うちへ遊びに行きたいと言っていたので、いいよというと、なんだか知らないけれど、部下のほとんどが来ることになった。まあ、大きな家だからいいけれど…。
前もって伝えておいたから、美里は嫌な顔をせずに迎えてくれた。子供たちは学校と幼稚園だから、いなかったのは残念だけど、美里が準備したランチをワイワイいいながら食べる。
「ほんと中隊長ってお坊ちゃんですね。」
「え?そうかな?」
「だってこんな大きな家へ住んではるんでしょ?いくら幹部自衛官でも普通は無理ですよ。ここ東京でも有名な高級住宅地ですし…。」
ん・・・ま、そういえばそうかもしれない。
「ここは、実父からの生前贈与で貰ったんだよ。だからと言って優雅な生活はしていないよ。」
「でも、中隊長の車ってレクサスじゃないですか?結構給料いいんじゃないですか?俺たちに比べたら。」
まあそうだね。医官という特殊な免許持っているから手当がいいし、色々手当がついているのは確かな話。査定も結構いいみたいだし…。でも、一般の医師に比べたら年収は低い。そして最後には…。
「やはり奥さんが、立花真里菜さんだもんなああああ。家帰ってきたらこんな美人がいたら頑張れるよね。」
という始末。結局それが言いたいらしい。何処へ行っても、奥さんが立花真里菜でいいですねって言われる。家じゃ普通なんだけどね…。
ミラー! (670)祝賀会食
体育館で行われる祝賀会食。VIP招待客をはじめ、OBや地域協力会などの招待客が集まる。やはり方面隊だからか、招待客が多くてすし詰め状態。僕はお父さんの付添い人として参加。総監や駐屯地司令。さまざまなVIP招待客からのあいさつの後、乾杯。
その後、会食開始なんだけど、やはり有名政治家の周りには人だかりができる。もちろん僕は後継者として扱われるわけだから、名刺ケース片手にお父さんとともに挨拶を交わす。おなかがすいたのに食べられない状態。横にいる美里も有名タレントなので、サインや握手を求める人で列を作る。人人人で、元気な僕も疲れるくらいだから、美里はどうなんだろう。いくら慣れているとはいえ、身重。
ちらっと春斗が気になって見てみる。やはり選挙が絡んでいるからか、雅美を連れてあいさつ回り。総監部のあるところの地域は選挙区ではないけれどね。でも顔を売っておかないと。
まあ、兄である春斗よりもこの僕のほうが顔が売れている。いつもあいさつなどに行くと、「ああ、遠藤春希さんのお兄さん?」と言われるらしい。それで余計に頑張っている。まあこういう場は一種の選挙運動の場でもあるし…。有力な人たちが集まるからね。
「遠藤代議士。いつ息子さんはあとを継がれるのですか?」
と、支持者と思われる初老の男性に声をかけられたお父さん。苦笑しながら…。
「春希はまだやりたいことがあるみたいですので…。まだ私も頑張れますからね。」
という。あと2,3年は自衛隊で頑張りたいと思っているのは確かだし、そのことをお父さんに報告している。そうだな…。お父さんはあと2期衆議院議員を務めたらってとこだろうか。自衛隊を辞めたら、政治家として修行もしようと思っているし…。
祝賀会も中盤の頃、ちょっと疲れ気味の美里と雅美を呼んで、会場の隅のほうに椅子を借りて座らせる。
「ありがとう…。」
と雅美と美里が言った。僕は食べるものと飲み物を二人へ運んで、食べてもらう。二人ともあいさつばかりで、何も食べてないからね。僕はデザート類を持ってきて一緒に食べた。
「ほんとに二人とも大丈夫?」
「うん。なんとかね。私はいいけど、雅美さんはさ来月予定でしょ?ほんと疲れると思うわ。」
と雅美に気遣う美里。ほんとそうだね。いくら体力はあるといっても妊娠後期には疲れると思う。心配された総監OBである大叔父さんも、雅美のそばにやってきて、いろいろ聞いてくる。
「雅美、つらいようだったら、ここを抜けて、実家の部屋で横になってきたらいい。春斗君に行って迎えに来てもらえばいいことだから。」
「ありがとう、お父さん。大丈夫。遠藤が椅子持ってきてくれたから…。」
ほんと心配そうな表情の大叔父さん。もちろん春斗も気になってちらちらとこちらをうかがっている。雅美は頑張り屋さんだから心配だよね。頑張りすぎて、玲奈ちゃんを早産したんだし…。
何とか会食も終わり、お父さんたちは僕の自宅へ戻る。着替えた後、お父さんたちと美里は東京へ戻ることになっている。僕はお父さんとお母さんに美里のことを頼んで手を振り別れた。といっても来週行われる自衛隊観閲式のために東京へ戻るんだけどね。
ミラー! (669)式典(BlogPet)
着替えをこらえる美里!
いつもはわかる!!
お偉いさんの国会議員が式辞がある災害等医療援助隊!!
長い長い長い長い式典会場へは衛生隊、顔色とか先任曹長とか見て真面目に行っていたいと手!
それをつないではわかる?
他のように行ってていたいの号令がある?
国会議員の車両に雅美が急きょ出席できないしたとこな式辞を長期間しねってことができないし…♪
まあいうとなる。
お偉いさんで話しているときくらいかの横へ向かう。
たとえ1秒でも長くいたかな?一番前で部隊識別帽。
僕としね。
*このエントリは、ブログペットの「こうさぎ」が書きました。
ミラー! (669)式典
着替えを済ませ、部下の元へ。迷彩服に派遣部隊識別帽。首には衛生隊色のスカーフ僕が指揮する部隊は、観閲行進のみだから、更新時間まで結構待ち時間がある。
式典が始まる。お偉いさんの訓示や祝辞が始まる。国会議員の祝辞では、管轄各県選出の国会議員が簡単に祝辞を述べる。まずは石川県選出の僕の養父。今まで他の議員が祝辞を述べていたけれど、元防衛大臣、元総理大臣の養父は初めてここへ立ち、祝辞を述べている。さすが防衛大臣を長期間していただけはある。他の議員のようないかにも選挙運動的なものではなく、聴いていてためになるいいものだった。
そして僕の兄、春斗の番。春斗は、大叔父さんである弐條代議士が急きょ出席できなくなり、代わりに祝辞を預かって読み上げるという形で紹介されている。もちろんこれは選挙のための戦略。まあいう顔を売る戦略。イントネーションは少し違う。もちろん顔がそっくりだけど、声もこの僕と全く同じ。一部の隊員はざわついている。ほんと見た目僕が話しているみたいだからね。
「ほんと遠藤3佐のお兄さんはそっくりですね。」
「まあね…ミラーツインとはいえ、1卵生だし…。」
と、照れ笑い。ほんと昔と違って真面目になったよね。春斗。昔はチャラチャラしてて、僕の嫌いなタイプだった。防医大に行って少し変わって、雅美と付き合いだして、結婚子供ができた途端、真面目になった。昔は性格までミラーだねって言われたけれど、今は見た目だけかな?
紙を見てしゃべっているとはいえ、しっかりとした口調で話している。これなら代議士になったとしても大丈夫だ。
長い長い式典が終わり、観閲行進。僕の部隊はちょうど真ん中くらいかな?一番前の車両に部隊旗とともに乗る僕。運転手、旗を持つ隊員、そして僕ってこと。後ろには准尉とか先任曹長とかの車両があり、そして最新鋭の衛生車両一式となる。観閲行進開始の号令があり、一斉にエンジンをかける。普通科連隊や施設隊、通信隊、野戦病院の衛生隊。その後に僕の部隊である災害等医療援助隊。誘導係の隊員が旗を振り、発車。微妙な速度で揺れなく走らせる運転手。アナウンスで部隊の説明が行われている。そしてこの僕の名前も呼ばれる。
「部隊長、遠藤春希3等陸佐です。」
中央前で、号令をかけて観閲官へ敬礼。観閲官の後ろあたりに養父が見えたりしてちょっと緊張した。
何とか式典の出番が終わると、すぐ着替えに走る。迷彩服では記念会食へは出ることができないしね。礼装だから時間もかかるし…。ささっと着替えて訓練展示中の式典会場へ向かう。そして何もなかったかのように美里の横へ座る。
「お疲れ!遠藤。かっこよかったよ。」
と、いつものように雅美が声をかけた。
「途中、ちょっとよろけたでしょ?」
「ん?そんなとこまで見えたの?ちょっと運転手がね…。」
「ま、中央を通り過ぎた後だからよかったけど、観閲官の前で体制崩したら笑い物だったよね。」
と雅美がいろいろ突っ込む。それを見て笑いをこらえる美里。
「あ、2個目の国際派遣防衛記念章ね。いいよね。私は1個だけど。」
そういうところをちゃんと見ている雅美。2回目の海外派遣だからね。昨日貰ったとこなんだよね。
訓練展示を見ながら、色々話す。こそっと美里と手をつないでみる。
「大丈夫?暑くない?おなか大丈夫?」
「うん。大丈夫。雅美さんがいるから大丈夫。ずっと雅美さん、私に声をかけてくれていたし。雅美さんも妊婦さんだよ。」
「雅美はあと生まれるのを待つだけだし、美里はまだ安定期に入っていないし…。」
というと微笑む美里。ま、顔色とか見てたら、大丈夫だとはわかる。でも声をかけたいのはほんとに心配しているから。いつもは単身赴任だから、一緒にいるときくらいはいっぱい声をかけたいと思うからで。その光景を見ながら微笑む養母と雅美。あと半日で、またいつものように一人暮らしが始まるんだもの。たとえ1分、1秒でも長くいたいと思うのは当たり前かな?
ミラー! (668)方面隊記念祭
方面隊記念祭当日。いつもよりも早めに出勤。まだ開門2時間前だというのに、ちらほら入場待ちしている一般の人たち。いつものように自転車から降り、IDカードを見せると、警衛の隊員たちは佐官の僕に対して号令をかけ一斉に敬礼をする。僕も敬礼で返し、再び自転車に乗り、衛生隊の建物へ。そして準備を始めている部下の元へ。
この日までにきれいに磨き上げられた方面隊に一組ずつしかない最新鋭の衛生車両。観閲式車両行進のため、定位置に駐車も完了。あとは時間が来るのみだ。
開門されたみたいで、お客さんがたくさん流れ込んできた。僕は、正門へ急ぐ。なぜって?僕の養父が来るから迎えに。もちろん一緒に美里も乗ってくる。黒の高級車2台が、正門から入ってきて、司令部の入っている建物前でとまる。もちろんうちの家族たち。1台には養父母が乗り、もう1台には、弐條代議士の代理で来ている春斗と雅美。そして美里。やはり養父たちはVIP待遇。もちろん代理で来た春斗もそう。ま、養母や雅美と美里は同伴者だから、養父や春斗と別れて、この僕と合流した感じ。
あとひと月半で生まれる雅美。ずいぶんおなかも大きくなってきた。そして美里も細めのマタニテイーのスーツ。ま、傍に妊婦とはいえ、産婦人科医の雅美がいるから安心安心。養母もいるしね。この3人は一般招待客扱い。だからぎりぎりまでこの僕がエスコートしないとね。
正門から桜並木通りを通り、会場へ向かう。桜並木通りでは隊員たちが売店をしている。それを眺めながら4人でゆっくり会場へ。こっそり僕と美里は手をつないでみる。なんだかんだ言って僕と美里は新婚。でもやっぱり照れくさくなって手を離す。それを見た雅美と養母が微笑んだ。
さすが美里は有名カリスマタレント。人だかりができる。サインを求められることもしばしば。だからかなかなか先へ進めない。やっとのことで、式典が行われる会場の招待席へ着く。係の隊員に座席表を見せ、指定された席へ向かう。なんか一応僕の席もあった。
「春希?式典に出るんじゃないの?」
と養母が声をかけた。
「うん。観閲行進だけね。そろそろ着替えいいかないと。でも…。」
というと雅美が
「美里さんと離れたくないんでしょ?もう!ほんとラブラブなんだから。」
とからかってきた。
「じゃあ、着替えに行ってくるよ…。」
と名残惜しげに、その場を立ち去る。