目的は~、目標は~
戦力とは量と質の相乗積である。
なにかの都合で多数を集めることができない場合には、少数の不利を質、すなわち精鋭の利によって補おうというのが少数精鋭主義である。
少数の精鋭は能率が上がる。また少数で奮闘していると、いつのまにか鍛えられて、精鋭になる。
しかし、ひとつの例外がある。
それは、戦争の歴史が
『少数の精鋭が多数の素人に負ける繰り返しだ』
ということである。
中世ヨーロッパのプロ騎士軍隊はナポレオンのアマ大衆の軍隊に敗れている。長篠合戦では、当時日本最強と認識されていた武田騎馬軍団の精鋭が素人くさい織田傭兵軍団の寡兵に完敗した。戊辰戦争や西南戦争では、武士のプロ軍隊は、下士、足軽、百姓、町人によりなる多数の徴兵軍隊に圧倒された。
これらに共通することは、アマチュアはプロフェッショナルより新しい兵器と単純な戦法を持っていたことである。
アマチュア興行より、プロフェッショナル興行の方が試合内容も面白く、選手も強いに決まっている。アマチュア選手がプロフェッショナル選手より良い仕事や面白い試合をするはずはないのであるが、
とかく玄人が素人に圧倒されがちになるのは、
『新しいものに抵抗し、古いものに執着する』
欠点を持っているからである。
えーアウトサイダーの話ですね。
the outsiderのどこに興行的新しさがあるのか不明ですけど明らかにプロの格闘技興行より面白いので書いてみました。
blog放置中
何気に3回程東京へ見に行ってます。
一般方向を誤らなければある程度ミスしても取り返しがつくというか
目的と目標の話ですね
『目的はパリ、目標はフランス軍』
ここでいう目標は目的に到達するための手段であり、当面の前進手段です。
だれもこのブログ見てないので
マトメる事もなくここで終わります。
ブログ休止のおしらせ
えー4月半ばから出張にいっております。環境が整ってないので7月か8月までBLOGは更新できません
そういうわけで
上半期最後の日明兄さん情報
Dr.トマベチ出版記念 第2弾
人生を変えるライブ
五月二十四日(木)
開演18:00~ 開場17:30~
場所
TEKE OFF7
http://www.remus.dti.ne.jp/~kox/TAKE_OFF7/TAKE_OFF_7.html
(渋谷東急ハンズ向かいのバイク屋さんの3階)
料金
\3500(ドリンク別)
出演
苫米地英人/前田日明
和栗由紀夫 島田明日香 (舞踏)
えーSMショーですね。
あと日明兄さん映画出演
また、1980年代はピッツバーグフィルムメイカーズに所属し、映画制作と演劇理論の研究も行う。更に認知心理学研究の成果も応用した現代版スタニスラフスキーシステムによる演劇理論を発表し、役者や女優の訓練でも効果を上げている。最近は、クリスマス島やヒッチコックの「鳥」以来となるクック島でのロケを行った新作映画「Another Dimension」の撮影を終了し、斬新なテーマと、格闘家の前田日明氏の出演などでも話題を呼んでいる。映画はDVD媒体で今秋発売予定。
http://bookmovie.blog70.fc2.com/blog-entry-216.html
あとはアウトサイダーと
田原総一郎 はペテン師であるか否か
去年大阪に戻ってきたので住民票の兼ね合いで今年から選挙にいけることになった。
で大阪府知事選にいってきた。小生は次の総選挙では民主党に入れる予定であるが、民主党支持ではないむしろ自民党を応援したいと思っている。しかし、府知事選では民主が押す候補ではなく自民が押す橋下徹に投票した。
で、である。
小生からみて橋下徹はものごっつう頑張っている。しかし、マスコミは橋下徹を叩くのである。小生の周りの人間も橋下徹はようがんばっとるという意見がほとんどである。しかし、橋下徹は叩かれる。
先の大戦で大本営発表をそのまま掲載し民衆に嘘を流しつづけたマスコミの性質が親方を変え今も続いている。マスコミは真実さえ放送すれば言い訳である。
小生は右でも左でもなく中道でありたいと思っている。いわゆる総論賛成各論反対や総論反対各論賛成みたいな人間であるけれど事実を提示されれば、己の心と相談し結論を出せる人間である。しかし、偽情報を提示されている、報道すべき情報を提示しない、自社の利益の為にバイアスのかかった利己的な編集をし都合のいいコメンテーターを揃え自社のしたい主張をコメントさせる。
ネットがある時代に、んなことやり続けられたらもうアホらしくてやってられないなと。
田原総一郎とまったく関係ない事を書いたが、今チャンネル桜が熱いと言いたい訳です。
今週末、北京オリンピックの聖火リレーが長野である。そして今週末、田原総一郎が司会をする朝まで生テレビがある。何を主題に議論するのか注目です。まあ胡錦濤国家主席の友人であるジャーナリスト田原総一郎がチベット問題や映画『靖国』問題を取り上げないでしょうが。
田原総一郎を中心とするメディアの偏向報道
いおうとうの戦い
えー、この前の続き
山本五十六は元々越後長岡高野家が生家であり山本家に養子に行く。その山本家は越後長岡藩家老であり河井継之助と関わり合いが深く、北越戦争時の当主山本帯刀は北越戦争で戦死している。
奇しくも継之助と五十六は大義のみのそれこそ止むに止まれぬ勝算無き戦いを指揮する。一般兵士や越後長岡藩士は指揮官に従い本土爆撃やら官軍の攻撃やら、それこそ家族や愛する人を守ろうと敵に向かっていく。
将官だけでなく兵士さんも内戦思想を持たないとそれこそ犬死でこんな虚しい死は無いだろうと。
小生は広義の意味での戦争に戦犯などいないと思っており、また歴史の流れからみればあの戦争は仕方ないと思っている立場です。
坂井さんはA級戦犯の靖国合祀に不快感を示していた。前田日明と坂井三郎の対談を読んでいると坂井さんの発言にいくつか矛盾点もあるけれど、目の前で死んでいった戦友に対して坂井さんはそう言わざるを得ないのだという感じがするし、あの現場で戦った人でしか持ち得ない感覚や考え方は頭の悪い小生でも十分過ぎる程理解できる。
独伊三国同盟を阻止できなかった時点でいやそれよりもっと前の時点で・・・、これを書くと変な話になるので日明兄さんの対談後記
日本人の特性を見出す。
戦前、戦後の経過の中で歴史の断絶があると言われているが、坂井さんの話を聞いて断絶ではなく、戦前にあったものは戦後にも引き継がれているのがよくわかった。江戸から明治へ、大正、昭和へと日本人の精神史の地下水は連綿と流れている。
明治以降、日本が一番に直面したのは東洋の精神性と西洋の合理性との融合だと思う。この試行錯誤の途中で不幸にも日本は西洋世界との全面戦争に突入してしまった。そしてその融合の軋轢が露呈した。
でもこの軋轢をしっかり認識しなければ、右に落ちようが左に落ちようが解決策はない。日韓問題、日中問題も日本と世界の関係も。この軋轢を自己弁護のみに認識したら閉鎖的なナショナリズムに流れてしまう。坂井さんはこの軋轢の極限だった大東亜戦争の最前線の戦闘員として、その中で死力を尽くし行動した。それがリアリストの目を養ったと思う。この死線を生き抜いた人の価値をイデオロギーの範疇で見るのではなく、ニュートラルの立場に立って耳を傾けるべきだ。
坂井さんの話を聞くと右でも左でもない中道の道が見えてくる。そこにイデオロギーの入る余地がない。日本という国の過去、現在、未来に繋がる道が一つ一つの話の中に隠れている。襟を正して聞くことである。東洋の精神性の中にはイデオロギーはない。両方を網羅した上での中道なのである。『武道通信』は中道の精神を持ち、日本人の特性を見出していくべきであると、坂井さんの対談では改めて強く感じた。
何故こんなに手が腐る程引用したかというと栗林忠道中将の事を書きたかったからである。栗林中将はクリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』という映画で取り上げられていたらしいが小生はここ数年テレビで放送される映画しか見ていなかったので全く知らなかった。
栗林忠道 - Wikipedia
米国においては、硫黄島の戦いの報道がリアルタイムでなされていた事もあり、この戦闘・栗林の知名度は高い。当時の陸軍では数少ない親米派であり日米開戦に最後まで反対していた事が理由であると思われる。
特に戦後、軍事史研究家やアメリカ軍軍人に対し、「太平洋戦争に於ける日本軍人で優秀な指揮官は誰であるか。」と質問した際、「クリバヤシ将軍(General Kuribayashi)」と栗林の名前を挙げる人物が多いと云われている。結果的に敗北に終わったものの、僅か22平方km(東京都品川区程度)にすぎない硫黄島を、日本軍の3倍以上の兵力、しかも物量・装備全てに於いて圧倒的に有利であったアメリカ海兵隊の攻撃に対し、最後まで兵の士気を低下させずに、アメリカ側の予想を上回る一ヶ月半も防衛した事は、名将と言って差し支えない実績であろう。また硫黄島と沖縄での苦戦から米国上層部では自国軍に甚大な被害が予想される本土上陸戦はできるだけ避けたいと思うようになり、これが連合軍による日本分割という形での終戦を避けることに繋がる。
硫黄島の戦い - Wikipedia
小生の読書癖は歴史物と歴史小説、ドキュメント物になる。故にたいていの人より歴史には詳しく、あなたの知らない事知ってますよ的な優越感もあったのであるが、戦時中こういう事があったのを小生は全く知らず、この年まで知らずにいたのをほんとに情けなく思った次第でございます。
自虐史観ってのはほんとにね、もう嫌なんです。
今年に入って右のリンクページに 青山繁晴のON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay というブログを追加した。青山さんはビートたけしのテレビタックォにコメンテーターとして珠に出てるがあの人は関西で、泣きの青山と呼ばれる程熱い人である。
青山繁晴氏 硫黄島は生きるヒント1/3
青山繁晴氏 硫黄島は生きるヒント2/3
青山繁晴氏 硫黄島は生きるヒント3/3
内戦思想 と 外戦思想
今日、仕事で見知らぬ街へ行ってきた。時間があったのでぶらぶらしていると古本屋の看板が目に入る。小生はamazonで注文し取り寄せる程強く読みたいと思わないが手に届く距離にある本なら読んで見ようという書物が何個かある。その一つの坂井三郎著『大空のサムライ』がその古本屋にあったので即購入。
栗林中将の事を書こうと思い早2週間、前エントリーで書いた吉田松陰の武士道ともリンクしてる感じがする、個人的に乗れる流れになってきたので書いている。
話は飛んで、手元に平成12年発行前田日明編集長武道通信十一ノ巻というムック本がある。日明兄さんと坂井三郎さん【帝国海軍中尉、日本のエースパイロット、出撃200余回、空戦回数100余回、敵機64機撃墜】との対談から抜粋。
戦争と戦闘の違い
前田
いまこの国は、国防、憲法九条、学者だけでなく若者も含めた国民の仲で盛んです。これも小林よしのりさんの『戦争論』が火蓋を切ったと思うんです。坂井さんは『戦争論』お読みになりましたか。
坂井
テレビ番組に出た折、小林さんからサインした本をいただいた。マンガは私のような年寄りには読みにくくて、さーと読んだだけなんですけど、一番に感じた事は、あの戦争をまったく知らない、体験していない人が描いた、ということですね。
私はよく討論会とか講演会に呼ばれますが、聞かれることは戦闘の場面だけなんです。でも戦闘は戦争の一部分であって、国と国が戦うとき戦闘だけで決することはないんです。今でも国際法規にあるように平和的な国際交渉が決裂して、どちらも譲らないという場合は戦争で決するという。
戦争と戦闘は違うのであって、戦争はその国の政治、経済、工業技術、そして国民の戦闘意識の高さの総合戦です。一方、戦闘は軍人と軍人の闘いです。お互いの国が戦争を選択したのであって、私達軍人同士は戦闘部分を引き受けたのであります。決して戦争の責任者ではない。先の戦争で軍人が勝手に始めて負けて帰ってきたなどと言われたんですが、とんでもないことで一番の被害者は我々です。日本人は戦争に対する考え方がなっていないんです。もう少し勉強してもらいたいと思います。
内戦論と外戦論の混同
前田
「新しい歴史教科書をつくる回」の運動や会長の西尾幹二さんの「国民の歴史」などの書が話題になり、自虐史観を見直す機運が高まる中、大東亜戦争開戦は自存自衛の戦いで、やむを得ないものであり、その開戦時の責任者をいつまで責めていてもしょうがないという意見もかなり出てきています。
坂井
そりゃよくないですね。私もよくこの問題は考えてみましたよ。戦争はたしかに自存自衛が犯されると判断したのが第一の理由ですから開戦の大義は正しいとしても日本人の戦争論には大きな間違いがあるんです。
戦争と戦争の違いのほか、もう一つ戦争をする当事者が内戦論と外戦論を混同していたということです。内戦論とは何かというと、これは応仁の乱あたりから日本が乱れてきます。徳川幕府が出来上がるまで内乱です。内乱の中で出来上がった思想、特に指導者の思想というものです。武士道とは何かといいますとね、戦争をする以上は勝つのが目的です。その勝つための実践経験から出た生き様です。ところが内戦は徳川家康が勝とうと毛利元就が負けようと同じ財布の中でやりくりしているんで、どっちだっていいんです。ただそこに妙な思想が生まれてきて結局、戦争とは勝つことが目的ではなくて、家来が自分の主人のために命を捨てると忠臣になる。それが、内戦思想です。
アングロサクソンは徹底的に外戦思想です。異民族との戦いの連続ですから勝つために何をするかだけを考える戦争の歴史がある。日本では美談とされている逸話で上杉謙信が甲斐の国には海がないから塩に困っているらしい、気の毒だということで武田信玄に塩を送ったと。戦う以上は勝つのが目的なのに戦う相手に塩を送る馬鹿がいますか。こういう内戦思想というのが武士道を妙な小義、自分たちだけにしか通用しないものにしてしまった。
前田
勝つか負けるかの前に忠臣として死ねばいいんですね。負けても勇ましく死ねばいいと・・・。
坂井
そう死ねばいいんです。足利尊氏が西へ下って九州で勢力を挽回して上がって来た。さあ尊氏の怖さをしっているから後醍醐天皇をはじめ公家はもう真っ青になってね、大騒ぎ。そのときに選ばれた軍司令官が楠木正成。正成は何としても尊氏を京都の山岳地帯へ引き付けたところで一挙にやらなければ勝ち目はない、軍司令官は俺だ、公家ども黙れと言えば良いものを、負け戦とわかって討ち死にしている。そんなのは、内戦思想で、いわゆる自分の上司のために死ねばいいわけです。軍歌歌謡の作詞家が戦場で戦う息子の心を詠ったのに「夢に出てきた父上に、死んで帰れと励まされ・・・」。どこの世の中に死んで帰れと励ます親がいるというのか。馬鹿もんが!
前田
先の大戦も内戦思想が惨敗の原因だったと・・・
坂井
我が連合艦隊をもって半年や一年は何とかなるけれども後の補給、そして生産能力が段違いではとても勝てませんからやめましょうと言ったならば、山本五十六は名将だったと思いますね。
ミッドウェー海戦にいたっては惨敗を喫す。アメリカより圧倒的優勢の戦力を使いながら主要の精鋭空母艦4隻を失い、飛行機も320機、そして戦士3000余名。それをやらせたのは誰かというとね、あそこ(壁に飾られた写真を差す)私と二人並んでいるドーリット少佐(後将軍に)。ドーリットルは陸軍の双発機を海軍の母艦に積んで、日本本土空襲という奇想天外の作戦を考えた。日本の司令部には海軍の艦に陸軍の爆撃機を積むなんて発想が爪の垢ほどもない。同じ国の軍隊でありながら、反目したふたつの閥でしたから。で、それを知った山本五十六の頭のなかに何があったか・・・。
前田
ドーリットル少佐の日本本土爆撃作戦を許した山本長官の頭は狂ってしまった・・・。
坂井
閣下のおわしますます帝都を夷狄に汚されると。ただそれだけでカーッとなって戦略も何もありはしない。
軍はお偉い方々は我々兵隊上がりと違って海兵、陸士を出た頭の良い人達でしたが日露戦争以来、大きな戦争を体験していないものだから、いつのまにかだらけてしまって軍隊に身をおくことによって立身出世をすることを考えた。
中略
前田
外戦思想、内戦思想という表現はわかりやすいです。当時の親任官たちは天皇に命を捧げればいいという、まさに内戦思想であったわけですね。でも戦闘員もそうですね。自分らのような昭和三十四年生まれの人間が当時の戦記を読むと、どんどん死のうとするんですよ。零戦に一発穴が開いてガソリンが漏れたらもう帰れない、自爆だ!って。何か自滅する為に戦っているような気がしますが。
坂井
それが内戦思想なんですよ。雷撃機だって、いまだったら何億円するでしょうね。戦艦一隻作った年は大不況になっているんですよ。そのくらい日本は貧乏だったんですよ。わらじを履きぞうりを履いてね、モンペを着て、食うか食わずで軍事費に回した。アメリカなんか、いざとなったら戦闘機、機銃もモナカの皮じゃないけども、いくらでも作る国力を持っている。戦争は国と国の総力戦だということがわかっていなかった。
などなど坂井さんは歯に衣を着せぬ発言や提言をこの対談で行なっている。この対談は武道通信のWEBで購入できるようなので興味のある人はどうぞ。
山本五十六は三国同盟に反対し、米国と戦争すれば負けるとわかっていた、常に最前線で戦ったと今日でも評価が高い将軍であるけれど、当時の尉官からの山本五十六評は厳しい物がある。
つづく
前田日明 と 陽明学 その8
いつも書いているが前田日明が陽明学徒である、というのは小生のかってな思い込みでそうであって欲しいというただそれだけの事です。
吉田松陰が高杉晋作に宛てた手紙に次のような一節がある。
「君はよく僕に尋ねた。男子の死ぬべきときはいつでしょうかと。僕も昨年の冬投獄されて以来のことを考えつづけてきたが、今になってやっと死について発見するところがあった。死を好むものではなく、また憎むべきでもない。世の中には生きながら心の死んでいる者がいるかと思えば、その身は滅んでも魂が生きている者もいる。死んで永遠に価値があると信じるなら、いつ死んでもよい。また生きて大きな仕事ができるという見通しがあれば、いつまでも生きたらよいのである。つまり、僕のみるところでは、人間というのは、生死を考えず、要するにしなければならないことをやりとげる心構えが大切なのだ。」
『武士の意地』というのがあって、犬死とわかっていても、逃げたら卑怯者と笑われることをおそれ、助かる見込みはあるのに、切腹して死んでしまう人も多かった。かれらは、それが立派な死と信じていた。
松陰が到達した死生観は、その人間の死に意味があって、永遠に価値あるものなら、いつ死んでもよい、また生きつづけることで価値のある仕事ができるなら、死なずに生きのびたらよいというのである。それまでの武士道とは、かなり違った考えである。
今時間ないしこれは明日しようと思う。明日しようと思っていたらその明日が続いて行き気がついたら死期が近づいていた。夏休みの宿題のように目的や期間が決まっていれば救いはある。しかし人生は期間もわからなければ目的もわからない。
小生は若かりし頃クリスチャンの女の子と付き合っていた。その子は両親がクリスチャンという事もあり先天的に或いは物心がついた時からキリスト教を信じていたがそれはそれは考えがしっかりして良い物は良い悪い物は悪いとはっきりいう子でその好悪の判断基準が聖書に拠っていたとしても魅力的な子であった。
小生はアウトサイダーを通じて与国さんを知り、与国さんのブログを見た。与国さんは後天的になんらかの宗教を学ばれて生きる上で何が大事であるかという事を探求され行動している。その判断基準がなんらかの宗教に拠っていたとしても生きる上で原理原則を持っている人間は魅力的に写るのも事実である。
草莽掘起とは
幕末への起爆剤となったのは大老井伊直弼暗殺である。その計画を聞いた吉田松陰は老中間部詮勝を討つべきだと考える。しかしその計画を察知した長州藩は吉田松陰を牢へ閉じ込めた。
松陰は、すでに、幕府を無用の存在と考えていた。幕府を叩き潰すには、長州藩の力を利用すればよいとみていたのだが、それも駄目だと失望し、ついには『草莽掘起』をとなえる。草莽というのは、幕府や藩につかえる武士でなく、民間人、一般人のことをさしている。民間人が立ちあがれというのである。この草莽掘起の思想が、長州藩の討幕の根本であり、明治維新への精神的背景となる。
草莽掘起の発言から五年後、高杉晋作は奇兵隊という新しい軍隊をつくった。それまでの日本では、戦争をするのは武士だけだと考えられていた。晋作は、その古いしきたりを破って、農民や町民までも含めた軍事組織を創り上げた。高杉晋作はこの奇兵隊により松陰の草莽掘起の思想を具現化させた。
ちなみに日明兄さんがつくったTHE OUTSIDERが日本格闘技界の草莽掘起であるというのは何の根拠もない小生の只の願望である。
高須基仁のメディア国士無双番外編スペシャル 不良の祭典「ジ・アウトサイダー」旗揚げ戦大盛況
格闘技界の草莽掘起 THE OUTSIDER
1月からアレをアレするのを辞め、更新回数も減らしアクセス数減るかなと思ったらむしろ増えて毎日800回ほどクリックしていただいております。もっと更新しないといけないなと思ってた訳ですなかなか時間もなく申し訳なく思っております。
小生のブログはアレを取り上げていた性質上アングラサイトを目指しておりまして、リンクを貼ってくれてる所は RINGSSUPPORTER`SCLUB 関東
という腹固めさんの所だけ、全くブログ宣伝もしてなかったのですがここ数日アクセス数が3倍になっていました。3年ぐらいブログやってるんですがランキングも最高位。これはアウトサイダー特需ですね。
また検索して小生のブログが出てきたら覗いてやってください。
アマチュア&セミプロ格闘家のblogをコマメに見る機会が訪れるとは思いもしなかった。
アウトサイダーが終わって数日経ちます。試合を見る予定もなかったのに、ある意味小生と立ち位置が近い感じで、小生ができない事を代わりに体験してもらってるような感覚で、大会前から出場選手のブログを見て彼らが何を思っているのか、試合が近づくにつれどう心理が変わっていくのかそれが知りたくてずっとブログをチェックしておりました。試合後ブログを書いている選手のみなさんは、リングにあがった事で何かを感じたようで見ていてしみじみといいなぁと感じ、又あの格闘技には似つかわしくないアットホームな会場の雰囲気を懐かしげに思い出したりもしました。同時にプロの人達はこういう事を何度も繰り返し気持ちを噛み殺し平然としてリングにあがってるんだという事を小生は忘れていたのではないかと少し反省した。
でも、ほんとはアウトサイダーに出た選手のように生身の感情が見たいんだなとも思った。アマチュアというある意味、勝敗の関係ない所での闘いというか、人を魅せる闘いの場というんのか、人間力の闘いの場というのか、よくわかりませんがそういう場所なのかな。難しい。
特に小生のような日明兄さん原理主義者は悲観的な事をついつい考えがちになってしまいますが、
できるだけ長く続いて欲しいなと。
FIGHTING NEWS NETWORK RINGS 2007
Hardlineさんがアウトサイダーへ密航されております。
Official: Kimbo Slice to face James Thompson
K-1 MAX EUROPE 2008 GP" turnyra 2008/4/6
出る人はほっとんどしりません。
この前行なわれたリングスリトアニアMMA Bushido2008 デニス・シュナイドミラーとタダスの試合が見れます。
http://jp.youtube.com/user/Agurkiukas
THE OUTSIDER の アレ
数年前の前田日明とある大学での講演会の話
「今は自由な時代だけど、こうやっていろんな大学まわってて、バンカラな硬派な人が少なくなったなぁっていうのはありますよね。
俺、ああいう人大好きでね。ああいう連中はしょうもないことにこだわって(感情のメーターの針を)レッドゾーンの向こうにパーンと飛び越えられるヤツで。そういうふうな人が少なくなったなっていうのがさびしい。
やっぱり人間っていうのは一人ひとりオリジナルだから。自分っていうのは宇宙一つのオリジナルだから。それで思いっきり優越感抱いて、堂々とカッコよく生きていってください。」
Neoくまページさん
3/30 THE OUTSIDERの濃ゆい選手を紹介
■第1試合
黒石高大 vs 秋山翼
http://jp.youtube.com/watch?v=WkZYZEl8TSk
■第6試合
菱沼郷 vs 藤井大督
http://jp.youtube.com/watch?v=nj75Nu4ogGA
■第9試合
酒井知一 vs 生方宣寛
http://jp.youtube.com/watch?v=38OCQMX-i5U
■第14試合
西澤健太 vs 原田桃丸
http://jp.youtube.com/watch?v=7gCrLJxj1Ek
■第21試合
aym-jet vs 瓜田純士
http://jp.youtube.com/watch?v=30EWuvlRy7o
■第22試合
加藤友弥 vs 与国秀行
http://jp.youtube.com/watch?v=m8uQiAzBqnA
http://jp.youtube.com/watch?v=4ailLW_Nnwk
http://jp.youtube.com/watch?v=vr19CT4fkBk
科学者的良心は不合理との妥協を許さないし
不合理を精神力で抹殺する非科学的精神は科学的良心と混じりあう事はない。
華のあるといってもそれは様々要因が重なりあった結果生まれてくるもの。
日明兄さんの色気を小生的に分析すると
極端な科学的良心と極端な非科学的精神との両極を結構なスピードでを行ったり来たりしている揺らぎから来るのではないかと思っている。
ある人はそれを矛盾という訳だが小生などは人間臭くて良いなと思ってしまうのである。
小生は小学生の時 蒼き流星SPTレイズナー というアニメが好きだったんですが、いきなりV-MAX発動みたいな、解かり難いですね。ドラゴンボールの孫悟空 が大猿になって我を失うというような感覚といった方がいいっすね。意識を突き抜けて本能で闘ってしまう選手がここから出てくればいいなと。いないか。
まあそこまでの選手はいないでしょうがマフーフとかバダ・ハリみたいな選手がいたらよいなと、与国さんと加藤さんの試合を見てそんな選手の出現を期待を抱かせるイベントかなと思いました。
プロ興行とアマチュアのアウトサイダーを比較するのもどうかと思いますが、面白いですね。とりあえず、全試合みたいなぁと。早くテレビ放送してください。
日明兄さんのブレーンはやはり あの人
THE OUTSIDER が無事終了。おめでとうございます。
小生が見たかったアパッチ小次郎は、日明兄さん曰くポテンシャルがKID級らしい。小生の嗅覚もまだまだいけるなと小さくガッツポーズ。
試合みてないのでスポナビで張られた写真や各サイトの記事で判断するしかない訳ですけど素敵な大会だったようですね。
いろいろ書きたいことが小生の頭の中にあると思うんですが映像を見てない分、形にならないので省略。
大会記事
第1回THE OUTSIDERを、前田CEOは「70点」「(乱闘の数は)想定以下」と評価
第1試合から乱闘ボッ発! 前田日明プロデュース『THE OUTSIDER』がついに旗揚げ!!
「旗揚げ戦の出来は70点!」前田日明が3.30 THE OUTSIDERS旗揚げ戦を総括!!
試合出場者ブログ
見た人の感想