こんにちは、むーんです。
なんかさむーくなってきましたね。
「最近、秋がどんどん短くなっている」
というお話をよく聞きますが
今年は、私は結構紅葉を楽しめました。
みなさんのお住まいの地域はいかがでしたか?
さて、季節は秋から冬ですが、夏のアルバムをご紹介します。
「あの夏、いちばん静かな海」~サウンドトラック~
レーベル:東芝EMI
品番:TOCP6907
発売日:91/10/09
レーベル:ワンダーシティ
品番:WRCT-1002
発売日:01/06/28
曲目:
1:Silent Love (Main Theme)[6:52]
2:Clifside Waltz 1[3:59]
3:Island Song[3:39]
4:Silent Love (In Search Of Something)[1:10]
5:Bus Stop[5:10]
6:While At Work[1:23]
7:Clifside Waltz 2[3:44]
8:Solitude[1:12]
9:Melody Of Love[1:41]
10:Silent Love (Forever)[3:30]
11:Alone[1:05]
12:Next Is My Turn[0:45]
13:Wave Cruising[4:03]
14:Clifside Waltz 3[3:42]
オススメ度:★★★☆☆
マニアック度:★★★☆☆
難易度(ききやすさ):難★★★☆☆易
画像は東芝EMI版のものです。
1991年上映、北野武監督作品。主演、真木蔵人、大島弘子。
北野作品には珍しく純愛ものの映画です。
久石さんの北野作品第一作目です。
久石さんは、この作品のオファーが来たとき
それまでバイオレンスもの中心であった北野作品のイメージから自分にオファーが来たのは間違いだと勘違いしオファーを断っていますが、
北野監督の強い要望で作曲を引き受けたと言います。
この作品より、北野監督との長いつきあいが始まると考えると
なかなかドラマチックな出会いですね。
作品は聴覚障害を持った主人公の恋愛物語ということで
台詞がほとんど無く、役者の感情表現を音楽で表現するといった非常に難しいものであったようです。
また、北野監督の「通常、音楽が入る場面から全部、音楽を抜きましょう」との提案をうけて
どのように音楽を付けるべきか非常に悩んだとご本人が語っておられます。
そこで、サティ風のメインテーマを作った(Clifside Waltz)のですが、
北野監督が「Silent Love」の方を気に入ったのでそちらがメインテーマとなったようです。
作風は当時の久石さんらしく、シンセサイザーを中心とした音楽&ストリングス音楽となっており
同時代の「驚異の小宇宙人体」「My Lost City」と近い曲調となっています。
特に「My Lost City」とは非常に密接で
7:Clifside Waltz 2
9:Melody Of Love
の2曲は「My Lost City」でも
7:CAPE HOTEL
4:SOLITUDE~IN HER…
としてほぼ同じ曲で収録されています。
(My Lost City(マイロストシティ)【CD紹介その5】参照)
他の北野作品にはない
穏やかな、そして透明感のある久石メロディーが聴けるアルバムとなっています。
よろしければ皆さんもぜひ一度お聞きになってみてください。
久石さんって本当にすばらしいですね。
では。
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