こんにちは。むーんです。

 

しばらくジブリの作品紹介が続きましたので

ここで久石さんのオリジナル作品集(ソロアルバム)をご紹介したいと思います。

 

今回ご紹介するアルバムは

「My Lost City」

です。

 

 

「My Lost City」

 

 

 

 

レーベル:東芝EMI

品番:TOCT6414

発売日:92/02/12

 

曲目

1:PROLOGUE

2:DRIFTING IN THE CITY

3:1920~AGE OF ILLUSION

4:SOLITUDE~IN HER…

5:TWO OF US

6:JEALOUSY

7:CAPE HOTEL

8:MADNESS

9:WINTER DREAMS

10:TANGO X.T.C

11:MY LOST CITY

 

 

オススメ度:★★★★☆

マニアック度:★★★☆☆

難易度(ききやすさ):難★★★☆☆易

 

 

このソロアルバム「My Lost City」

ソロアルバムの中で私が初めて購入した思い出のあるアルバムです。

 

全体の曲調は

哀愁漂う、もの悲しい、悲哀に満ちた暗めの曲が多く

まさに「My Lost City」といった雰囲気です。

この頃の久石さんの曲は映画「紅の豚」の影響もあるのか

人生を達観した人のような哀愁に満ちたものが多く

弦楽を中心とした小規模で落ち着いた曲が多い傾向にあると私は思います。

中には激しい感じの曲もあり8曲目のMADNESS(狂気)などは

映画「紅の豚」にも使用されています(飛行艇が工場から飛び出すシーン)。

当時私はこのアルバムを聴きすぎて

人生を憂うように黄昏れていたものです(周りには引かれていたことでしょう…)。

 

 

どの曲も大好きな曲なのですが

あえて一曲をあげるなら5曲目の「TWO OF US」を私はオススメします。

タイトルの通り二つの旋律をバイオリンチェロが奏で

それをピアノがフォローしながら音楽を紡いでゆく…

そんな感じの弦楽三重奏の曲となっています。

実は原曲は大林宣彦監督の映画「ふたり」の主題曲で

映画のテーマに絶妙にマッチしたすてきな曲です。

 

作品の年代がジブリで言うと「紅の豚」の年代なので

曲調が「紅の豚」に似通った傾向があります。

「紅の豚」の音楽の雰囲気が好きな人は

このアルバムも気に入ってもらえると思います。

 

30年近くたっても色あせない

すてきな曲を集めた

テーマ性の高いすばらしいアルバムだと私は思います。

 

よろしければ皆さんもぜひ一度お聞きになってみてください。

久石さんって本当にすばらしいですね。

では。

 

 

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