こんにちは、「まもらーむーん、またの名をヒサイシストむーん」です。
 

今回は緊急でカメラを回しております。稚拙な文章、誤字脱字などは平にご容赦をお願いします(何のこっちゃ?)
さて、今回ご紹介するのは「伝説のライブ・久石譲in武道館」です。さて、早速参りましょう~

久石譲in武道館~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~

レーベル:ホームエンターテインメント
品番:DVD VWDZ-8130、BD VWBS-1078

発売日:09/7/3

曲目:

【DISC1】
◎風の谷のナウシカ

・オープニング「風の伝説」

・ナウシカ・レクイエム

・メーヴェとコルベットの戦い

・ナウシカ・レクイエム(遠い日々)

・鳥の人

◎もののけ姫

・アシタカせっ記

・タタリ神

・もののけ姫

◎魔女の宅急便

・海の見える街

・傷心のキキ

・かあさんのホウキ

◎崖の上のポニョ

・深海牧場

・海のおかあさん

・波の魚のポニョ

・フジモトのテーマ

・ひまわりの家の輪舞曲

・母の愛

・いもうと達の活躍~母と海の賛歌

・崖の上のポニョ

◎天空の城ラピュタ

・ハトと少年

・君をのせて

・大樹

◎紅の豚

・帰らざる日々

◎ハウルの動く城

・Symphonic Variation”Merry-go-round"(交響変奏曲「人生のメリーゴーランド」)

・Cave of Mind

・”Merry-go-round"(人生のメリーゴーランド)

◎千と千尋の神隠し

・あの夏へ vocal version「いのちの名前」

・ふたたび

◎となりのトトロ

・風のとおり道

・さんぽ

・となりのトトロ

◎アンコール

・MADNESS(「紅の豚」より)

・アシタカとサン(「もののけ姫」より)

 

【DISC2】特典映像

◎メイキング

◎スクリーン・アニメ

・風の谷のナウシカ…メーヴェとコルベットの戦い~ナウシカ・レクイエム(遠い日々)

・もののけ姫…タタリ神

・魔女の宅急便…傷心のキキ~かあさんのホウキ

・紅の豚…帰らざる日々

・ハウルの動く城…Cave of Mind

 


オススメ度:★★★★★
マニアック度:★☆☆☆☆
難易度(ききやすさ):難★★★★★易


最初に申し上げておきますが、私はこのライブ(コンサートではなくあえてライブといいたい)には参加しておりません。

なぜならこの時期は私の"空白の十年"の中でも特に病状(病気については過去記事参照)がひどい時期であり、チケットに当たった外れた云々の前にこのライブが行われたことさえ知りませんでした。幸いなことにこのDVDが発売された当時に購入はしており封も切っていたことから、当時見たはずなのですが記憶が全くなく(もしかすると最後まで見れずに諦めたのかも…当時は音楽やテレビを見れないほど症状が酷かった)、全部しっかり見たのはここ数年の事です。

ですので、このライブに参加した方や、何度もこのDVDを観てる方とは違う解釈になるかも知れませんし、完全に私視点での感想になってしまうことをご了承ください。

 

内容については申し上げるまでも無いと思います。2008年に武道館という大会場で行われたジブリのスクリーンコンサートです。

 

私がこのDVDを観たときに思った率直な感想は「ああ、これは"思い出のアルバム"なんだな…」という事でした。

皆さんも経験あると思いますが、学生時代みんなで一緒に作り上げた運動会や、文化祭、合唱コンクールや、遠足、修学旅行、部活動などなど…同級生が集まれば一花咲かす共通の話題としての"思い出"。このDVDはこの会場に居た人…参加した人も、観に行った人も含め全ての人の"思い出"なのだと感じました。このDVDを見ればその時の空気感や、感動、興奮を思い出し、懐かしい気持ちになり話に花が咲く…そんなDVDなのだと感じました。

久石さんもこの点については意識していると思われ、付属の特典DVD「メイキング」の中のインタビューでこう発言されております。

『正に今回やりたかった事はこれなんですよ…こういう一般参加、これは絶対に欠かせなかった…一般参加の人たちも自分の意思で参加したい、一緒にあの空間で歌いたい…(お仕事がある人は日程上)大変なわけですよね?それでも来て一緒に歌う。この人たちにとってはあそこで歌うって事は僕のコンサートに参加したって事じゃなくて自分の人生なんですよ』

一般の人たちや、中学生、高校生の吹奏楽部の人たちが参加すれば、プロだけで演奏するより明らかに音楽的レベルは下がる。でもあえて、参加型にした。それはこのライブをその人の"思い出"にしたかったからじゃなかったからではないでしょうか。そしてその人達にとってはこのDVDは正にその"思い出のアルバム"な訳です。あくまでも私の感想でしかありませんが、このライブに参加した人たちにとってはこのDVDは宝物のようなものなのだと思います。

 

一方、私のように参加しなかった人から見たら…?

これも経験あると思いますが、病気や何かの理由で行事を休んでしまった次の日、クラスへ入ると友達が昨日の行事の話で盛り上がる中、一人感じる疎外感と孤独感。そんな感情をこのDVDからも感じました。何故私はあの会場へ居なかったのだろう?何故あの空気感を感じることができなかったのだろう…という悔しさと後悔。そんな一抹の思いが胸を締め付けました。

 

でも、同時にこのDVDを残してくれた久石さんに感謝もしています。

今でこそ行事の後に思い出動画を授業中に見せてくれる学校も増えてきたと感じますが、私が学生の当時はそんな簡単に動画を見れる時代ではなく、行事を休めば友人の楽しそうに語る思い出を、全く何が起こったのか理解できずに一方的に聞くしか無い…そんな孤独感がありました。

でもこのDVDを観れば…?

むしろ武道館に参加した人たちよりも良質な音質で、最高のカメラアングルで"思い出"を味わう事ができる。共有することができる。もちろん当日の空気感や達成感は味わえないかも知れませんが少なくとも"思い出"に一花咲かせて会話するときに"状況を理解しながら参加できる"。これは大きいと思います。正直、音楽的な面で観れば良質のコンサートとは言いがたいと個人的には感じるこのライブですが、この一大イベントを「全く知らない」でいるより、DVDを観て「ああ、こういうイベントがあったんだ。私も観れたんだ」と思えた方が何倍も良いことか。行けなかった人にも"思い出"をちょっとでもお裾分け。そんな久石さんの優しさのこもったDVDなのだと思いました。

 

内容には全く触れず、完全に観た感想を述べただけになってしまいましたが、あなたはこのDVDを観てどう感じましたか?

このライブに参加した人、参加できなかった人はどう感じましたか?

それぞれの想いで観るのもまたオツなものだと思います。

 

 

そして、武道館に参加できずに"思い出"を作れなかった人たちにも、この夏大チャンスが!!

『スタジオジブリフィルムコンサート ツアーファイナルin東京ドーム』です!!!

やった~~~~~~!!!!!!

 

待望の日本で行われるジブリフィルムコンサート。しかもファイナル!世界各地で行われてきたジブリコンサートの締めに持ってきた本場・日本でのコンサート!これを逃す手はありません。

武道館当時より知名度が格段にアップした久石さんのジブリコンサートです。当然チケット倍率も相当なものと予想できます。当然定員は決まっており、行ける人もいれば行けない人もいるのがコンサートの宿命ではありますが、全ての人がお祭りのように楽しめるコンサートになれば良いなぁと思います。

今年は野球のメジャーリーグ開幕戦が東京ドームで行われ、チケット当たった人も当たらなかった人も大盛り上がりだったようですが、この夏は久石ファン・ジブリファンのみなさんで同じように大盛り上がりできると良いですね。

当然私も全力でチケットを狙いに行きます!

今まで三度、お祭りを逃してきた私。一つ目は1998年の「24時間テレビ」。久石さんが障害者の人々と共にコンサートをするという企画でベースになっていたオケが私の後輩の大学オケ。当時から久石ファンを公言していた私に後輩が「一緒に出ませんか」と誘ってくれたにも関わらず仕事を優先し(平日にも練習が組まれていたので)断ったあの後悔。2つ目は2001年公開・久石譲監督映画「カルテット」撮影中に行われたエキストラ公募。PCの前で小一時間ほどマウスをグルグル回しながら悩んだあげくこれも仕事を優先し(当時は真面目な仕事人間だったのですよ…)断念。3つ目は武道館。理由は前述の通り。

(過去に戻れるなら、当時の私に「仕事はどうせ辞めることになるんだから久石さんを優先した方がいいよ」と言ってあげたい!)

そんなお祭りを逃し続けてきた私に廻ってきた最後の大チャンス!!!何が何でもものにしたい!!!!

みんな同じ気持ちだと思いますが、絶対に行きたいですよね?

 

はい。というわけで最後は興奮気味に熱く語ってしまいましたが、こんなただの一方的な想いを語ったブログを最後まで見てくれた皆さんに厚く感謝とすると共に、

 

『みなさんにチケットが当たりますように!みんなでお祭りを心から楽しめますように!(私も含めて…笑)』

"久石大明神"に祈りつつ!


よろしければ皆さんもぜひ一度ご覧になってみてください。
久石さんって本当にすばらしいですね。
では。

 

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