今日のハコヨガ 



トリガーポイントの定義

Travell と Simonsは、トリガーポイントを“骨格筋内の触知できる索状部位の中にある硬結で、過敏で痛みの強 い限局した部位” と定義している (1992)。過敏な限局し た部位の大きさはさまざまで、“小さな塊”、“小さい豆”、 “やや大きな塊”などと表現される。筋線維の中にあり、皮膚の下に感じる。圧痛がある部位をトリガーポイント と呼ぶこともある。トリガーポイントの硬結の大きさは、 筋肉の大きさ、形状、タイプにより変化する。これらが 一致していることは、圧痛があるということである。圧迫した際の強い痛み (痛覚過敏) で患者が顔をしかめる こともあるため、ジャンプサインと呼ばれている。

筋・筋膜トリガーポイントは、骨格筋に関連した痛み や機械刺激によって起こる筋肉の痛みなども含んでいる。子供や幼児にもトリガーポイントができることがわかっている。現在感じている痛みや症状は、活動性トリ ガーポイントによって起こることもあり、潜在性トリガーポイントや非活動性トリガーポイントが長期間存在することによって起こることもある。トリガーポイントに関する臨床研究や調査は、身体のさまざまな部位で行わ れている。最近、骨格筋の痛みはトリガーポイントが原因であるとする報告が増えている。また、トリガーポイ ントが多く存在する人は、筋膜の痛み、身体の機能障害、 精神的な問題、日常の機能制限などを有することが指摘 されている。

最終的に、脳はトリガーポイントが出現した筋肉を使わないように命令を送る。他の筋群の反射抑制と連動し て、筋緊張の亢進、筋力低下、短縮、筋肉の線維化(筋 肉のこわばり)などを引き起こす。顕微鏡下では、この 線維は「赤色ぼろ線維: 異常ミトコンドリアの集積像」 として確認できる。治療はこの悪循環を断ち切ることを 目的に行われる。

〈トリガーポイント治療〉より

たくさんトリガーポイントがあると、それだけ不調も出てくる。
上記しているように、

最終的に、脳はトリガーポイントが出現した筋肉を使わないように命令を送る。

なんでできるかというと運動不足でも運動過多でもできるし、栄養失調やメンタルにも影響されできたりも。

できた部分は血行も良くないし、その部分は収縮もしなければ弛緩もしないので動きも鈍く、痛みが出ることも。
この痛みが出てる部分はトリガーポイントではないところに出現するんで、(周辺)なかなか見つけにくいかもしれません。
痛みのある部分が原因ではないとなってくるとどこにアプローチすればいいの?ってなる。
そうなってくると確かに動かしたくないという気持ちに向かいやすいですよね。

そこまで悪化する前にできちゃったものはしょうがないのでほぐしましょう。
それで役立つのがショートポール。
ストレッチポールもいいのだけれど、短いほうが使いやすいところもあるので便利です。

グループレッスンでは動く前にこういった身体について少しお話することもあります。
そこからじゃあどうすればいいのかを実際に動いたりショートポールを使ってのほぐし方をお伝えしたりして体感してもらってます。

パーソナルではもうちょっと深く、体を「きちんと動く」が場所によって回路がなかったり、間違えた回路になってるところをしっかりサポートしていきます。
今日は、きちんと股関節の外旋と内旋をサポートすると自分の骨がこんなにふうに動くとは!と初めての感覚を体感されてました。
この経験することはとても大切だし身体にしっかりと記憶に残すことから改善に向かうと思います。
記憶に残るためには何度も繰り返してすることが必須です。
今まで経験したことのない感覚は言葉で説明しても伝わらないです。
実際に体が動きを経験することで知ることができます。

「他動的に動かして、体に記憶させていく。」

これはパーソナルの最大のメリットだと思います。

皆さんが徐々に変化していくのが楽しいです。

【お知らせ】
4月よりパーソナルリニューアルいたします。
3月まで

4月よりこちら

価格の改正と回数券の種類が増えます。

今後ともどうぞハコヨガよろしくお願いいたします。
来週はお休みです。
本日も参加ありがとうございました😊