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NPO法人日本ウーマンプロジェクトの
毛利理恵です。
前回の記事「人目が気になる恐怖」の続きです。
人目が気になる方は、子どもが生まれると、更に人目が気になるようになります。
子どもの評価までが自分の評価に感じてしまうから。
例えば、学校で
忘れ物が多いと、
宿題をしないと、
遅刻しがちだと、
自分の育て方に対する先生からの評価が気になって、ひどく怒ってしまうかもしれません。
お子さんの味方に
私は、子どもの失敗にダメだしをする親でした。
「ほら、ママが言ったでしょ!」
「ちゃんと準備していかないからだよ」
「なんでやってないの!」
家庭訪問や三者懇談で、担任の先生から娘のできてないことを指摘されることがどうしても嫌でした。
だから、娘には、まわりの子と同じようなことができる、指摘されない子に育って欲しかった。
自分が幼い頃、親から言われて嫌だったことを私も同じように娘に言っていたのです。
集中力がなく、注意散漫な娘にとって学校という場は、登校するだけでもとてもストレスのかかる場所だっただろうに、私は更に娘の心を追い込むことをしていたのです。
幸せに生きるポイント
「何回言ったら分かるの!!!」
この言葉を親である私たちは何回使ったことでしょう。
何回同じことを言っても聞かないということは、言い方に問題があるということです。
親がこの言い方では聞かないんだなということを学習し、言い方を工夫して、子どものやる気を育ててあげる必要があります。
やる気アップの方法については、また後日お伝えしますね。
いいところを伝えられず、ダメなところばかりを指摘され続けると、誰もが自信をなくします。
自身をなくすばかりか
「自分はいない方がいいのでは」
「私には存在価値がない」
なんて思ってしまうこともあります。
大人になって、そんなふうに感じる人は、子どもの頃にそう感じた経験があるから。
そんなふうに感じたらかなり辛いです。
子どもには幸せになってもらいたいからこそ、まわりと同じようにできる子になって欲しい。
できないことで苦労して欲しくない。
そんな親の愛からガミガミ言ってしまうこともあるかもしれないけれど、幸せに生きるためのポイントは、
「苦手があっても大丈夫」
「私はここにいてもいい」
と思える安心感です。
その安心感をどれだけ子どもに感じさせてあげられるかは、親の在り方にかかってきます。
お子さんの味方に
親が担任からどう見られるかとお子さんの心、どちらが大切ですか?
苦手なことが頑張れない私はダメだと思っても苦手は克服しないといけないですか?
本当に大切なことに気付くためにも、我が子にどんな大人になってもらいたいのかを考え、そのために何をしたらいいのか具体的にしていけるといいのかなぁと思います。
その方法は、下に紹介した書籍「糸」にまとめてありますので、読んでみてください。
でもね、親にも感情があって、なかなか思うような子育てができないこともあると思います。
イライラがなかなか止まらないときだってあります。
完璧な親なんていないから。
親としてうまく対応できないときもある。
そんなふうに自分を許せると、子どもの苦手も許せるようになってきます。
また、なんと子どもに声をかけたらいいか分からない方は、自分が子どもだったら、親になんて声をかけてもらいたいかなって考えてみてください。
それでもどうしたらいいか分からない方。
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心が軽くなりますように。
🔴他人にどう見られるかよりも我が子の心を大切にしよう
🔴幸せに生きるポイントは「苦手があっても大丈夫」と思えること