初しぼり
こんにちは。Noriです。
本日、「初しぼり」しました。
杜氏のもと、みんな集まって、
神さまに、
二礼 二拍手 一礼
初しぼりを神さまに呑んでいただきました。
その後、
なぜかみんな陽気に仕事して、
なぜかみんな仕事がはかどらず、
なぜか夕方になるとちょっと疲れた感じになって、
その理由をしっているのは、
神さまだけ。
仕込みがはじまってから、
なんとかここまで、無事にきていることを感謝して、
そして、
この醸造年度において、
これまでと同様、
よい酒が出来ますように、
そして、
みんなが無事、
健康で仕事をまっとうできますように。
そう、
みんなで、
祈ったんだ。
でけぇなぁ
こんにちは。Noriです。
毎日、酒蔵にて、酒母をつくっております。
「しゅぼ」ってなんなんかって?
わしもよくわからんです(笑)
一ヶ月たちますが、まだまだペーペーです。
たぶん10年くらいしたら、二つ目、20年くらいしたら、いちおう、真打ちかね。
くびにならんかったら、冬は毎年こういうパターンになるかもしれません。
とりあえず、麹菌とか、酵母とか、
アルコール発酵とか、蒸米とか、
雑菌とか、乳酸とか、井戸水とか、
明治後半くらいからつかっとる、木で出来たいろんな道具やら、
三十年くらいつかっとる、落ちたらあがれない(タイミング悪いと酸素がないので即死する)
でっかい仕込みタンクとか、
なんやら全体的に使い込んで、めっちゃ体に馴染むものとかに囲まれて、
(おっ、新しいタンクの蓋じゃのう、と思ってみたら、
裏に、墨ででっかく「昭和六年九月新調」とかかいちょった。80年たっとるのね。)
ノーチラス号の内部におるような、蒸気とかにたまに囲まれたりして、
おもしろおかしく、めっちゃ体中バキバキいっとるけれど、
やっとります。
山形県酒田市に来て、
お米や野菜や花や果樹やらを、いじらせてもらって、
日本酒をいじらせてもらって、
なんやら、
自分なりに、
いろんなことに、
いい考え方ができるヒントをもらったような、
気がしとります。
なんとか、ええ仕事できるよう、
精進します。
出会う人、出会う人、でけぇよ、やっとることも、人間も。
ありがたいことに。
んじゃね
11月26日のあさごはん。
25日(金)、大切な来客がありました。
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福井の若狭地方に縁あって、農業体験に行ったことがあります。
私たちがまだ東京に住んでいた頃です。
とても良いところ、良い人たちとめぐり合い、今度はNoriとふたりで再訪しました。
そこで出会った、お米を作っているご家族。
歳は私たちとほとんど変わりません。
長い時間語り合ったわけではありません。
でも、その人たちの雰囲気や言葉が、すぅ~っとからだに馴染んだのです。
違和感が全くありませんでした。
会ったのは、そのとき一度だけでした。
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お米を買ったり、メールでのやりとりは時折ありました。
先週、突然、近くに行く用事があるから会えませんか、というお誘いがありました。
二つ返事で、というより、ぜひともわが家に泊まってほしいとラブコール。
福井からはるばる、家族4人、わが家に滞在してくれました。
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到着したのが夜8時を過ぎていたので、まともに語り合えたのは2時間ちょっとでした。
でも、庄内の酒を酌み交わしながら、言葉は多くなくとも、やっぱりとてもすぅ~としっくりくるのです。
Noriが本当に、心の底からリラックスしているのが伝わって、私も心地よいのです。
彼らの生活には自然があり、これから先もそれは変わらないのでしょう。
ファッションとしてでなく、ちゃんと泥のにおい、土のにおいのする生活。
大きな理想を語るのではなく、あくまで地に足をつけて、夢に向かって少しずつ歩いている生き方。
何となく焦っていた私たちでしたが、もう一度大切なものを思い出させてもらいました。
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あくる日の朝ごはん、ご家族の田んぼで育った玄米ごはんを何よりのごちそうにして。
わが家の畑、こちらで知り合った農家さんの畑で育った野菜たちが食卓に登場しました。
*なまたまご
*ふろふき大根 ネギ味噌で *白菜漬け
*ズッキーニと小松菜の炒め物
*根菜の煮物 *ふかしムラサキイモ
*大根のたまり醤油漬け *赤カブの酢漬け
*カボチャと庄内麩の大根葉のお味噌汁
*玄米ごはん
たまごは、ご家族がお土産に持ってきてくれたものです。
お米を精米して残った米ぬか、野菜のクズ、時々魚のアラなどを食べて育った健康な鶏たち。
彼らが生んだたまごは、それはそれは体中にしみわたる味でした。
まさに「いのち」を頂いているという感覚。
お醤油をかけずに、目をつぶって食べてしまいました。
白菜や小松菜、漬物は、女性農業者の集まりで頂いてきたものです。
赤カブは子どもたちもパクパク食べていて、この時期この土地ならではのもので喜んで頂けました。
ムラサキイモは、まだ1歳半の男の子が元気に食べてました。
お姉ちゃんもちゃんと正座してお箸をつかって、残さず食べてくれました。
たくさん朝ごはん食べていて、作った者としては嬉しい限りです。
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ご家族の滞在は、本当にあっという間の短い時間でした。
でも、あんなに短い間に、こんなにも多くの思いが去来するとは想像も出来ませんでした。
ご家族が去った後、しばしの虚脱感に浸ってしまい…
それはNoriも同じだったようで、仕事もなかなか手につかなかったそうです笑
帰宅したNoriが「帰れなくなって、もう1泊しないかな…」なんて言ってました。
私も、同じ気持ちでした。
毎日、玄米ごはんを大切に頂いています。
ごちそうさまです。
初・大根漬
しばらく更新をサボっておりました![]()
ふたりとも元気でやっております。
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今月23日で、結婚3周年を迎えました![]()
新しいことだらけの一年でしたが、Noriと力を合わせて何とかやってこられました。
周りの方々の力をお借りしながら、新たな一年も実り多き年になりますよう…
ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします!
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今日は女性農業者のイベントで、大根漬け体験をしました。
先週ある方の畑で漬物用大根を収穫、干すところまで終了しておりました。
その後晴天の日があまりなく、加えて暴風波浪警報が出るまでの強風…
今日の日まで、大根がちゃんと乾くかどうか、気が気ではなかったそうです。
大根を干しておいた台(丸太の杭のようなもの)が、なんと3度も倒れたとのこと![]()
その度に汚れた大根を洗浄し、また掛けなおして下さったのです![]()
少しでも自分が関わったり、生産している人たちのご苦労を察することが出来ると、
今まで「割高だな~」と思っていた生産物や加工品が、適正な価格だったのだと分かります。
やはり、それだけの手間暇かけて下さっているんですね…
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イベントに参加してくれた一般消費者の方々と漬け込み体験後、農家のお昼ごはんを一緒に。
つや姫の炊きたておにぎり、自家製野菜の手作りのお惣菜、くだもの。
「ご馳走」と呼ぶにふさわしい、おもてなしの料理です。
毎回感じるのですが、農家の女性が集まると恐いものナシといった感じです。
たべものがあるということは、生きることの根本的な部分を充足してくれるんですね。
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はてさて、うまく漬かるかしら?
出来上がったら写真をアップしたいと思います。
今夜はこれから大切な来客がありますので、これにて![]()
ともだちがきた!第二弾
Noriのブログにもありますが、私の心もいま、とても平和です。
「おめでとうございます!」
遠く離れた場所から、家族にそれを伝えたい。
本当に、嬉しい。
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ご近所より早く起き出して、ごはんを炊く。
漬物樽のふたを開けて、できばえを確認する。
Noriを見送った後、マイペースに家事をこなしてゆく。
コタツで読書する(時々、うたたね)。
ツネコおばちゃんのあったかい家で一緒に番茶をすする。
少し気後れしながら畑に行って、行ってしまえば結構楽しく作業をしている。
買い物をして、夕餉の支度をする。
Noriとゆっくりごはんを食べる。
お風呂につかって、ストレッチして、布団に入る。
これが私の日常。
とても平和です。
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日々を淡々と過ごせばこそ、何か日常ではない出来事が起こると、とても大きな発見や喜びになったり。
先週末、友人がわが家を訪ねてくれたことも、そのひとつです。
彼女(S子氏)は演劇を通じての友人。
このたびパートナーを連れて、夜行バスで到着、夜行バスで去ってゆきました。
1泊2日の弾丸ツアーでしたが、ニュージーランド出身の彼共々、満喫してくれた様子でした。
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一旦わが家に到着し、玄米おにぎりでエネルギーチャージ![]()
彼はお肉を食べないベジタリアンでかなりの和食好き。
わが家のお食事そのままで大丈夫でした![]()
朝食後、羽黒山に向かいます![]()
「寒いから覚悟してきてね!」
という忠告は全く不要なほど、小春日和のこの日。
山に登るには最高のお天気です。
女子ふたり、久々の再会に会話も弾み、足取りも軽く![]()
彼はこういう小さな橋や古い建造物に興味を覚えるそうです。
この先、石段がそびえ立っております。
コンパスが長い彼は、「幼稚園児の階段」といってました笑
どんどんと上へ、上へと登っておりました。
いくらか声はひそめましたが、女子のおしゃべりは止まず![]()
宿坊で、予約すれば精進料理を頂くことが出来ます。
彼のお気に入りは、写真中央「からどりのごまあえ」。
ミョウガの酢漬けも気に入ったとのこと。
厚揚げは最後のお楽しみに残していました。
ちょうど神前で結婚の儀が執り行われていました。
結婚などについて語り合う機会もあり、ますますおしゃべりも盛り上がります。
S子氏と彼の将来の夢なんかも聞けて、かなり刺激されました。
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女子ふたり、結構足がガクガクしていましたが、汗をかきかき気分もスッキリ![]()
(ふたりは寝てないのにね~)
産直を冷やかして、鶴岡市内で和道具を物色して和菓子屋さんで栃餅買って…
湯の浜のサンセットに間に合ったので、そこでお餅を食べながら夕陽を眺めました![]()
夕飯はわが家でハタハタの水炊き鍋を。
Noriと彼とのご対面です![]()
ふたりともたどたどしい英語、そして彼もかわいい日本語でコミュニケーションをとりました。
その後は皆で温泉![]()
久しぶりに酷使された筋肉をいたわりつつ、心までポカポカになりました。
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2日目はあいにくの雨模様。
ゆっくり出発して、週末しか営業していない産直でコーヒータイム。
日本人から見た日本、外部から見た日本、農業について、日本の経済や産業の仕組みについて。
自分たちのものの見方や価値観が、いかに教育や環境によって形成されてきたのか…
ふたりと話していて、普段気付かない様々な部分に光を当てて、再発見することが出来ました。
久しぶりに、価値観が似ている人たちとたくさんの言葉を交わして議論したなぁ。
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鳥海山はあいにくの霧で、数歩先が見えないくらいでした。
しかし、そのうちに徐々に霧が晴れ、紅葉も見渡せるほどに。
昼食は手打ち蕎麦。
彼は蕎麦も大好きだとか。
干し柿やマコモダケの天婦羅なんかもあって、とても珍しいと楽しんでいました。
2日目はしゃべったり食べたりするのに夢中で、写真が残っていません。
そうそう、滝にも行ったんです。
色々な土地を見て歩いている彼は、玉簾の滝を養老の滝に匹敵すると言ってました。
日本の滝はチョロチョロと水が流れていたりして、世界の「滝」と称するものとはイメージが違うんでしょう![]()
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別の温泉につかって、またまた栃餅を食べて笑、わが家で最後の食卓を囲みました。
あっという間の2日間でしたが、本当に嬉しかった![]()
遠くまでわざわざ来てくれたこと。
大切な友達が、一生かけて付き合ってゆけるパートナーを見つけたこと。
その彼も素晴らしい人だったこと。
庄内の自然、食べもの、人を好きになってくれたこと。
本当に、ありがとう。
そしてそして、末永くお幸せに。
またいつでもお待ちしております…




