11月26日のあさごはん。
25日(金)、大切な来客がありました。
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福井の若狭地方に縁あって、農業体験に行ったことがあります。
私たちがまだ東京に住んでいた頃です。
とても良いところ、良い人たちとめぐり合い、今度はNoriとふたりで再訪しました。
そこで出会った、お米を作っているご家族。
歳は私たちとほとんど変わりません。
長い時間語り合ったわけではありません。
でも、その人たちの雰囲気や言葉が、すぅ~っとからだに馴染んだのです。
違和感が全くありませんでした。
会ったのは、そのとき一度だけでした。
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お米を買ったり、メールでのやりとりは時折ありました。
先週、突然、近くに行く用事があるから会えませんか、というお誘いがありました。
二つ返事で、というより、ぜひともわが家に泊まってほしいとラブコール。
福井からはるばる、家族4人、わが家に滞在してくれました。
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到着したのが夜8時を過ぎていたので、まともに語り合えたのは2時間ちょっとでした。
でも、庄内の酒を酌み交わしながら、言葉は多くなくとも、やっぱりとてもすぅ~としっくりくるのです。
Noriが本当に、心の底からリラックスしているのが伝わって、私も心地よいのです。
彼らの生活には自然があり、これから先もそれは変わらないのでしょう。
ファッションとしてでなく、ちゃんと泥のにおい、土のにおいのする生活。
大きな理想を語るのではなく、あくまで地に足をつけて、夢に向かって少しずつ歩いている生き方。
何となく焦っていた私たちでしたが、もう一度大切なものを思い出させてもらいました。
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あくる日の朝ごはん、ご家族の田んぼで育った玄米ごはんを何よりのごちそうにして。
わが家の畑、こちらで知り合った農家さんの畑で育った野菜たちが食卓に登場しました。
*なまたまご
*ふろふき大根 ネギ味噌で *白菜漬け
*ズッキーニと小松菜の炒め物
*根菜の煮物 *ふかしムラサキイモ
*大根のたまり醤油漬け *赤カブの酢漬け
*カボチャと庄内麩の大根葉のお味噌汁
*玄米ごはん
たまごは、ご家族がお土産に持ってきてくれたものです。
お米を精米して残った米ぬか、野菜のクズ、時々魚のアラなどを食べて育った健康な鶏たち。
彼らが生んだたまごは、それはそれは体中にしみわたる味でした。
まさに「いのち」を頂いているという感覚。
お醤油をかけずに、目をつぶって食べてしまいました。
白菜や小松菜、漬物は、女性農業者の集まりで頂いてきたものです。
赤カブは子どもたちもパクパク食べていて、この時期この土地ならではのもので喜んで頂けました。
ムラサキイモは、まだ1歳半の男の子が元気に食べてました。
お姉ちゃんもちゃんと正座してお箸をつかって、残さず食べてくれました。
たくさん朝ごはん食べていて、作った者としては嬉しい限りです。
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ご家族の滞在は、本当にあっという間の短い時間でした。
でも、あんなに短い間に、こんなにも多くの思いが去来するとは想像も出来ませんでした。
ご家族が去った後、しばしの虚脱感に浸ってしまい…
それはNoriも同じだったようで、仕事もなかなか手につかなかったそうです笑
帰宅したNoriが「帰れなくなって、もう1泊しないかな…」なんて言ってました。
私も、同じ気持ちでした。
毎日、玄米ごはんを大切に頂いています。
ごちそうさまです。
