コンビニエンスなカラス | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

おいで・・・

毛並みが悪く不細工だな・・

お手ビックリマーク

一番ちっこいフェイジョア

食っとる・・

またな・・・ 音譜

 

 

コンビニの前に居座るコンビニエンスなカラス・・

コンビニエンスとは、好都合、便利という意味だがカラスにとってもここはコンビニエンスな場所なのだろう。

 

入り口の前でしっかりお座りして待っている。

駐車場に車が入れば飛んで逃げることなく、すり寄って来る。

 

「おいで」・・と手招きすればこちらにやって来る。

 

「お手」・・と手を出してもしらんぷり。

 

近くで見れば、毛並みも悪くやや不細工・・

むー農園ですり寄って来たカラスは毛並みも良くテカテカだったが、随分くたびれている。

この老カラス、不調で上手く飛べずここでモノもらいしているのだろうが、先はそう長くはないな。

 

出ようとしても車の窓の下で見上げているので・・

むー農園の小さな「フェイジョア」をあげた。

 

食ったことないので皮が上手く剥けず途方に暮れるカラス。

仕方ないので割ってやると中身だけ食べたが、皮も食わんかい。

 

食べ終わっても去らないので2つに割ってもう一個あげた。

フェイジョアお野人の好物だからやりたくないけど・・

コンビニご飯やお菓子ばかり食べていれば体調も回復しないだろう。

 

居座られてはコンビニも迷惑だろうが、人懐っこければおこぼれを与える人もいる。

まあ、敷地内にこぼした生ごみ掃除もやってくれるし、勝手に町内のゴミ袋を漁り、食い散らかすよりはマシだな。

礼儀正しく 「頂戴~」と言っているのだから。

断りもなく乱暴に食べ物をひったくって逃げる無礼者のサルよりは偉いビックリマーク

ボスの目を盗んでメスに乗っかり、終わるのも早いが逃げ足も速い。

 

故郷大分の高崎山の常習強盗猿は、お野人のジャンパーのポケットに手を突っ込み、ピーナツをかっぱらおうとして拳骨で思い切り殴られた。 顔がひん曲がるほど・・ゲッソリ そして一目散に木上に逃げた。

3つのグループのサルの群れは決められた時間にやって来て、お行儀よく食べている。  群れから抜けて売店裏の木に居座り、睨んで脅して観光客からひったくるこの猿どもは不届き極まりない。

怖くて誰も手を出せなかったようだな。

 

愛想よく両手を出して・・「頂戴~音譜」と言えばよいのに。

目前の売店のおばちゃんは涙流して笑い、「猿を殴る人見たの初めて」と言ったが、たしかにこれまで猿を殴ったと言う話は聞いたことないな。

 

人間だけでなく、犬や猫などのペットも猿もカラスもゴキも、魔物も・・同じ社会に生きるならそれに見合ったマナー、礼儀は必要だろう。

 

お野人は人と同じ生き物として彼らを尊重、涙ぐましいお特訓をやってきたが、やれば出来る。

成果は、テーマ「む~トン動物昆虫記」「ゴキよさらば」「ネコ踏んじゃった」などを参考に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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