一匹のハエがまた野人の部屋に住み着いた。
体にとまる定位置はほぼ決まっている。
左肘の上か左膝の上だ。
何年か前にも一匹のハエが住み着き、ハエ太郎と名付けて遊んでやったがハエ太郎は不遇の死を遂げた。
爪楊枝で人工呼吸したのだが、力及ばず野人は最後を看とった。
同時期に住み着いたハエ捕りのクモ太郎には「バンザイ」を教えた。
バンザイを見事マスターしたクモ太郎は熱中、ところ構わずバンザイ・・を、やりまくっていた。
このハエ太郎は肘に顔を近づけて15㎝ほど間近で観察すると面白い。
一茶君は・・「やれ打つな ハエが手を擦る 足を擦る」と言ったが・・
話しかけると、ハエ太郎は尻を30度持ち上げて羽根を鳴らす、小鳥が巣立つ時の練習みたいに。
ハエと言えども野人の聖域で暮らすなら規律が必要だ。ゴキだって一線を画して暮らしている。
毎度のことだが・・
目の前を飛ぶな
頭はいいが 顔にとまるな
飲み物のコップには近づくな
これを守れば問題ない 好きにすればよい
窓を全開しても外に出ようとしないし 部屋には他にお友達もいないから仕方がないな・・
ハエ捕りのクモ太郎ジュニアもまた住み着いたが、クモ太郎とハエ太郎のバトルには関与しない。
初めて出くわした一回戦は、ハエ太郎のはえ~パンチ に、まだちっこいクモ太郎が逃げ出した。
ハエ太郎と野人の微妙な関係
http://ameblo.jp/muu8/entry-10347714615.html
ハエ太郎の最後 珍工呼吸・・
http://ameblo.jp/muu8/entry-10358116048.html
ハエ捕りのクモ太郎
http://ameblo.jp/muu8/entry-10417923527.html
クモ太郎の万歳 お特訓の成果
http://ameblo.jp/muu8/entry-10794296072.html
お特訓風景 もっと クモバウア~ せんか・・
両手 開いて・・ 腰 伸ばせ~
それじゃ へっぴり腰だろうが・・
滑って落ちるぞ