野生のニホンザルの餌付けで知られる大分市の高崎山で、C群700匹を率いるボス猿「ゾロ」が11年4カ月におよぶ在位最長記録を更新したと言う。
ゾロの言われは認識番号が55番のゾロ目で、多くの問題を解決した為、「怪傑ゾロ」になぞらえるようになったと言う。
ゾロと言えば野人の少年時代のヒーローだが、サルの顔とは似ても似つかない。
野人と高崎山の猿には因縁がある。
高校生の頃だったか、売店でピーナッツを買ったら猿が木から降りて来て、野人に睨みをきかせながらジャンパーのポケットに手を突っ込み、ナンキン豆の袋を掴んだのだ。
いつもこの手で強盗やっていたのだろう。
そこで・・思い切り・・拳でエテ公の頭をぶん殴った、「ボカ~ッ!!」っと。
猿の頭は思い切り横にひん曲がり、体は吹っ飛び、得体の知れん悲鳴をあげながら木の上に逃げて行ったが去る猿は追わない。
猿が野人を恐喝、強盗しようなど無礼千万、ふてぶてしいこと極まりない。
無礼打ちにされて当然だ、野犬達はみな従順だったが猿は礼儀を知らない。
お座りしてお手をするとか・・両手を出して愛想笑いをするとか・・猿なら猿芸があるはずだ。もしくは人に媚びず、自力でエサを捕るべきだろう。
売店のおばちゃんは唖然として野人を見ていたが、やがて大笑い。
長いこと売店やっているが猿をぶん殴った人間は初めて見たと言う。
あの猿は強盗の常習猿で常に木の上で獲物を物色していたようだ。
保護されているから手も足も出ず、結局野放しでやりたい放題。
被害にあった客は数え切れないと言う。あの体と目つきでは皆怖がり子供は泣くだろう。せっかく楽しみにしてお猿さんを見に来たのだ。
情けない・・とっ捕まえてお尻ペンペンするとか、2度やったら頭髪を剃りあげてしばらく木に縛りつけて反省させるとか、そのくらいやるべきだと思うが。
少なくとも人間と接しているのだから、多くは望めなくても最低限のルールは示すべきだろう。
そのしつけが出来るボスが出てくれば「あんたはエラい!」と褒めてあげよう。