そして、大聖人様は
「これが個人レベルで行われているだけではいけない。国家レベルにおいて『受持即持戒』を行わなければいけない」
とおっしゃる。これこそが、本門戒壇建立の重大事なんです。
すなわち、国立戒壇を建立すれば、国そのものが防非止悪の当体になっていくんですね。
その時に、凶悪犯罪というのはもう太陽の前の朝露のように一斉になくなってきますね。あっという間になくなってくる。
そして、家庭も穏やかに、国家全体に三災七難がなくなってくる。
そして、その仏国が、人類で初めて日本の国でもって実現をする。
その時に、世界中がこの国を見て、やがて日蓮大聖人の仏法に目覚めて、世界中が漢土・月氏・一閻浮提一同に他事を捨てて南無妙法蓮華経と唱えるようになる。そうすれば、この地球上が事の寂光土となる。
この地球上に生を受けた人間の一人一人が三大秘法を修行して、一生成仏を遂げるようになる。これが、大聖人様の大願であられます。
その鍵は日本の広宣流布ですね。その日本の広宣流布の前夜が現在であります。
ゆえに、大聖人様の御化導を助けまいらせ、お手伝い申し上げる。その133万の仏弟子の大集団がここにあるのであります。
平成21年 6月7日 浅井先生指導