3月度総幹部会において浅井会長は
「私達は日蓮大聖人の弟子、浅井先生の弟子であれば、誰が立とうと立つまいと『日蓮一人』『日興一人』の大精神、そして『我一人立つ』との気魄で命尽くまで戦われた先生の御決意を帯し、立たなければいけない」
と叫ばれましたが、まさに今、時の政権を連連と諌暁される会長の御決意そのものと拝しては「直属男子部こそ『我一人立つ』との戦いを敢然と起こし、亡国のテンポを上回る空前の大折伏でお応えしてまいらん」との闘志が五体に充満するものであります。
会長は、末期的症状を呈し、中身が空っぽの学会の姿を指導下さいましたが、聖教新聞に掲載された座談会のポイントなる幼稚な内容、ことに「推し御書」などと称して御書を軽んずる摧尊入卑の極みには呆れ果てました。
翻って、顕正会には大忠誠の先生の御信心と広宣流布の大情熱が組織の隅々にまで脈打っている事に 先生に師事し得た宿縁の有難さを噛み締めずにはおれず、今こそ四百万学会員を先生・会長の下に糾合し、根こそぎ救わんと決意するものであります。
この度会長は、高市政権の憲法改正の恐るべきたくらみを暴かれましたが『この重大事を急ぎ全日本人に知らせねば』との思いが突き上げたものであります。
会長は、今高市政権が全力で憲法改正に向かって突き進んでいる事を指導下さいましたが、憲法審査会長古屋圭司が明かした改憲に向けた高市首相の「不退転の決意」や数の力で強引に改憲原案をまとめて発議に持ち込まんとする姿勢にはぞっといたしました。
その古屋圭司の姿勢はそのまま自民党の2026年運動方針原案に現われており、早ければ本年、遅くとも来年中には改憲発議・国民投票を実現せんと目論んでいる事に、身震いを禁じ得ぬものであります。
また会長は、高市政権が自民党の4項目改憲を第一段階として成し遂げた後に、いよいよ日本会議が目指す神の国の要素を加えた改憲を狙ってくる可能性が高い事を日本会議界隈の者達の発言からあぶり出されましたが、これを鋭く見抜かれた会長の御慧眼にはひれ伏しました。
会長は、日本会議と極めて深いつながりを持つ小川榮太郎の発言から第二次安倍政権が「戦後レジームからの脱却」というイデオロギー性を徹底的に封印し、経済を一丁目一番地に位置付け、若い世代の支持を取り付けては政治至情を変え、現職首相が憲法9条改正に言及する既成事実を作っていった周到を極めた日本会議の策略を示して下さいましたが、現在の高市政権が機を一にする手法を取っている事には息をのみました。
さらに小川榮太郎が「戦後レジームからの脱却は憲法の前文の精神を乗り越える事を通じてしか達成され得ない」として「天皇の神道性を積極的に尊重すべき」と明確に打ち出し「靖国神社参拝を国家の存在意義の中核として憲法議論すべき」と主張している事を指導下さいましたが、この小川榮太郎の主張こそ日本会議の中枢メンバーである伊藤哲夫や百地章が主張する生長の家の教祖谷口雅春の思想を基としており、改憲の真の目的こそ神の国の復活、天皇を「現人神」として信仰の中心とし、明治憲法の精神を現代に蘇らせ、国家神道を復活させようとするものである事、そしてそれは平成24年の自民党改憲草案に敢えて政教分離の例外規定を設け、国家神道への回帰を可能にする余地を残していた事につながっている事には身の毛がよだちました。
そして、伊藤哲夫と百地章の影響を強く受けている高市首相自身が「改憲によって日本が靖国神社で戦没者を追悼する義務を負う国となるようにすべき」と考えている事をうかがってはぞっといたしましたが、会長の「靖国神社ではなく国立戒壇こそが戦没者を救う」との仰せに魂が打ち震えました。
会長は「高市自民党が掲げる四項目の改憲案は単なる足がかリに過ぎず、その真の目的は神格化した天皇を頂点とした国家神道的な国体回帰である事は疑いない」と断ぜられましたが、憲法学的には難しいとされる国体に対する規定の憲法改正をも何としてもなさんとする日本会議の恐るべき野望の実態には戦慄が走りました。
会長は、これまで幾度となく浅井先生が指導下さった「仏は主君、神は所従」との大事を示されましたが、明治憲法下、ことに日米戦争時における国家神道の強要が招いた悲惨な敗戦を思っては、高市政権の神の国を作らんとする邪な改憲と大軍拡が大国難を招く事必定と大確信いたしました。
ここに会長は、高市首相並びに日本会議界隈の輩がなさんとする改憲を「顕正会は断固それを阻止せん」と叫ばれましたが、急ぎ大男子部を構築し、会長に付き切らせて頂かんと決意を固めるものであります。
最後に会長は、アメリカのトランプ大統領とイスラエルによるイランへの軍事作戦によって現在世界が戦後最大級の地政学経済危機の瀬戸際に立たされている事、しかもこの戦争の背景にはネタニヤフ首相の汚職裁判逃れやトランプ大統領の失地回復の目的があった事を指導下さいましたが、この軍事行動の大義として挙げられていた脅威すら実はなかった事には怒髪天を衝く憤りが込み上げました。
この国際法違反の戦争を自ら主導し、世界中を混乱と不安の渦に巻き込むトランプに対し、日米首脳会談において高市首相が「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけ」などと賛辞を送った媚態外交に長大息の他はありませんした。
しかも、このアメリカを怒らせなかっただけの首脳会談を日本のマスコミも国民も称賛している事には、暗澹たる思いに駆られました。
その中にあって会長は「高市首相は同盟国として即時の停戦と外交的解決を強く求めるべきではなかったのか」と烈烈と叫ばれましたが、トランプに媚び諂う高市並びに日本国民には想像も及ばない「アメリカは日本の柱ではない。国立戒壇建立こそ唯一最高の危機管理である」との「日蓮によりて日本国の有無はあるべし」との大確信から発せられる会長の諫言には胸のすくような大感動が込み上げ、かつて聖徳太子が隋の皇帝煬帝に対し「日出ずる処の天子」として仏法上の大確信から堂々と対等の外交をなした姿が重なりました。
会長は「傍若無人のトランプ大統領とそれにひたすら追従する高市首相により前代未聞の大闘諍と日本への他国侵逼はいよいよ迫っている」と仰せられましたが、この二人が権力をふるう向こう3年こそまさに広宣流布の決戦場と心するものであり、この時を見据えられていたごとく「三百万達成を2028年までに」と密かに御決意されていた先生の大忠誠心に熱涙を禁じ得ぬものであります。
そしてこの決戦場こそ、浅井先生が悲壮なる出発を遂げた妙信講発足時も、御遺命守護のゆえに理不尽なる解散処分を被った時も、体力の衰えがうかがわれる中に愛媛会館御入仏式を強行された時も、そして、御逝去3週間前の最後の御講演において「日本とはいかなる国か」との重大指導を下さった時も、いついかなる時も見つめ続けてこられた決戦場と思えば、今この重大なる時に先生直属の男子部としてここに集い、戦える使命を頂けた事、これに勝る喜びはありません。
されば「立宗の月4月、諸天の治罰はまことに早い。顕正会の三百万が遅れては断じてならない」と叫ばれる会長に、全組織が空前の大折伏をもって断固お応えしてまいろうではありませんか。