さて、11月度総幹部会で私は今後の展望として日曜勤行を再開し、御書講義等をネット配信し、先生の御指導をまとめた冊子及び全集を発刊する事を明示いたしました。
まず、奇しくも浅井昭衞先生の四十九日に当たる12月3日から全国の会館などで日曜勤行を再開いたしました。
どの会館もコロナ禍になる前よりも大勢の同志が集まって大歓喜と大熱気に包まれ、大画面を通して浅井先生の御指導を拝聴する事で名状し難い感動が全員の胸にたぎりました。
これより毎週、幹部はもとより入信新しい人達や未活動者達が先生の重大な御指導を心肝に染めていく事で、どれほど信心強き力ある人材が育まれ、広布の大潮流が巻き起こるのかと思うと、胸の高鳴りを抑えられません。
全国の大勢の同志を日曜勤行に呼び掛けてほしいと念願しております。
何より、これらの構想を打ち出した目的は、ひとえに三百万の大陣を急ぎ構築せんがためであります。
先生は「日蓮大聖人に南無し奉る異体同心の三百万があれば日本は必ず動く」と強々と叫ばれましたが、それには、北は北海道から南は沖縄に至る日本のあらゆる地域に、社会のあらゆる階層に信心強き人材が老若男女を問わず無数に出てこなければなりません。
そして、一人一人が百人・千人・万人を率いる力ある広布の人材に成長しなければならないのであります。
私は、入信した大勢の同志を浅井先生の御指導に触れさせていく事が極めて大事であり、これこそが広宣流布までのレールであると確信しております。
先生は、日興上人の御化導についてこのように指導下さいました。
「大聖人の御入滅後、日興上人は本門弘通の大導師として実に51年間に渡る御化導をあそばされた。
この51年間に日興上人は日蓮大聖人の仏法が正しく末法万年に伝わるようにと『富士一蹟門徒存知事』『五人諸破抄』『遺誡置文二十六箇条』等を始め多くの御指南を留め置かれた。
ゆえに、私達は日興上人がこの51年間に敷いて下さったレールの上をそのまままっすぐ進んでいけば必ず広宣流布に至るのである」と。
これをもって思うに、御在世における日興上人・日目上人の峻厳なる信行を今に移された先生の御指導そのものが広宣流布のゴールまでのレールなのであります。
有難い事に、先生の御指導は活字だけではなく映像や音声として全て残されております。
これらを血肉としてただまっすぐに前進するならば、私達は必ず一生成仏と広宣流布を叶えさせて頂けるのであります。
令和5年 12月22日 12月度 総幹部会 浅井会長指導