過食をしても、しなくても、
笑って楽しく生きる！
摂食障害の幸せ探しのサポーター、
オレンジだよ。
という
自己紹介をしながら、
ここしばらく、
メンタルがやられて、
引きこもっていたよ。
（詳しくこちら
その間、
１０年前に買った
「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」 （著：水島広子先生）
という 本を読み返して、
摂食障害は、
対人関係とコミュニケーションの問題
って気づいたので今から書くね。
～以下引用～
過食症に多いタイプは、
引きこもりタイプではなく、
はたから見れば友達が多く見えるけれど、
本人は自信がなく、
本当に親しい関係を持ったり
維持したりすることができない。
（中略）
相手が自分の中に踏み込んでくることに
不愉快さを感じても
『ノー』と言えないので、
親しくなるのが怖いのです。
あるいは、
自分の内面を
きちんと伝えることができないので、
常にいい顔をしてつきあうことしかできず、
親しい関係は大変な負担になります。」
～引用終わり～
と書かれていて、
本当にその通りだなと思ったよ。
私は、若かりし頃は
秋になると、
毎週結婚式に行ってたくらいなので、
知人の数は多いと思う。
表面上、
話を合わせたり、
飲んで盛り上がったりは、
それなりにできると思う。
（BBAも踊るわよ☆）
でも、いつも
「私の中に入ってこないで」
って思っていたし、
私は自分の気持ちを話すのが苦手。
（だって、「青のりだらけかもしれないし」、
ってごまかさないと、恥ずかしいじゃない☆）
だから、
「オレンジは自分の話はしないね」
とよく言われたし、
「何を考えてるか分からない」
とよく言われた。
で、話を戻すとね、
１０年前に同じ本を読んだときは、
過食とか嘔吐とか
症状のことしか頭に入ってこなかったんだけど、
今回は、
対人関係やコミュニケーションの欠如の部分に
すごく納得したの。
私は、
人と距離が近くなったり、
親しくなったりすることが怖い。
気持ちを話すことが怖い。
だって、
何をしても、
共感してもらえなかったから。
怖い目にあっても。
食べても吐いても。
大量の薬をお酒で流し込んで、
ふらふらになってても。
大きな病気になりかけても。
事故にあって救急車で運ばれても。
どんどんエスカレートして
自分を傷つけて、
体張って、
命がけで求めても、
共感してもらえなかったから。
もらえないなら、
求めないほうがラクだ。
下手に仲良くなって、
変に期待して、傷つくくらいなら、
仲良くならないほうがいいんだ。
だから、
自分の気持ちを伝えるスキルがないこと
NOという勇気がないこと
自分に自信がないことを
棚に上げたまんま、
見ないふりして生きてきた。
（見ないふりのほうがラクだから）
それが、過食につながっていて、
生きづらさにつながっていることに
ようやく気づいたよ。
私が解決しなきゃいけないのは、
過食の回数や量や中身じゃなくて、
対人関係なんだ。
私の中の、
隠してたことを、さらけ出すこと。
汚い部分を、見せること。
苦しいことを、話すこと。
誰かに、助けてもらうこと。
私の話を、聞いてもらうこと。
共感してもらうこと。
それが、ずっと
欲しかった。
（背中をさすってほしかった）
それが、
すごくすごく怖いから、
ずーーーっと、
逃げたり、
ごまかしたり、
見ないふりしたりしてた。
そしたら、
ごまかすスキルだけが、上達してしまった。
「いい人のふり選手権」があれば、
メダルがもらえるんじゃないかと思う。
ここまでがんばってきたんだから、
誰か、メダルをくれって思う。
誰か。
誰か・・・。
誰か、なんて、分かってんのに。
怖いな。
いやだな。
ということで、
私は、
対人関係とコミュニケーションに向き合うことにするよ。
どうやら、私も一人じゃないし、
もれなく、あなたも一人じゃないからね。