感情的=○○というイメージ

 

 

上の「感情についてのアンケート」でとても多かったコメントの一つが、

 

・感情的な人は幼稚だというイメージ

・感情的な人はバカ

・感情的な人は恥ずかしい

・感情的な人は嫌われる

・感情的な人はめんどくさい

 

など「感情的な人は○○」といったもので、

表現の違いはありますが、「感情的な人」「感情的であること」に対してネガティブなイメージを持っている人が多いのだと知りました。

 

 

 

ただこれも落ち着いて考えてみると、

きっと、

「感情的な人はバカだ」と誰かを見て思っている時の自分は感情的なんだと思いますし、

「感情的な人はバカだ」と自分に言ってくる相手はきっと感情的なんだと思います。

 

 

 

感情と思考はそもそも機能が異なるので、

「感情的だからバカ」というのは論理的におかしいです。

「あの人は足が速いので料理が下手だ」と言われてもピンと来ないのと同じです。

 

 

 

そういう変なことを言ってしまう時は、本人に自覚があるかどうかは置いておいて、きっとその人は感情的なんです。

 

 

 

 

 

 

感情スキルが低い人ほど感情的=○○と言う

 

 

感情的=○○というイメージを持っている人、

それを相手にも言ってしまう人というのは、感情スキルが実は低い可能性があります。

 

 

 

上のアンケート回答を見ても、感情に対してポジティブなイメージを持っている人ではなく、

「感情的=○○」というコメントをくれたのは感情にネガティブなイメージを持っている人でした。

このことからも分かるように、

実は、

 

感情スキルが低い人ほど「感情的=○○」と言う

 

可能性が高いということです。

 

 

 

「毎日楽しそうに生きているお母さんの前で、泣いている子どもがいる」

 

というイメージをした時に、そのお母さんは「感情的な人は幼稚な人だよ」と子どもに言うでしょうか?

もしくはそのようにお母さんは思うと思いますか?

 

 

 

きっと「どうしたの?」と声をかけたり、優しく抱きしめたりするのだと思います。

 

 

 

「感情的な人はバカ」というイメージは、

実は感情スキルが低い人たちが作り上げた幻想なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

感情をジャッジしている自分に気づく

 

昨日、僕が洗濯物を上の階で干していると、

息子くんがこう言いました。

 

 

 

イヒ「パパ〜〜〜、僕一人ぼっちなんだけど〜。

僕寂しいんだけど〜〜。」

 

グラサン「ちょっと待って〜。あと2枚くらいで終わるから〜。」

 

イヒ「10秒で終わって〜。」

 

グラサン「ちょっと待って〜。あともう少しで終わるから〜。」

 

イヒ「パパーーーーー!!!!!2分経ってるんですけどーーーーー!!!!!!」

 

 

 

 

まず思ったのが、

 

自分が「寂しい」時に、「寂しい」と言えるんだこの子は。

 

ということで、感情スキルが低めだった自分は、純粋にすごいなーと感心してしまいました。

 

 

 

試しに今朝起きて、僕も奥さんに、

「パパ寂しいんだけど。」

と言ってみると、

 

「あなたが自分を寂しい存在だと思ってるから寂しいんだと思うよ。」

と食い気味のカウンターパンチが飛んできたので、これはネタになると思いました。

 

 

 

 

 

 

昔の自分は、子どもが泣くことも怒りを爆発させることも、禁止してしまいたくなることが多かったのですが、

そんな時にはまず、感情をジャッジしている自分に気づくことが大事だと思います。

 

・泣くのは悪いことだ

・人前で怒りをあらわにするのは人としてダメだ

・言いたいことははっきり言葉で言わないと伝わらない

 

という思考が浮かんできたときに、

ちょっと立ち止まってみる。

 

 

 

これって感情をジャッジしてるだけじゃないのかな?

 

と、一呼吸しながら考えてみる。

 

 

 

そして、他人をジャッジするときは、

必ず自分の感情が先に反応しているときなので、

今度は、

 

自分は今どんな気持ちになったのだろう?

 

と、自分の感情に注目をしてみる。

 

 

 

このように、感情的な人に対して何か思ったことをきっかけに、

自分の感情に目を向ける練習をしてみるといいです。

そうすることで、自分の感情の「認識」「傾聴」スキルが高まります。

 

 

 

ぜひ、最初は感情ケアの一環として、取り入れてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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