『感情スキル』ってなんだろう?

 

って話に入っていきたいと思います。

 

 

 

 
 
こちらのアンケートの回答を読んでいくと、
 
・感情はコントロールすべきもの
・感情がうまく制御できない
・感情的になったときに切り替えができない
 
というような考えを持たれている方がとても多かったです。
 
 

 

1.感情と聞いて

○ネガティブなイメージが湧きます

2.
○感情について思っていること
○感情について普段困っていること


・私自身が発達障害を持っているのもあるとは思いますが、自分ではなかなか感情のコントロール出来ない

感情はコントロールしづらいもの。

・感情とは、自分の主観で感じる気持ち、、かな?

 

1.ネガティブなイメージが湧きます

2.
感情に訴えかけることで人は動いてくれるけれど、逆に感情を出しすぎると論理的ではないと言われ、バランスに苦しみます

▽思っている事
感情はコントロールするもの
・感情的=非論理的
感情は出してはダメ
・特にマイナスの感情は出してはダメ
・マイナスの感情は出しても意味がないし、凄く感情的な人間認定される

===ここから下は元々持っていた自身の感情へのイメージ
・感情があるから人は楽しい
・感情が分からない=面白くない

 

「感情的な人は、幼稚とみなされ、普通の大人と同じ土台に立てない」という、思い込みが消えていないのか、

いつでもわたし自身の感情をコントロールできなければいけない!と反射的に思ってしまいます。

 

 

.etc

 

 

 

つまり、

感情はコントロールするべきもので、

それができていない自分について、

悩みだったり問題だと考えている

という風に僕は解釈しました。

 

 

 

ここに関しては多くの人が共感する部分ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

一方で、こんな回答をくれた人もいました。

 

・感情がうまく出せない

・ポジティブな感情であってもそれを抑えてしまう自分がいる

・素直な感情がわからない

・自然な感情って何かがわからない

 

 

 

いつもむねをさんのブログを読んで、自分の本質の核の部分と向き合う道しるべにさせてもらってます。

1、感情と聞いて振り子のような感覚があります。反動が辛いのでネガティブなイメージです。

2、普段困ってる感情の話になりますが、非ダイヤモンドで人前に出るときにポジティブでいよう!前提はダイヤモンドになるんだ!とスイッチを入れすぎてしまうので、自分にとって嫌な辛い出来事があると、ネガティブな感情の反動がキツくて、消化に時間がかかります。
ネガティブも大事な感情だとはブログを読んで理解したつもりなのですが、現実になると感情に支配される感覚になります。
家族から自然体でいいんだよとアドバイスをもらうんですが、自然体の感情とは??と考える感情になってしまいます。

 

ご無沙汰してます。
記事を拝見して、てっきりポジティブにって流れかと思いきやフラット。僕も同意見です。
1.『感情』に対するイメージについて
A.フラットに近い、ややポジティブ寄り

2.『感情』について思うこと
A.元々、感情の起伏があまりなく「何考えてるかよく分かんない」と言われたりしてきました。
感情が豊かな人に対して羨ましい思いがありました
が、昔より感情表現が豊かになったことで、今では親からの教育や置かれた環境のせいだったと割り切ってます。
感情表現が乏しいことは冷たい人とかよく分からない人と思われることもあるかもしれませんが、物事を冷静に見る力や俯瞰する能力が高いということもあるのかなぁとも思います。

「感情」そのものについて、僕は「情報」とすることにしています。(感情豊かな方が生活に彩りがあるという前提で)
起こった物事に対して、自分がどう思ったのか、他人がどう思ったのか、これを日記に様に日々整理することで事が円滑に運ぶと考えています。
あと、「感情」と「表情」は全くの別物であることも常に意識してます。

長くなりましたが、こんな感じです。

 
むねをさん、こんばんは。

1.感情と聞いて、イメージはポジティブ・ネガティブ両方でした。
その時々で形や色、動きが変わるものなイメージです。

2.感情について思っていること
ポジティブなものだと
ギフト
ネガティブなものだと
感情的なこと、感情的な人は面倒。
怒りは厄介。何も解決しない。
嫉妬は見苦しい。
感情は人を誤った方向に導く。

困っていること
怒りに任せて言ったり、行動してしまい、冷静になって後悔することがあります。
楽しい、嬉しいを冷静に観察してしまい、全部素直に出したら大袈裟とか思われそうで、わざと押さえ込むことがあって、素直に感情を出せないことがあります。

 

 

.etc

 

 

 

冷静であったらあったで、

 

・もっと感情豊かなほうがいいのかな?

・こんな時に感情が湧かないって人としておかしいのかな?

・本来はもっと感情があるのにそれを我慢してるのかな?

 

という疑問や悩みが一定数あるようです。

 

 

 

 

 

 

この例でもわかるように、

『感情』に関して一概に、

 

・出したほうがいい

・コントロールできたほうがいい

・感情豊かなほうがいい

・冷静であるほうがいい

 

とは言えない。

 

 

 

ということがわかります。

 

 

 

 

 

なので今日は僕なりの『感情スキル』の定義についてお話ししたいと思います。

 

 

 

『感情スキル』は大きく3段階あって、

 

『感情スキル低』

『感情スキル普通』

『感情スキル高』

 

ぐらいにまず分けることにします。

 

 

 

ここではひとまず、

 

『感情スキル低』の人を「さち」、

『感情スキル普通』の人を「よしえ」、

『感情スキル高』の人を「たかこ」、

 

と呼ぶことにします。

 

 

 

 
 
 

感情スキル低めの「さち」

 
さちは、
感情をコントロールすべきものと思っているようです。
 
朝、仕事で先輩や同僚と話しているときに、
ついカッとなってしまい言わなくていいことを言ってしまいました。
 
そしてそのことを後からとても後悔して、
その日の仕事が手につかず、今日中に終わらせないといけなかった仕事が終わらず、
帰宅途中の電車で仕事のことを考えて不安になっていました。
 
そんななか、LINEを開くと朝送った彼氏へのLINEが既読スルーされていることに気づきます、
さちはまたそこでカッとなって、
「あなたは私のことよりもいつも自分のことばっかり優先して、、、」
と文字入力をし始めるのですが、、
 
途中でそれをやめます。
 
「こんなこと言ってもどうせ彼氏は冷静に後で言い返されて私がバカだったってことになるだけだしな、、」
_______________
 
 
 
これが感情スキル低めのさちの1日です。
 
 
 
 
 
 
次に、よしえの場合。
 

感情スキル普通の「よしえ」

 
よしえは感情に振り回される自分が嫌で、毎日日記をつけることにしました。
よしえは毎日自分の気持ちをノートに書くことで、
 
・自分がどんな時に怒りを感じるのか?
・それは誰にどんな場面でどんな内容のことをいわれると感じるのか?
 
がだんだんわかるようになりました。
といっても瞬時にわかる!というよりは、後から落ち着いて考えたらまたこのパターンだな、
と少しタイムラグはあります。
 
この習慣を始めてから変わったこととして、
 
・カッとなったと思った時は、今日のノートで一回落ち着こう
・カッとなったときに即行動に移すのではなく、すこし引いてみよう
 
と思うようになりました。
 
そのことで、自分が感情に振り回されている!という感覚も徐々に薄れてきました。
_______________
 
 
 
 
 
 
 
 
まず、よしえとさちの違いは何かというと、
 
・さちは感情をコントロールしなければいけないと思ってる割に、感情にぐらんぐらん振り回されて疲弊している。

・よしえは自分が感情を抑えよう!とは特にしていないが、以前よりも感情に振り回されているという感覚や、振り回されての行動が減った。

 

というように、

 

「自分が感情に振り回されている立場かどうか?」

というのが一つのポイントになりそうです。

 

 

 

 

 

つまり「感情スキル」が高いかどうかの一つの目安は、

感情と自分の主従関係で、

感情に主導権が偏りすぎている状態の場合は感情スキル低め、

自分にある程度主導権があれば、感情スキル普通、

と言えるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、たかこの場合はどうなんだろう?

 

 

 

そうみなさんが思ったところで、

今日は超久しぶりの友人とご飯の約束があることをむねをは思い出しました。

 

 

 

 

 

 

・・・つづきはまた後日!!!

ぜひ感情にまつわるみなさんの質問も、随時お待ちしています!