前回は、感情スキル要素10個の中の2つ「分離」と「距離」について触れました。

 

 

 

今回は、

僕自身が感情スキル「普通」レベルになるに至るまでの、

考え方の変化から一つ、お話しします。

 

 

 

ネガティブな言葉はネガティブな感情を生むのか?

 

 

 

 記事の中でネガティブな言葉はネガティブ感情を生むのは「誤解」とあり、そうなのか!と新しい視点を貰えました。むねをさんが、そう思うに至った体験や思考が知れたら面白いです。過去ブログにあったかなぁ…探します!

 

 

 

むねをさん、こんばんは!
今日のブログ、とても突き刺さる内容でした。
突き刺さった棘は2個…(。-_-。)

①.【疲れた】という言葉自体がマイナスなので、発するのは良くないという考え方。
②.一緒に帰っていた職場のお局さんが毎日毎日帰りに「疲れた」「くたびれた」ばかり言うので、一緒にいる私までも余計に疲れちゃって。今は一緒に帰らずに完全無視です。

①に関しては、よくスピリチュアル的な観点や【言霊】的な観点から言われますよね…
マイナスな言葉を言うからマイナスな事が引寄せられる。
だから、むしろ【頑張った】を使いましょう的な感じです。
私もあえて疲れた時は「疲れたけど、よく頑張った証拠」となるべくプラスの言葉で終わるようにしています。

 

 

 

公式LINEにメッセージをくれた方の中にも、

 

・ネガティブな言葉はよくない

・ネガティブな言葉を発すると余計にネガティブな気持ちになりそう

 

というイメージを持たれている方が多かったようです。

 

 

 

僕自身も、

・疲れた時に疲れたというひと

・感情をそのまま言葉や態度に表すひと

が嫌いだったので、自分がネガティブなことを言わないようにしていた、

というのとは別に、

 

ネガティブな言葉を発すると、

余計にネガティブな気持ちになってしまう気がするから発しない、

というのは無意識にあったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ結論から言うと、

 

「ネガティブな言葉がネガティブな感情を生むということは、基本的にない。」

 

というのが僕の今の見解です。

 

 

 

試しに今から、

 

「死にたい」って大きな声で35回いってみましょう。

(回数にとくに意味はないです。)

 

 

 

僕はむしろポジティブになりました。笑

これは、

・「死にたい」と言葉にする時に口の筋肉が動く

・35回を指で数えるので指の筋肉が動く

 

からだと思います。

 

僕の中では、

「人は歩けばポジティブになる」理論というのがあって、

その理由は、人は筋肉を動かすとポジティブになるという考え方から来てます。

 

歩くと体の中でかなり大きめの太ももの筋肉が躍動するので、

勝手にポジティブになります。ポジティブにする、というより、なっちゃいます。

 

 

 

したがって、

「死にたい」と大きな声を出していうという筋肉を動かす動作も、

人をポジティブにする作用があると考えます。

 

 

 

みなさんもぜひ実際に試してみてくださいね。

「どうした!?」と周りに驚かれないような場所で、、。笑

 

 

 

 

 

 

このように、

「ネガティブな言葉を言うとネガティブな気持ちになる」は、

無意識になんとなく思っていたものの、

よくよく考えたり検証してみると、とくに理に適ってないと思ったので、

以来、この考え方はなくなりました。

 

 

 

もちろん、ネガティブなことを口にすることでテンションが下がるみたいなことはなくはないと思いますが、

 

感情の要因の中で占める割合としては、無視していいレベル。

 

だと思います。

 

 

 

だって目の前にもし泣いている女性がいるとして、

その女性って、ネガティブな言葉を発したから悲しくなって泣いているって、思いますか?

 

なんか悲しくなるような出来事があったんだなーって、思いません?

 

 

 

だとしたら普段みなさんは、

言葉よりも出来事の方が圧倒的に感情の要因として大きいと考えていることになるわけですし、

僕もそうだと思います。

 

 

 

 

 

 

じゃあなぜ、

「ネガティブな言葉を言うとネガティブな気持ちになる」

という考え方?(と呼べるレベルのものなのか疑問ですが)が存在しているのかと言うと、

 

それは、ネガティブな言葉をいっている人を見て自分の感情が反応した人が、

「自分がネガティブな気持ち」になったことを、

「相手のネガティブな言葉」の問題だとして、

 

「ネガティブな言葉を言うとネガティブな気持ちになる」(からやめてくれ)

という考え方に転じたのではないかなー、というのが僕の仮説です。

 

 

 

僕が不平不満をいう人に嫌悪感を感じるから、

「不平不満を言うやつはバカ」って理論をでっちあげるのと一緒です。

 

 

 

 

 

泣いてる子どもを見て、

「泣くと余計に悲しくなるよ!!元気出しなさい!」

と言いたくなるのは、それは子どもの都合ではなくこちらの都合なんですよね。

 

 

 

自分都合優先で発する言葉には基本的に中身がないって、思いませんか?

自分がそう思うくらいだから、他人の都合で発せられた言葉に、真意も何もないと思います。

 

 

 

「ネガティブな言葉を言うとネガティブな気持ちになる」(からやめてくれ)

は、その一つだというのが僕の考えです。
 
 
 
ちなみにもし、
「ネガティブな言葉を言うとネガティブな気持ちになる」信仰が強いのだとしたら、

それはこの考え方を採用する都合が自分のなかにあるということになるので、

だとしたらそこから予想できるのは、

この考え方を持っている人は、他人の感情に対するスキル要素『距離』『分離』が弱い可能性があるということです。

 

 

 

 

 

 

ここまで整理してみて、

僕が昔は無意識にでも「ネガティブな言葉を言うとネガティブな気持ちになる」と思っていた理由にも納得がいきました。

きっと、僕も他人の感情に対するスキル要素『距離』『分離』がとっても弱かったから、なんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、

 

・ネガティブな言葉はネガティブな感情を生むのか?

 

について話をしました。

 

 

 

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