「距離」のスキルの具体例
今日は感情スキル「距離」に関していくつかやり方を教えてくれた方がいたのでシェアしたいと思います!
こちらは記事コメントです。(色付きのところから読んでみてください)
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tordis
こんにちはむねをさん、いつも素晴らしいブログ記事ありがとうございます。
私の他人と距離を取る方法をぜひご紹介させてください。
私は以前非ダイヤで、人に嫌な思いをさせるのがとても怖かったのですが、どうしても必要な事情があり、他人と距離をとりつつそれでも嫌な気持ちにさせない方法を考え出しました。
私が実践したのは次の方法です。演技メソッドとでも言えると思います。
第一に断るセリフを考えます。セリフは短くして、具体的な理由が入らないようにします。例えば「今都合が悪いのでごめんなさい。」これを繰り返して口に出して言いながら完璧に覚えます。
第二に、この台詞を言いながらにっこりと笑う演技を練習します。役者になったつもりでシャワーでも浴びながら練習するといいです。とても大事なのが笑顔を作ることです。これは大げさな位にっこりと笑ったほうが、本番で効果が上がります。
1日何回か練習しているうちに、演技がだんだんとうまくできるようになってきます。セリフと笑顔がスラッと出てくるようになったらOKです。
誰かに話しかけられたけれど、相手にしたくない時、相手から距離を取りたいと思った時、監督映画監督から収録スタートのサインが出されたと思い、日ごろ練習した演技を披露します。
演技の練習の時、鏡を見ると自分でもわかるのですが、はっきり断られても笑顔を作ると人に嫌な感じを与えません。この方法は行動(セリフと表情)の練習するだけなので、非ダイヤさんでも問題なく実践できると思います。これができれば、さらにセリフのバリエーションを増やしたりしていろいろな状況に使えるようになってきます。
これは自分を守るための演技なのだと割り切ってするので、こんな言動や表情をするのは自分のキャラクターには合わないと言うような心のブロックも比較的乗り越えやすいと思います。
12月02日 17:14
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こちらは、公式LINEにいただいたメッセージです。(色付きのところから読んでみてください)
むねをさん!
取り上げて下さってありがとうございます😊
他人に対する感情スキルが高めだったのか!
思ったこともなかったですが、嬉しいです😆
むねをさんに褒められた気分で今日一日自分のセルフイメージがとても高かった気がします!笑
考えてみると、自分にとって特別な人以外
他人に対する感情スキルが高いかもしれません!
聞いてつまらない話の場合、自分以外に人がたくさんいる時はシレーっと全く聞かないで人に任せます!笑
1対1で聞かないとダメな場合も、この人はそう思うんだなーぐらいにしか思わないです!
私に害がなければ
基本気にならないので
分離できているのかもしれません。
害がある場合は、言います!
私が今まで自尊心高そうだなーと思った人を観察して思ったのは
嫌なことをハッキリ言う時は、軽く笑いながら言うのがいいんじゃないかなーと思ってます!
ワンピースのルフィも
オレ、弱虫でオマエ嫌いだなー!!
って笑いながら言うようなイメージです!
私がずっとグチを聞かされて、言う場合も
グチずーっと聞くのって私はしんどいよねー😁笑!とか言います!
軽く、かつ私の意見ね!って伝えます!
ネガティブな言葉はネガティブな感情を生むのか?のブログも読みましたが
そもそも疲れたーって
ネガティブな言葉ですか?
ネガティブな言葉があるのではなく、のせてる感情によって違う気がしませんか??もちろん全てだとは思いませんが、
疲れたー
悲しいー
寂しいーも
甘えて言ってるだけの場合もあるので
ネガティブなのかな?と
私は思います。
少し論点がずれているかもですが💦
私が
他人の感情に振り回されないのは、
他人に何を言われたとしても、
他人の言葉で私自身が揺らぐことはないと分かっているからだと思います。
好きな人に言われると
自分が揺らぐので
気にしてしまいますが、
それ以外の人には
心を持ってかれることがないから、言えるし
基本どう思われてもいい。
相手の言ってることも気にならないんだと思います。
すごく冷たいかもですが、自分の興味ある人以外は
まず話さないし、仲良くしない。職場だとしても必要最低限以外話さないので、自分のエネルギーを吸い取られるような人と関係性を持つことが、そもそもないです😅
それぐらい人を選んでいるし、寄せ付けないんだと思います💦
それはそれで、いいのかわかりませんが、私自身はとても楽です^ ^
何か参考になれば嬉しいです!!
教えていただいたお二人ありがとうございます!
いかがでしたか?
僕が注目したポイントとしては、「笑顔」と「演技」です。
確かにそう言われると、僕が「心ここにあらず」って気を消すというのも、
「演技」の一つだなーと思いました。
この「演技」の中身はいろいろ演者によって変わる気がするのですが、
今話しているのは、他人の感情とどう距離を取るのか?ということなので、
そのために使えるお芝居かどうか?がポイントになりそうですね。
・短く簡潔に
・軽く
・笑顔で
これを聞いて思いだしたのが、
「サバサバした女性」という言葉です。
僕の奥さんは、どちらかというと「サバサバした女性」というイメージがあるのですが、
中身は他人想いのいい人なので、きっと奥さんは「サバサバした女性」という演技をすることで、
他人の感情と距離を取る術を身につけたのかなーと思いました。
ちなみに僕からのアドバイスとしては、
「身も心も適当に対応する」というつもりで対応すると、
自然と上のような演技になるのでは?と思います。
他人との距離感がおかしくなるひとは、
どこか「ちゃんと対応してあげないと」「変な返ししたら変な風に思われる、、、」といったように、過剰に考えすぎかもしれません。
意外と適当に対応しても変わらない、というよりむしろ適当に対応した方がお互いに気分が良くなることの方が多い気がします。
演技と本音が分離できない時、他人の感情との分離もまた困難になる
この話で思い出したのですが、
僕は「営業トーク」や、「社交的に振舞う」といったことが苦手というか、
どこかそういったスキルを軽んじていたところがあって、
素の自分で振る舞うことに固執していた時期がありました。
ですがいま思うと、それまでに自分の本音を隠して人からどう見られてるか?を意識しすぎて疲れてしまったことの反動としてそういう時期があっただけなんだと思います。
こういう時期は、演技と自分の本音の境界線がおかしくなるというか、
ある意味あえてこの境界線をなくすことで自分の我慢をやめる練習をしている時期なのかもしれませんが、
一方で、自分が四六時中本音で過ごすことを良しとするのであれば、
それは他人に対しても四六時中本音で過ごすことを良しとすることになるので、
他人との距離感が狂うというのはありますよね。
そういう時期があったなー、、、としみじみ思い出しました。笑
人は協力的な生き物だとよく言われますが、
かと言って四六時中本音を共にしたいかといったらそんなことはありません。
繋がっていたい時もあるし、繋がっていたい人もいるけど、
24時間スマホに繋がってると頭がおかしくなるように、
24時間他人と繋がっていたら頭がおかしくなってしまいます。
もし「演技」をすることへの抵抗があるとしたらそれは今までの我慢を発散したい期(つまり自分も感情を人に聞いてもらいたい!!!!)なのかもしれません。
そういった人は、まずは自分の感情に対する『発散』スキルを先にスキルアップするとよいと思います。
ここまでの記事に関する感想や、質問があったらぜひコメント欄か公式LINEに送ってください!
そうするとまたこのブログが面白くなっていきます!