なぜか春なのに忙しい・・・。
某塾の模試作成(首都圏の塾ではありません)、問題校正の依頼、高校3年生の映像授業の依頼(理系数学)、原稿・・・。
少し休みがほしい ……ぶつぶつ。
さて、まだ偏差値がでていない段階ですが、4月のSAPIXオープンの結果のとらえかたについて。
結論から申し上げると、「A問題(つまり解法力テスト)ができていれば大丈夫」(100点~120点ならOK)です。
逆に、B(思考力テスト)が高くてAの出来が悪い子に対しては「あ~、まずいなあ」と思います。
危険⚠️です。
「あんな難しい思考力テストができるなんて、すごいじゃない!」と反論されそうですが、
そういう子って日々の勉強をさぼっている可能性が高いのです。(特に男子!)
生まれながらの能力が高いために、「別に何度も同じ問題解く必要ないでしょ?」となります。
実際にBが高い地頭のよい生徒で、本番失敗した例がありました。
そして、思考力問題の出来が合否に致命的なほどに影響をあたえるのは女子校は1校だけ。
男子校だと筑駒、開成(ただし年度による)、数年前の栄光。聖光学院は、確かに思考力問題がありますが対策可能なレベル。共学校だと渋渋(2024年は易しかった)、渋幕です。(首都圏内のはなし)
「麻布は?」と言われるとα生なら最近は計算力・解法力である程度なんとかなる場合が多いです。むしろ国語を強化すべし!
・・・思考力系の学校って意外に少ないのです。
Aテストの反省:
□1の(3)のhaやaなどの面積単位の換算問題
これはものすごく賢い子でも、間違います。僕は、あんまり気にしていません。
わたしの教室では小6の12月にチェックします。
単位定規をつかった教え方をする先生(学校の先生もふくめて)が多いですが、別のやりかたがあります。16年前、筑駒の子を教えていたとき、彼が暗算で100発100中状態だったので驚き、「君なんでそれ頭の中で計算できるの?」「あ~、面倒だしつまんないから、指数だけ覚えて桁をずらすことにした」
「お~っ、この解き方なら確かに間違いない!」と感心。以後、自分の指導法にしました。体験授業にきたときに教えます(ケチ!)
□2の(4)の場合の数
「場合の数」はほとんどの生徒が苦手です。学生時代をおもいだしてみてください。…大学受験でも「確率」って苦手だった方が多いはず。中学受験の「場合の数」は、大学受験の「場合の数」とほぼ同じくらいの難易度です。かきだしが必要な思考力3単元(場合の数、数の性質、規則性)を毎週2問ほどやるといいと思います。サピ生はSAPIOを、グノー生は「試行力と思考力」(上位クラス向けのプリント)を。他塾だと、算数に自信がある子は月刊誌「中学への算数」の場合の数の特集号(日々の演習のページ)を少しずつ。速さや図形のようにプロ家庭教師に習っても一気に伸びる単元ではありません。地道に、地道に。
□6 速さの文章題
さて、ラストの問題です。必ず復習しましょう!
学校と公園を結ぶ一本道があります。この道にそってたかし君は9時ちょうどに学校を出発し、公園に向かって毎分60mの速さであるきました。すみれさんはたかし君が出発してから何分か後に公園を出発し、同じ道を学校に向かって走ったところ、9時25分に公園と学校の真ん中から900m学校のほうへ進んだ地点でたかし君とすれちがいました。すみれさんは9時35分に学校につき、すぐに折り返してそれまでと同じ速さで公園に向かって走りましたが、途中からそれまでより毎分30mだけ速さを遅くして進みました。すみれさんは速さを遅くした結果、たかし君を追い越してから8分後に公園に戻りました。このとき次の問いに答えなさい。
(1)学校から公園までの道のりは何mですか。
(2)すみれさんが公園を出発したのは何時何分ですか。
(3)学校からすみれさんが速さを遅くした地点までの道のりは何mですか。
はあ~、うちこむの大変💦
いまの入試のトレンドは共通テストの影響で「長文化」です。
こんなのまだまだ短いほうですよ。
算数、ある程度の文章を読ませます。
「長いよ~!」「こんなの条件整理しきれない~!」
と9割の受験生は思うはずです。
たぶん(3)は3%くらいの正答率でしょう。
まだ春ですから!
でも、実際の入試問題として難関校ででた場合には、(2)まではなんとしても取りたいところです。
いまは届かないけれど、これが「合否をわける問題」になります。
寒くなったころにこれが解けるように、今必死にがんばりましょう。
春をかんじるパピヨンくん。
桜の枝でカミカミ
進級、進学おめでとう!

































