中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武 -5ページ目

中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武

完全マンツーマン指導。JR御茶ノ水駅前にある中学受験算数塾。

なぜか春なのに忙しい・・・。

某塾の模試作成(首都圏の塾ではありません)、問題校正の依頼、高校3年生の映像授業の依頼(理系数学)、原稿・・・。

少し休みがほしい ……ぶつぶつ。

 

さて、まだ偏差値がでていない段階ですが、4月のSAPIXオープンの結果のとらえかたについて。

 

結論から申し上げると、「A問題(つまり解法力テスト)ができていれば大丈夫」(100点~120点ならOK)です。

 

逆に、B(思考力テスト)が高くてAの出来が悪い子に対しては「あ~、まずいなあ」と思います。

危険⚠️です。

 

「あんな難しい思考力テストができるなんて、すごいじゃない!」と反論されそうですが、

そういう子って日々の勉強をさぼっている可能性が高いのです。(特に男子!)

 

生まれながらの能力が高いために、「別に何度も同じ問題解く必要ないでしょ?」となります。

実際にBが高い地頭のよい生徒で、本番失敗した例がありました。

 

そして、思考力問題の出来が合否に致命的なほどに影響をあたえるのは女子校は1校だけ。

男子校だと筑駒、開成(ただし年度による)、数年前の栄光。聖光学院は、確かに思考力問題がありますが対策可能なレベル。共学校だと渋渋(2024年は易しかった)、渋幕です。(首都圏内のはなし)

「麻布は?」と言われるとα生なら最近は計算力・解法力である程度なんとかなる場合が多いです。むしろ国語を強化すべし!

・・・思考力系の学校って意外に少ないのです。

 

Aテストの反省:

□1の(3)のhaやaなどの面積単位の換算問題

これはものすごく賢い子でも、間違います。僕は、あんまり気にしていません。

わたしの教室では小6の12月にチェックします。

単位定規をつかった教え方をする先生(学校の先生もふくめて)が多いですが、別のやりかたがあります。16年前、筑駒の子を教えていたとき、彼が暗算で100発100中状態だったので驚き、「君なんでそれ頭の中で計算できるの?」「あ~、面倒だしつまんないから、指数だけ覚えて桁をずらすことにした」

「お~っ、この解き方なら確かに間違いない!」と感心。以後、自分の指導法にしました。体験授業にきたときに教えます(ケチ!)

 

□2の(4)の場合の数

「場合の数」はほとんどの生徒が苦手です。学生時代をおもいだしてみてください。…大学受験でも「確率」って苦手だった方が多いはず。中学受験の「場合の数」は、大学受験の「場合の数」とほぼ同じくらいの難易度です。かきだしが必要な思考力3単元(場合の数、数の性質、規則性)を毎週2問ほどやるといいと思います。サピ生はSAPIOを、グノー生は「試行力と思考力」(上位クラス向けのプリント)を。他塾だと、算数に自信がある子は月刊誌「中学への算数」の場合の数の特集号(日々の演習のページ)を少しずつ。速さや図形のようにプロ家庭教師に習っても一気に伸びる単元ではありません。地道に、地道に。

 

□6 速さの文章題

さて、ラストの問題です。必ず復習しましょう!

 

学校と公園を結ぶ一本道があります。この道にそってたかし君は9時ちょうどに学校を出発し、公園に向かって毎分60mの速さであるきました。すみれさんはたかし君が出発してから何分か後に公園を出発し、同じ道を学校に向かって走ったところ、9時25分に公園と学校の真ん中から900m学校のほうへ進んだ地点でたかし君とすれちがいました。すみれさんは9時35分に学校につき、すぐに折り返してそれまでと同じ速さで公園に向かって走りましたが、途中からそれまでより毎分30mだけ速さを遅くして進みました。すみれさんは速さを遅くした結果、たかし君を追い越してから8分後に公園に戻りました。このとき次の問いに答えなさい。

(1)学校から公園までの道のりは何mですか。

(2)すみれさんが公園を出発したのは何時何分ですか。

(3)学校からすみれさんが速さを遅くした地点までの道のりは何mですか。

 

はあ~、うちこむの大変💦

いまの入試のトレンドは共通テストの影響で「長文化」です。

こんなのまだまだ短いほうですよ。

 

算数、ある程度の文章を読ませます。

「長いよ~!」「こんなの条件整理しきれない~!」

と9割の受験生は思うはずです。

たぶん(3)は3%くらいの正答率でしょう。

まだ春ですから!

でも、実際の入試問題として難関校ででた場合には、(2)まではなんとしても取りたいところです。

いまは届かないけれど、これが「合否をわける問題」になります。

寒くなったころにこれが解けるように、今必死にがんばりましょう。

春をかんじるパピヨンくん。

桜の枝でカミカミ

進級、進学おめでとう!

毎年、女子からは律儀に合格報告をもらうのだけど、男子はあまりくれないので💦嬉しい。

すげえ~💦

早慶全勝、東工大の最難関・情報理工学院 合格!!!

いつか家庭教師になってください。今度は僕が教わりたい。

 

化学科!早稲田理工は卒業後も信頼が強いよね。

小学生のころから元素記号と化学式を君は言えていた気がする。

数Ⅲの極限をおしえたときも、

「その∞を~すると物理の話になるじゃない!」とすかさず鋭いコメントしていた場面を覚えています。

 

ほかにも、高校進学、留学のはなしなど、

いろいろな嬉しいご報告ありがとうございます!

みんな、おめでとう!😊

 

みんな合格して安心。カミカミするパピヨンくん。

合格お祝い、宮迫さんの焼き肉店。

ひろゆきのサイン発見!

 

 

当塾ホームページより転載

 

【厳選】低学年からやるべき問題集

『きらめき算数脳』(サピックスブックス)・・・全シリーズおすすめ。年中あたりからでも手が動くように作られている。カラフルで楽しい教材。ただし、いまSAPIXに通塾しているのであれば、内容はそこまで変わらないので無理に強制する必要は特にありません。初めて買う方には『数センス入門編』をおすすめします。評価10点中8点

 

5年生までにマスターする 山本塾の計算ドリル』(Amazonオンデマンド)・・・5年生までにというよりも、4年夏までには仕上がるようにしたい。一見、無味乾燥に思えるが、受験算数に必ず求められる計算のくふうの発想がしっかりと身につけられるように構成されている。できれば低学年(1~2年生)のうちから是非やっておきたい良書。分数・小数に入る前の段階では、ほかの計算問題集は一切要らない。まずはこの問題集にどっぷりとつかる経験が必要。高学年になって計算力不足とならないように。あれこれやらずに、計算はまずはこの本から。ちなみに、よく聞かれるのですがこの本の著者は私ではありません。親戚関係でもありません。評価10点中9点

小3~5年生向け

『計算名人免許皆伝』(東京出版)・・・計算問題集は巷にあふれているのですが、計算の「指南書」は少ない。この本は受験算数の計算技術をほぼ完全に網羅しているという点でずば抜けています。「問題集」としてとらえるのではなくて、まずは保護者が読み、最難関・難関校の生徒がどのように計算をしているのかという思考回路を理解するための本です。細かなメモの取り方など書かれた受験生の必読書です。(10点中10点・最高評価)

『でる順 過去問計算 合格への920問』(旺文社)・・・どのレベルの学校を受けるのであれ、とりあえずこの本は買いましょう。さまざまな計算問題集があり迷いますが、これがベストです。持っておいてまったく損はないです。このように言うと驚かれると思いますが、SAPIXの『基礎トレ』や四谷大塚の『計算』だけでは、難関校に十分な計算力はつきません。なぜか?塾配布の計算ものは毎日の学習習慣をつくるためのものであり、計算力を根底的に上げる教材ではないのです。「速さ」「割合」「図形」などと同じように「計算力」というひとつの単元があるとお考えください。うちの子は「□を求める計算が苦手・・・」「単位換算が苦手・・・」と思ったら、すぐにこの問題集の目次をひらき、問題をピックアップして集中トレーニングが必要です。(10点中9点)

 

計算力が命です!

 

 

くまのプーさんと格闘するパピヨンくん

変な顔…

 

受験者数微減の予想はありましたが、実感としては「激戦中の激戦」でした。

2024年、首都圏は史上最高の中学受験率となりました。

 

悪い意味での「まさか!」、良い意味での「まさか!」の連続でした。

20年近いキャリアがありますが、偏差値はそこまであてにならないという当たり前の事実を再確認しました。

 

ただ、嬉しいことに受験生のみんなは楽しく算数を学んでくれました。

 

本当におめでとうございます!

 

小6生の合格とこれから(進学者のみ掲載)
国府台女子1名(進学)

何度も何度もチャレンジする姿、尊敬しました。ほんとうに感動的な素晴らしい受験になったね。ひとつの「小説」のような中学受験だった。

渋谷幕張 1名(進学)

「謙虚」と「継続」の大切さを君から学びました。それは「数学」でも同じです。あれほどできるのに、課題は基礎から徹底してやる。驕らない。算数・数学は遺伝ではないからね。練習、練習、練習の日々。第一志望合格おめでとう!

城北中 1名(進学)

千葉県の快進撃(受かるといったら受かるのだ!)、そして行きたかった男子校へ。城北生は過去14年間ではじめて!大学時代にお世話になったゼミの先輩が教えています。大らかな、素晴らしい学校だよ。

市川中学 1名(他1名進学)

きみが一番楽しそうに勉強していたかも 笑。

ここからは数学へ。幾何学への思いは凄かったね。研究者になるのかな?

 

その他合格校:

東邦大東邦 3名
三輪田学園 1名
横浜女学院(特待合格)1名
和洋国府台 1名
盛岡白百合 1名
女子学院 1名
栄東 3名(東大クラス1名)
東京農大第一 1名

 

【通っていた集団塾】
SAPIX生3名
自宅学習生1名(小6夏まで学習塾ジーニアス在籍)


みんなのがんばりに笑顔のパピヨンくん

「ことば」の力は大きい。

 

何げない一言が、周りの人を幸せにしたり、悲しくさせたりします。

言っていることは同じなのに、なぜか心に残ることばがある。

 

"詩心"のあることばは、胸の深いところから、じーんと何かがこみあげていきます。

 

昔、通っていた代々木ゼミナールの代名詞。

「志望校が母校になる」

このフレーズはいったい、誰が考えたんだろう。

僕はすごくジーンてするけど。

 

明日から2024年度都内入試。

ことしも激戦になります。

 

今までがんばってきた、すべての中学受験生が力をだしきれますように。

 

そして、もしも叶うなら、がんばってきた子の「志望校」が、その子の「母校」になりますように。

 

合格を祈っています。

 

山本尚武

 

 

合格の報告をたくさん1月に入ってからもらいます。

 

でも、がんばっている生徒のひとつの不合格は何よりつらい。

 

残りきっちりあと10日間、受験生は受験のなかで成長する。

 

気晴らしに何か別のことをしても、心のなかでは失敗がちらつくもので、実は心理的負担は減らないものです。

 

目の前の勉強を続けることです。

 

恩師の言葉を思い出します。

 

”悲観的なものの考え方をする人は、人生で壁にぶつかったときに、もうダメだと後戻りをしてしまう。

 

その結果、暗い未来を招き寄せて、こう言う。

 

『やっぱり思った通りだ』と。

 

楽観的なものの考え方をする人は、壁があれば、その壁を乗り越えればいいだけだと壁を乗り越えようとする。

 

そして未来を切り開いて、こう言う。

 

『やっぱり思った通りだ』と”

 

結論は同じでも、結果は180度ちがう。

 

「今から」「これから」です!

 

模試の判定結果をひっくり返して「まさか」を現実にする受験生を私はたくさん見てきました。

 

最後まで楽観主義で。

 

笑顔で中学受験を終えられるように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

21日投稿のX(旧Twitter)の内容と同じです。

 

1/20の市川と同様に、基礎的解法力の勝負でした。

SAPIXのマンスリーテストよりもかなり平易であるという印象です。

SAPIXのα生、グノーブルの上位層は高得点(最低2ミス、調子がよければ満点)を取りやすいテストでした。

大問6の平面図形は良問です。力のある小5生はチャレンジしてみると良いです。気になるのは同じく平面図形の問題で大問2(4)は高校受験で出題されそうな問題。二角相等から相似に気づくのは、やや時間がかかります。全体として例年より易化しました。ここまで易しいと「国語の勝負」となる年です。

【面白い問題】

















 

 

 

 

 

 

X(旧Twitter)より引用。

 

1/20の市川は、例年1~2問あるような「その場で考えさせる」タイプの思考力問題はなく、コツコツと解法力を磨いていた生徒が勝つ試験でした。逆さに回る時計算の設定、ラストのニュートン算から不定方程式も目新しさは特になく、大問2を冷静に対応できれば大丈夫です。

 

いま疲労の極致といえる忙しさですが、睡眠時間だけは削らないようにしております。この時期の新規での体験レッスン依頼やご質問などは、2月3日以降にしていただければ幸いです💦

 

 https://x.com/marsh0604/status/1748725478918410389?s=46

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぎりぎり全員合格を頂きました。

 

2024の栄東は明らかに難化しました。

 

算数の最もできる生徒が80点台。

問題を目にしていませんが、やはり「すべりどめ」の学校とは失礼ですね。

 

「悔い」の残らないように、残りの日々を充実させていきましょう!

 

自分にとっても、保護者にとっても、そして生徒にとっても。

 

「あのとき、もう少し頑張ればよかった」と言わないように。

 

1月の一日一日は、いままでの中学受験生活のなかで、もっとも長く感じられます。

 

そして、もっとも成長できる日々です。

 

「もう2週間前なんだから、なにをやっても伸びない」なんて嘘です。

 

諦めなければ、最後まで伸び続けます。


大好きなミニトマトを

半分にしてあげると喜ぶパピヨンくん。


 

 

数年前から「・・・なんで、あの子が落ちるんだろう・・・。」ということが多くなってきました。

 

A日程でも、決して侮れません。

 

『すべりどめの星』

誰がつけたのかわかりませんが、内実はとても良い学校です。現在、大学生の教え子も楽しかったと語っていました。

特に、数学が好きな生徒にはたまらない環境です。知る人ぞ知る「伝説的」な数学の先生がいらっしゃいます。