中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武 -4ページ目

中学受験算数「やまもと算数・数学塾」山本尚武

完全マンツーマン指導。JR御茶ノ水駅前にある中学受験算数塾。

慶應中等部。

教諭のなかには、学生時代に合宿・イベント設営などでお世話になった方がいらっしゃいます。

魅力的な素晴らしい先生が多く、学校としても活気に満ちた素敵な学び舎です。

 

何名か中等部の子たちを教えた経験があります。

いままで教えた生徒全員、明るい性格というか、ハイテンション&コミュ力最強(笑)という印象でした。

 

保護者も、財界人から芸能関係まで様々な業界のだ一線で活躍されている方が本当に多い。

「あのね、テレビで毎週みていた〇〇が運動会に来ていて・・・」

「おお、直接話せたんだ!それはヤバいねえ・・・」

レッスン中、こんな会話がよくありました。

 

さて中学1年生。

入学したらすぐに「アスレチック大会」です。

「なんだ~、○○くんって勉強はできるけどさ、ぜんぜん体力ないじゃん!」と内部生にからかわれます。

偏差値教育観は良い意味で壊されます。

部活は2つ以上はいるように言われるので、正直、勉強はそんなにやる暇がないです 笑

全体的に「勉強、勉強!」という雰囲気はほぼないです。

ただし、医学部を狙うトップ10の層は、途轍もないほど勉強をします。

推薦合格した慶應医学部生は会ってみるとやはり優秀です。

 

ところで、この学校を第一志望校にするのはおすすめしていません。

もちろん受けるのはご家庭の自由ですが、選考基準として「学力ではない要素」が大きすぎます。

①家柄、②保護者が幼稚舎出身か(よくわたしを「慶應ボーイ」だったんですね?といわれますが、違います。わたしのように大学から筆記試験ではいった慶應生は「外様」です。幼稚舎から大学にきた子たちが生粋の慶應ボーイなんです。)③親の社会的影響力の大きさ。

 

小学校受験のリベンジでの慶應熱望層が一定数いるのは、理解しています。

 

ただ、昔、一次試験にかなり良い成績で合格し、(合格点などは公式的には非公開ですが、1次合格者のみ公開されています。)

二次試験に万全の準備で挑んだ生徒が残念な結果となりました。真面目な努力家でした。

夜、電話口の向こうで大泣きしながら、"先生、なんで僕は落ちたの?"と何度も聞かれました。

個人的な経験です。n=1。でも、これが僕には本当につらかった・・・。

 

レッスンのとき「先生は慶應大学にいたんでしょ?すごいな。」「うん、ものすごく楽しい場所。じつは、僕は人生で一番勉強したのは、中受でも大受でもなくて、大学生時代なんだ。はじめて勉強というか『研究』の面白さを知ったの。」と受験前に語っていました。

 

筆記試験での失敗は努力不足だと考えて「大学受験で見返してやれ!慶應は滑り止めで東大!」と言えます。しかし、面接試験の不合格は、人格否定として感じられてしまう可能性が高いです。まして12歳の子どもには、あまりにもショックな経験だと思います。

 

同じような理由で大学受験における"筆記試験なし面接のみでの判定"によるもあまり好きになれないのです。

実際に東大推薦をめぐる様々な言説をみていても、まだ日本人の学力観は諸外国に比べてそこまで成熟していません。だから、今はせめてペーパーテストはあってほしい。

 

・・・ということで、タブロイド誌における慶應幼稚舎の報道は数多いですが、情報が表になることが少ない慶應中等部。

受ける前にしっかりと慶應の「理念」について親子で話し合うことが必要です。「学び」とはそもそも何か?単なる受験競争の文脈ではなく、もっと大きな意味で慶應はとらえているということ。「勉強」だったものが、知らず知らずのうちに常軌を逸した「他者との過当競争」となってしまっている中学受験業界へのメタ認知も必要です。

 

ちなみに、慶應系なら高校受験をおすすめします。英語はなかなかヘビーですが、最近の慶應の問題は割と易しい。また中学受験なら2024年から合格者平均をはじめて公開した慶應普通部が狙い目です。そして、慶應普通部にはいるためには、何においてもまずはじめに・・・おおっ~と。長くなりました。いつか書きます。それでは!

暑すぎてつまらないパピヨンくん&トイレの芯

 

 

 

本日発売の新刊です。行き帰りの電車で一気に読みました。

読者は最難関校を目指す保護者あるいは私のような塾講師だと思います。現時点で算数偏差値(SAPIX偏差値50)あたりの生徒には、逆効果になるアドバイスがはいっています。あくまで最難関を目指す子向けの指南書です。

共感するところ多数。

【偏差値55を超えたら、先取り学習を開始する】
たぶんこの55のラインはSAPIX偏差値のことだと理解しています。予習シリーズ改訂後の、四谷大塚偏差値はほぼ資料として役に立たず💦近年、私は見ていないです。Y偏差値だと先取り学習をするのにss63は必要でしょう。

【先取り学習を終わったら『四科のまとめ』に直行する】
塾生には、網羅系としては『四科のまとめ』以外やってもらっていません。逆に、小6時点で四科のまとめで苦戦する子は併願パターンを考えてしまいます。
あとはネタバレになるので・・・
【6年生の夏休みは『    』(ある有名な本)をやる】じつはもう塾の小6生にはもう毎週やってもらっています😊【渋幕の算数は・・・】なるほど、だから私の塾の渋幕合格率は異常に高いのか、と納得。

一番興味深いのは「思考系対策は6年生の秋以降に効いてくる」という記事。


入試は中学受験でも、大学受験でも解法系問題(類題を解いた経験があって処理できる問題)と思考系問題に分かれます。SAPIXオープンテストでは解法力はAテスト、思考力はBテストで測定しますね。

解法系は類型化して教えるだけですが、難しいのが「思考系問題」とはなにか?という問い。
ある生徒にとっては予習シリーズ例題に載っていても初めて見る問題に出くわすとき、それは「思考力問題」です。
しかし、小4のSAPIXテキストには毎回『頭脳トレーニング』が載っていますが、あの問題は小6時では解法処理できるものばかりです。

 

・・・思考問題とは?

熊野先生は思考力問題を…
①受験算数の延長で対応できる問題(算数系)
②作業力・処理能力が要求される問題(作業系)
③読解力・整理能力が要求される問題(読解系)
④数学的考察力が要求される問題(数学系)

の4類型にすっきりと分けていらっしゃって、なるほど!と感心しました。

①算数系はほとんどの問題に対していえます。多くの保護者はこの考え方をもっている方が多いです。”基礎をつみあげれば、量を増やせば「いつか」解けるようになる”という価値観です。

②作業系だと筑駒・栄光あたり。塾だと筑駒合格者の多いエルカミノの生徒はこのタイプの強い子が多いです。エルカミノの子はゆっくり、じっくりと考える子が多い。(一方で解法力が少し弱い。)

③読解系は難関校を目指す全生徒に対していえます。③が多くの受験生にとっての合否の分かれ目なのでしょう。その意味で国語力は大事。大学入試の「共通テスト」の影響で、そうとうな文章量を読ませる学校が増えています。一過性ではなく、これからますます増えるでしょう。画像は今年2024年の聖光の統計問題。ただし、問題量が多いので、この1問にたいして本番でかけられる時間はわずか5~6分程度です。
 




④数学系というと、渋谷幕張ですね。この学校は以前、幾何の数学知識をそのまま聞いてきました。千葉県のSAPIX校舎だと特別に時間をとって対策をしています。


感想は以上です!

「算数が得意だけど、具体的に何をしたらよいかわからない」保護者様向けの良書でした。

 

卒塾生。中1がんばっている!ありがとうございます😊

県内トップ校で満点の高2。東大へ、東大へ。

 

 

暑くてひんやりシートでくつろぐパピヨンくん

 

 

レッスンはハードですが、ドリンクは自由です。こまめに水分をとってください。

 

 

 

7/22 (月)~8/31(土) 全41日間

A:10:00~12:00

B : 13:00~15:00

C : 15:15~17:15

 

完全予約制:毎週の平常授業は行いませんので、内部生の方は気をつけてください。

予約したコマのみレッスンを受けることができます

 

内部生:6月1日(土)22:00~より予約受付を開始します。

外部生:6月15日(土)22:00~より予約受付します。

対象:①小4~小6の中学受験生(SAPIX生、Gnoble生、早稲田アカデミー生、四谷大塚生、予習シリーズをつかって勉強している生徒)または②元・塾生(私の指導を小学生時代に受けたことがある方、中学・高校生受講可能)

 

【ご予約の文面】

第一希望だけではなく、第二希望、第三希望の時間帯も記載していただければ嬉しいです。18名の生徒さんの時間調整作業はなかなか大変です。

このように書いていただければ、とても助かります!

例:
7/03 B 第二希望C
7/05 Aのみ
7/06 ABCのどれでもOK

受講コマ数:希望としては、夏期講習中に全12コマ受けたい。

などの希望をお書きください。内容に関しては、相談して決めていきます。

また、内部生の中学受験生小6を最優先に組ませていただきます。必ずしもご希望の時間帯に沿えるわけではございません。ご理解宜しくお願いします。

例年の動きを見る限り、Bのコマは空きがでやすくAとCが予約しづらい状況です。

 

 

 

 

親友と笑顔のパピヨンくん

お昼寝

 

前回のつづき:

<比の解法をはじめて学ぶから、5年の夏期講習が大事>という話でした。

以前にも何度もかきましたが、SAPIXとGnobleの5年夏期講習に毎回の確認テストはありません。多くの生徒は、わかっていないのに先に進みます。不思議なことです。

 

さて、"比を学ぶ"とは、抽象的な世界への移行を意味しています。

 

いままでの世界 350gは100gの何倍?(割合)→3.5倍

 

実際の受験での思考 350:100は? 7:2 と抽象化させます。(比の値は3.5)

 

わかりやすく現時点(5月初旬)での小5の SAPIX 生(Gnoble生)に合わせて説明します。

SAPIX 02テキスト「平面図形」から抜粋

(3)の正答率は8割程度でしょう。

 

 

なかなかめんどうな処理が必要です。

36、144、324を足してから3でわるのが計算力の要るところ。

つぎの解き方が比による解法

 

式は3行で終わります。スッキリと解けますね。

これが入試本番で使う解法です。これを5年秋~冬に習得します。

算数・数学が苦手な方も、もうすこしお付き合いください💦

最近習った習った旅人算(速さ)だと・・・

SAPIX 08テキスト「速さ より

いまの解き方

和と差に注目しています。これでも答えはでますが・・・

 

つぎの解き方が試験現場での比による解法です。

③:④の距離の比から全体を⑧とかんがえて、2行でサクッと処理します。

 

「比」による解法の習得が5年秋~6年春までのメインです。

 

私は、よく言われる『5年生の算数が大事』というのは二重の意味があると考えています。

①特殊算(旅人算、通過算、流水算、倍数算、年齢算・・・)の習得をするのが大変。

②いままで具体的な数でかんがえてきたものを一度unlearnして、知識をupdateするのが大変

 つまり抽象的な思考である「比」に慣れる、ということです。

 

多くの大手塾は①を強調して、保護者説明会で注意ポイントを指摘する算数講師が多いです。

実際に、特殊算や平面図形の相似に慣れるのは大変でしょう。

しかしながら、難関校へ、最難関校へと考えているのであれば、

ゴールから逆算してかんがえると②の点を無視するのは不可能です。

 

追記:

だからといって、「急いで比をやらなきゃ!」というのはNG行動です。

こんなふうに地道に、地道に。焦らず、焦らず。

はじめは何もかもすべて図はノートに書く。

急成長する生徒。やはりノートはしっかりと取りたい。

石のにおいをかぎ、

花のにおいをかぎ、暖かい季節を感じるパピヨンくん

 

 

小5生向け記事:

小4~小5は旅行や帰省など自由に過ごすのがいいのではないかな、と思っていますが・・・。

学力上位生だったら日能研「ベストチェック」は圧勝してほしいです。

復習とともにSAPIX、四谷大塚、グノー…(日能研以外の大手塾すべて)に属しているのであれば、5年生夏から「比」の単元がはじまるので、警戒しておきましょう。

5年夏の「比」のあつかいが理解不足の場合、5年秋からは四谷カリキュラムにせよ、SAPIX・Gnobleカリキュラムにせよ算数はかなりのダメージになります。

いままでの単純な文章題や3.14系の平面図形から脱却し、「比の解法」へのアップデートが5年夏休みからの課題なのです。

(内部生は比の計算にすこしずつ慣れてきたところ・・・)

わたしは5年夏休みの過ごし方を間違えた受験生は、6年生から巻き返ししようとしてもとてもSAPIXのアルファ層には敵わないと感じています。逆に、夏休みにしっかりと「比」を徹底した子たちは経験的に小5秋~冬にぐんぐん伸びて、そのまま合格していきます。

 

5年夏期講習の重要性については過去の記事で3~4回書いているので、参考になさってください。

 

最近はX(旧Twitter)の発信が多くなりましたね。

 

 

 

暑いので、石の上で休憩するパピヨンくん。

 

 

 

なぜか春なのに忙しい・・・。

某塾の模試作成(首都圏の塾ではありません)、問題校正の依頼、高校3年生の映像授業の依頼(理系数学)、原稿・・・。

少し休みがほしい ……ぶつぶつ。

 

さて、まだ偏差値がでていない段階ですが、4月のSAPIXオープンの結果のとらえかたについて。

 

結論から申し上げると、「A問題(つまり解法力テスト)ができていれば大丈夫」(100点~120点ならOK)です。

 

逆に、B(思考力テスト)が高くてAの出来が悪い子に対しては「あ~、まずいなあ」と思います。

危険⚠️です。

 

「あんな難しい思考力テストができるなんて、すごいじゃない!」と反論されそうですが、

そういう子って日々の勉強をさぼっている可能性が高いのです。(特に男子!)

 

生まれながらの能力が高いために、「別に何度も同じ問題解く必要ないでしょ?」となります。

実際にBが高い地頭のよい生徒で、本番失敗した例がありました。

 

そして、思考力問題の出来が合否に致命的なほどに影響をあたえるのは女子校は1校だけ。

男子校だと筑駒、開成(ただし年度による)、数年前の栄光。聖光学院は、確かに思考力問題がありますが対策可能なレベル。共学校だと渋渋(2024年は易しかった)、渋幕です。(首都圏内のはなし)

「麻布は?」と言われるとα生なら最近は計算力・解法力である程度なんとかなる場合が多いです。むしろ国語を強化すべし!

・・・思考力系の学校って意外に少ないのです。

 

Aテストの反省:

□1の(3)のhaやaなどの面積単位の換算問題

これはものすごく賢い子でも、間違います。僕は、あんまり気にしていません。

わたしの教室では小6の12月にチェックします。

単位定規をつかった教え方をする先生(学校の先生もふくめて)が多いですが、別のやりかたがあります。16年前、筑駒の子を教えていたとき、彼が暗算で100発100中状態だったので驚き、「君なんでそれ頭の中で計算できるの?」「あ~、面倒だしつまんないから、指数だけ覚えて桁をずらすことにした」

「お~っ、この解き方なら確かに間違いない!」と感心。以後、自分の指導法にしました。体験授業にきたときに教えます(ケチ!)

 

□2の(4)の場合の数

「場合の数」はほとんどの生徒が苦手です。学生時代をおもいだしてみてください。…大学受験でも「確率」って苦手だった方が多いはず。中学受験の「場合の数」は、大学受験の「場合の数」とほぼ同じくらいの難易度です。かきだしが必要な思考力3単元(場合の数、数の性質、規則性)を毎週2問ほどやるといいと思います。サピ生はSAPIOを、グノー生は「試行力と思考力」(上位クラス向けのプリント)を。他塾だと、算数に自信がある子は月刊誌「中学への算数」の場合の数の特集号(日々の演習のページ)を少しずつ。速さや図形のようにプロ家庭教師に習っても一気に伸びる単元ではありません。地道に、地道に。

 

□6 速さの文章題

さて、ラストの問題です。必ず復習しましょう!

 

学校と公園を結ぶ一本道があります。この道にそってたかし君は9時ちょうどに学校を出発し、公園に向かって毎分60mの速さであるきました。すみれさんはたかし君が出発してから何分か後に公園を出発し、同じ道を学校に向かって走ったところ、9時25分に公園と学校の真ん中から900m学校のほうへ進んだ地点でたかし君とすれちがいました。すみれさんは9時35分に学校につき、すぐに折り返してそれまでと同じ速さで公園に向かって走りましたが、途中からそれまでより毎分30mだけ速さを遅くして進みました。すみれさんは速さを遅くした結果、たかし君を追い越してから8分後に公園に戻りました。このとき次の問いに答えなさい。

(1)学校から公園までの道のりは何mですか。

(2)すみれさんが公園を出発したのは何時何分ですか。

(3)学校からすみれさんが速さを遅くした地点までの道のりは何mですか。

 

はあ~、うちこむの大変💦

いまの入試のトレンドは共通テストの影響で「長文化」です。

こんなのまだまだ短いほうですよ。

 

算数、ある程度の文章を読ませます。

「長いよ~!」「こんなの条件整理しきれない~!」

と9割の受験生は思うはずです。

たぶん(3)は3%くらいの正答率でしょう。

まだ春ですから!

でも、実際の入試問題として難関校ででた場合には、(2)まではなんとしても取りたいところです。

いまは届かないけれど、これが「合否をわける問題」になります。

寒くなったころにこれが解けるように、今必死にがんばりましょう。

春をかんじるパピヨンくん。

桜の枝でカミカミ

進級、進学おめでとう!

毎年、女子からは律儀に合格報告をもらうのだけど、男子はあまりくれないので💦嬉しい。

すげえ~💦

早慶全勝、東工大の最難関・情報理工学院 合格!!!

いつか家庭教師になってください。今度は僕が教わりたい。

 

化学科!早稲田理工は卒業後も信頼が強いよね。

小学生のころから元素記号と化学式を君は言えていた気がする。

数Ⅲの極限をおしえたときも、

「その∞を~すると物理の話になるじゃない!」とすかさず鋭いコメントしていた場面を覚えています。

 

ほかにも、高校進学、留学のはなしなど、

いろいろな嬉しいご報告ありがとうございます!

みんな、おめでとう!😊

 

みんな合格して安心。カミカミするパピヨンくん。

合格お祝い、宮迫さんの焼き肉店。

ひろゆきのサイン発見!

 

 

当塾ホームページより転載

 

【厳選】低学年からやるべき問題集

『きらめき算数脳』(サピックスブックス)・・・全シリーズおすすめ。年中あたりからでも手が動くように作られている。カラフルで楽しい教材。ただし、いまSAPIXに通塾しているのであれば、内容はそこまで変わらないので無理に強制する必要は特にありません。初めて買う方には『数センス入門編』をおすすめします。評価10点中8点

 

5年生までにマスターする 山本塾の計算ドリル』(Amazonオンデマンド)・・・5年生までにというよりも、4年夏までには仕上がるようにしたい。一見、無味乾燥に思えるが、受験算数に必ず求められる計算のくふうの発想がしっかりと身につけられるように構成されている。できれば低学年(1~2年生)のうちから是非やっておきたい良書。分数・小数に入る前の段階では、ほかの計算問題集は一切要らない。まずはこの問題集にどっぷりとつかる経験が必要。高学年になって計算力不足とならないように。あれこれやらずに、計算はまずはこの本から。ちなみに、よく聞かれるのですがこの本の著者は私ではありません。親戚関係でもありません。評価10点中9点

小3~5年生向け

『計算名人免許皆伝』(東京出版)・・・計算問題集は巷にあふれているのですが、計算の「指南書」は少ない。この本は受験算数の計算技術をほぼ完全に網羅しているという点でずば抜けています。「問題集」としてとらえるのではなくて、まずは保護者が読み、最難関・難関校の生徒がどのように計算をしているのかという思考回路を理解するための本です。細かなメモの取り方など書かれた受験生の必読書です。(10点中10点・最高評価)

『でる順 過去問計算 合格への920問』(旺文社)・・・どのレベルの学校を受けるのであれ、とりあえずこの本は買いましょう。さまざまな計算問題集があり迷いますが、これがベストです。持っておいてまったく損はないです。このように言うと驚かれると思いますが、SAPIXの『基礎トレ』や四谷大塚の『計算』だけでは、難関校に十分な計算力はつきません。なぜか?塾配布の計算ものは毎日の学習習慣をつくるためのものであり、計算力を根底的に上げる教材ではないのです。「速さ」「割合」「図形」などと同じように「計算力」というひとつの単元があるとお考えください。うちの子は「□を求める計算が苦手・・・」「単位換算が苦手・・・」と思ったら、すぐにこの問題集の目次をひらき、問題をピックアップして集中トレーニングが必要です。(10点中9点)

 

計算力が命です!

 

 

くまのプーさんと格闘するパピヨンくん

変な顔…

 

受験者数微減の予想はありましたが、実感としては「激戦中の激戦」でした。

2024年、首都圏は史上最高の中学受験率となりました。

 

悪い意味での「まさか!」、良い意味での「まさか!」の連続でした。

20年近いキャリアがありますが、偏差値はそこまであてにならないという当たり前の事実を再確認しました。

 

ただ、嬉しいことに受験生のみんなは楽しく算数を学んでくれました。

 

本当におめでとうございます!

 

小6生の合格とこれから(進学者のみ掲載)
国府台女子1名(進学)

何度も何度もチャレンジする姿、尊敬しました。ほんとうに感動的な素晴らしい受験になったね。ひとつの「小説」のような中学受験だった。

渋谷幕張 1名(進学)

「謙虚」と「継続」の大切さを君から学びました。それは「数学」でも同じです。あれほどできるのに、課題は基礎から徹底してやる。驕らない。算数・数学は遺伝ではないからね。練習、練習、練習の日々。第一志望合格おめでとう!

城北中 1名(進学)

千葉県の快進撃(受かるといったら受かるのだ!)、そして行きたかった男子校へ。城北生は過去14年間ではじめて!大学時代にお世話になったゼミの先輩が教えています。大らかな、素晴らしい学校だよ。

市川中学 1名(他1名進学)

きみが一番楽しそうに勉強していたかも 笑。

ここからは数学へ。幾何学への思いは凄かったね。研究者になるのかな?

 

その他合格校:

東邦大東邦 3名
三輪田学園 1名
横浜女学院(特待合格)1名
和洋国府台 1名
盛岡白百合 1名
女子学院 1名
栄東 3名(東大クラス1名)
東京農大第一 1名

 

【通っていた集団塾】
SAPIX生3名
自宅学習生1名(小6夏まで学習塾ジーニアス在籍)


みんなのがんばりに笑顔のパピヨンくん

「ことば」の力は大きい。

 

何げない一言が、周りの人を幸せにしたり、悲しくさせたりします。

言っていることは同じなのに、なぜか心に残ることばがある。

 

"詩心"のあることばは、胸の深いところから、じーんと何かがこみあげていきます。

 

昔、通っていた代々木ゼミナールの代名詞。

「志望校が母校になる」

このフレーズはいったい、誰が考えたんだろう。

僕はすごくジーンてするけど。

 

明日から2024年度都内入試。

ことしも激戦になります。

 

今までがんばってきた、すべての中学受験生が力をだしきれますように。

 

そして、もしも叶うなら、がんばってきた子の「志望校」が、その子の「母校」になりますように。

 

合格を祈っています。

 

山本尚武