SAPIX生がみんな合不合を受けていた時代 | 中学受験算数「やまもと算数・数学塾」

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完全マンツーマン指導。JR御茶ノ水駅前にある算数・数学塾。

このブログは2010年開塾当初から書き続けているのですが、10年ほど前の記事まで遡って読んでくださる熱心な読者にたまに出会います。

 

たいへんに有難いことなのですが、2019年よりも前の記事は読まない方がいいです。

・・・・・・私が発信している情報が古すぎます。

算数の解法は日進月歩。3年経つと、「あ~、それは一昨年海城中が出したから、もう基礎問題だよ」ということで、『典型問題』として扱われます。過去記事を読んでいて、「なんと低レベルな教え方なのだ!」と自己ツッコミしまくりです。

 

あとは、シンプルに業界内のゲームチェンジも何度か起こりました。

 

例えば、サピ生は全員、四谷大塚の合不合判定テストを受けることをSAPIX側から義務とされていたという時代がありました。今から14年前、サピ生はいまの半分以下しか人数がいなかったので、正確な合格可能性を測ることができませんでした。いまでこそSOだの、学校別だのとやかましいわけですが、SAPIX主催模試そのものが無い時代。仕方なくサピ生は四谷大塚に行ってその結果をもとに志望校を決めていくという時期があったのです。(開業時ですね、懐かしい・・・。)

 

今年でいえば、四谷大塚では周知のとおり、たいへんな事件が起こりました。四谷大塚に加盟している小規模塾はいま続々と、Y提携のロゴマークを外したり、フランチャイズから撤退したりと大騒ぎです。この事件は2025年以降の上位生の動向に確実に影響します。

あとはX(twitter)による情報網の拡大。「S国際」の入試のあり方をめぐりSNS上では2月~3月にかけて大変な炎上がありました。昔は中学受験保護者や指導者が積極的にSNS発信することは稀でしたが、コロナ禍以後からはX参入者が激増しています。間違った情報も多いですが、比較的正しい発信者も20~30アカウントほどあるので、X(twitter)はマストです。SNSをやっていなければ、もはや完全に情報収集に取り残される時代になりました。

 

再びブログのことになりますが、時代の流れもあって、過去記事で修正したいところはたくさんあるのですが、13年間も書き続けた文章をひとつひとつ訂正する気にはなれず・・・。ただし、正しい勉強法は変わらないし、良書は良書として残っていくものなので、暇なときにホームページのほうに書き記していきますね。

 

 

投げるよー

キャッチできるかな?

できないパピヨンくん。