子供の肥満解消のため、米小児科学会が、議会と連邦通信委員会(FCC)に対し、ジャンクフードの宣伝の制限を要望する方針書をまとめた。小児科医には宣伝の中止を働きかけていくよう求めている。
執筆者の1人、ビクター・ストラスバーガー医師は「子どもを対象にした広告が近年、著しく目立つようになった」と指摘。インターネットや携帯電話といった新たな媒体が加わったほか、学校内やスクールバス内でも活発な宣伝活動が行われているという。
マーケティングの専門家ジェームズ・マクニールさんによると、子どもを対象とした広告に投じられた費用は昨年、月間14億ドル(約1610億円)にのぼり、前年から15%増加している。
小児科学会の方針書は具体的には、子ども向けのテレビCMは、現在の半分の1時間あたり5、6分以下にするよう求めた。また、バイアグラなどの薬品のCMは午後10時以降とするよう要請している。
一方、学校内やスクールバス内の広告は、学校財政の点から欠かせないものとなり、アリゾナ州大のアレックス・モルナーさんが昨年実施した調査では、83%の公立学校内に広告があった。モルナーさんによれば、このうち3分の2がジャンクフードかそれに関連するものだった。(USA TODAY)
http://www.hayk7.com/child-fat.html
両親が共に肥満の場合、子供の肥満の確立は約80%です。父親が肥満の場合が30%、母親が肥満の場合は70%の確立で子供も肥満になります。子供の肥満要因の割合では、遺伝的要素が30%、環境的要素が70%となっています。つまり、両親の遺伝子そのものより、食生活や生活習慣のほうが大きな影響を及ぼします。大人の生活習慣は、そのまま子供に伝わっていくものなのです。
脂肪細胞は、幼児期から思春期までにその数が決まります。大人になってからは、脂肪細胞のサイズを縮小することはできても、数を減らすことはできません。したがって、子供のときに脂肪細胞の数を増やさないように大人が気をつけておかないと、子供が肥満で苦しむことになります。子供のためにも、ダイエットに良い生活習慣を身につけておきましょう。
http://www.school-lunch.city.echizen.lg.jp/other/oth01.php?OTHID=f&DTLID=4 +++++
「深刻化する子供の肥満!30年で2~3倍に!!」 |
高血圧、高脂血症、耐糖能異常・・・。中高年男性の話ではなく、小・中学生の10人に1人が生活習慣病の脅威にさらされている。 原因は肥満。食生活の乱れと運動不足、最近はストレスも過食を促している。 6~18歳の場合、標準体重を20%以上上回った時に肥満と判定しているが厚生労働省のデータでも30年前に比べて3倍になっている。 子供の肥満の70%は大人になっても継続し、生活習慣病を発症するらしいので、事態の深刻さを理解し、社会全体で子供の育つ環境に関心を持っていかなくてはならないであろう。 |