現在、自分の職場でソーシャルワークの実習生を受け入れています。
以前より実習生の受け入れを行っていますが、今回新たに精神保健福祉士の実習生を受け入れました。今までと違うのは、精神保健福祉士の実習指導者資格を持っているのは自分だけ。なので指導主体は自分になり、B型に参加することがあっても最終的には自分の指導になります。
まぁそれ自体は社会福祉士の実習指導とそんなに変わらないので、大したことありません。
ただし、今回は事前準備が非常に多いです。初めての精神保健福祉士の実習生であり、それに向けての用意をする時間をかなりかけています。また実習が始まった後もノート指導などにも時間を要しており、思った以上に忙しさを感じています。
とはいえ、手を抜くことができないのが自分。
手を抜こうと思えば、何となく実習をして、何となくやってもらればOKです・・・なんて言うこともできると思うのですが、実習を受ける以上はちゃんとしたものを提供することも必要なことと考えており、将来の人材育成の観点からもしっかり準備をして臨んでいます。
精神保健福祉士の実習は医療機関での実習と地域実習の2つ。
自分はそのうちの「地域実習」を担当しており、実習期間は15日間。今日がちょうど10日目で、残り5日間。その間はB型にも参加してもらいながら、自分の方でも講義をして地域特性や障害者施策、相談支援の歴史なども説明してきました。会議聴講や面談同席もし、残りの5日間では病院や他事業所見学、相談支援演習も予定しています。
いや、ここまでやると「やりすぎ」なのかもしれません。
ただ・・・さっきも話した通り、手を抜くことができないんですよね。やるからには、ちゃんとやらないと気が済まないのかもしれません。ただ、本質はそこだけじゃありません。
自分が実習を受けたのは、社会福祉士を目指していた学生時代の頃。
当時自分が通っていた専門学校は、2年間の通学課程に通いながら、1年10ヶ月の通信課程を一緒に勉強して受験資格の取得と合格を目指していました。その関係で、通学課程で2か所、通信課程で1か所の実習を行くことになっていました。ただ当時の自分は「勉強ハイ」だったのか、もう1か所を自主的に希望し実習をしたので、在学中に4か所で実習をしてきました。
で、自分は非常に恵まれていたのか、とても有意義な実習を受けることができました。
通学課程では区役所と障害者の入所施設(当時の名前では「知的障害者入所更生施設」)で、通信課程では今でいう地域活動支援センターⅡ型(当時の名前では「身体障害者デイサービスセンターB型」)で、そして自主実習では児童相談所で実習をしました。入所施設の実習は結構大変だった覚えがありますが、どの実習でも現場経験のない自分にとっては1つ1つが新鮮で、本当に勉強になることの多い実習でした。
あれから23年、今では実習生を指導する立場に。
実は23年前の実習ノート、今も残っています。先日そのノートを改めて見返してみましたが、指導者所見を読んで、改めて丁寧に対応してくださったことを実感しました。自分の記述自体は今から見ればまだまだ考えが浅い部分が多いのですが、それに対し1つ1つ丁寧にレスポンスをしてくださり、きちんとコメントをして下さっていました。日々の業務がある中で実習指導をするのは大変なことだと思いますが、その中でも手を抜くことなく丁寧に対応してくださっていたことを改めて感じました。
そんなこともあり、丁寧に向き合うためにも手を抜くことができません。
自分が体験して良かったと思ったことは、これから社会福祉士・精神保健福祉士を目指す人にもきちんと還元していきたい。それが社会福祉士・精神保健福祉士になった自分ができる役目の1つではないかと思い、骨の折れることですが丁寧に準備をして実習対応に臨んでいます。講義のためのパワポも準備しましたし、事前ガイダンスで実習生から希望のあった内容はできるだけ実習に盛り込もうとしています。ただここで一度形が作ることができれば、今後受ける時にこれをベースに組み直したりブラッシュアップして提供することができるので、今の忙しさは将来に向けた準備と思えば、意味のあるものかのもしれません。
そんな明日は、演習のための事前講義。
いきなり演習に行くのではなく、演習前に相談支援の考え方や演習の内容を説明し、それに向けて心づもりを持ってもらい、その後の演習に繋げていきたいと思っています。いや、自分でも良くここまで考えていますよね。でもこれも日頃相談支援従事者研修のお手伝いをしているからこそできることなのかなと思います。
日々の業務もあり、それ以外の業務もあり、ホント大変ですが・・・
でもこれも、ソーシャルワーカーとして大事な仕事であり、役割です。残り5日間、自分も頑張りましょう。













