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【読書感想文Blog】ネタバレ注意⚠

読んだ本の感想とたまーに日常( ᐛ )

ただの出産報告です。

先日、予定日ちょうどに赤ちゃんが産まれました👶

 

 
産婦人科の先生に言われましたが、予定日ちょうどの出産は全体の5%くらいで珍しいそうですニコニコ
営業職と営業職の間に産まれてきた子なので、タイムマネジメントがばっちりなのかな爆笑
 
 
出産は陣痛がとにかく地獄でのたうち回りましたピリピリ
インスタなどで見た陣痛中に効くポーズや、いきみ逃しなどがことごとく効きませんでしたw
体力勝負だから途中カロリー摂取すること、とか言いますが、痛すぎて本当にそれどころではなかった!
 
 
個室でひたすら陣痛に耐え、我慢の限界で初めてナースコール押したときには子宮口全開&破水で、そのまま慌てて分娩室に運ばれてすぐに産まれちゃいました看板持ち
立会い希望でしたが、もちろん夫は間に合わず笑
 
産まれた瞬間は喜びや感動よりも、痛みから開放されたことと、ようやく寝れる!!という気持ちでいっぱいでした魂が抜ける
 
翌日から母子同室でしたが早速洗礼を受けました爆笑
ほかの赤ちゃんよりもよくお腹がすく子なのか、はじめに指定されたミルク量だと全く寝てくれず、10時間近く抱っこ&母乳あげ続けで産後翌日なのに一睡もできずネガティブ
普通の患者さんだとここまで来るとさすがに預けちゃうらしいのですが、産後ハイ(?)なのもあり夜通し同室してました。
 
ただ、そのおかげもあってなんとなくその後の同室はリズムがつかめてきました。
私の入院している病院では、必ず一晩は夜通し母子同室すること(もちろん体調不良のときなどはしなくて良いですが)と決められているので、私の場合は初日ですでにクリアしたので翌日以降が楽でした看板持ち
とはいえできるところまでは毎晩同室して、どうしても泣きやまないとき(だいたい2:00-3:00頃が酷い)だけ預けました。
 
とにかく良く飲んで、お腹がすくと癇癪がすごい驚き
オムツ替えも、替えてもらってスッキリ〜ってよりはオムツ替え自体不快なのか、替えたらしばらく泣き続けます昇天
 
まあそんなこんな出産を終えて育児がスタートしましたが、世の中の全お母さんを尊敬しますね。そのくらい私にとって陣痛は辛かった。
自分の親も、私を産んだときに同じような気持ちで手探りでお世話してくれてたんだろうなぁと思う瞬間もあり、感謝やらなんやらで一人個室で号泣したりもしました。
 
とにかく十月十日無事に育ってくれて、
健康に産まれてきてくれてよかったです赤ちゃんぴえん
ようやく子育てのスタート地点に立った状態なので、色々無理せず頑張っていこうと思います花

倒産続きの彼女

新川帆立

2023/05/24

 
 

 

 

 

 

★ひとことまとめ★

連続殺「法人」事件の犯人は誰か?

 

 

 

 

 

 

↓以下ネタバレ含みます↓

作品読みたい方は見ないほうがいいかも

 

 

 

【Amazon内容紹介】

彼女が転職するたび、その企業は必ず倒産する――
婚活に励むぶりっ子弁護士・美馬玉子と、高飛車な弁護士・剣持麗子がタッグを組み、謎の連続殺「法人」事件に挑む!

(あらすじ)
山田川村・津々井法律事務所に勤める美馬玉子。事務所の一年先輩である剣持麗子に苦手意識をもちながらも、
ボス弁護士・津々井の差配で麗子とコンビを組むことになってしまう。
二人は、「会社を倒産に導く女」と内部通報されたゴーラム商会経理部・近藤まりあの身辺調査を行なうことになった。
ブランド品に身を包み、身の丈にあわない生活をSNSに投稿している近藤は、会社の金を横領しているのではないか? しかしその手口とは?
ところが調査を進める中、ゴーラム商会のリストラ勧告で使われてきた「首切り部屋」で、本当に死体を発見することになった彼女たちは、予想外の事件に巻き込まれて……。

 

 

【感想】

出産予定日まであと1週間です〜キョロキョロ

あっという間〜。けど、前回の検診ではまだまだ産まれなさそうな雰囲気でした汗うさぎ

いつくるかわからない陣痛にドキドキしています滝汗

ハイハイとの初めての共同作業(出産)ビックリマーク頑張ります〜OK

 

 

さて今回読んだ作品ですが、先日読んだ「元彼の遺言状」の剣持麗子シリーズですうさぎクッキー

本作の主人公は剣持麗子ではなく、麗子の後輩弁護士・美馬玉子が主人公です。

以下あらすじです本

 

両親を亡くした玉子は祖母と2人で暮らしており、弁護士として働く傍ら祖母の世話も行っている。

自身のことを不美人と自覚している玉子は男受けを意識したファッションや言葉遣いを徹底しており、生まれながらに容姿も能力も実家にも恵まれている同じ弁護士事務所の先輩・麗子に苦手意識を感じていた。

 

同期の古川が風邪で事務所を休んだことにより、玉子は麗子とコンビを組み案件対応することになってしまった。

案件の内容は、有名なアパレル企業”ゴーラム商会”から寄せられた奇妙な内部通報についての調査だった。

「経理部の『近藤まりあ』、彼女が転職するたびに会社がつぶれる。彼女が勤務した3社はすべて倒産した。彼女が不正をして潰してまわっているのではないか。」

ゴーラム商会も現在倒産しそうな状況で、同事務所の倒産チームが対応中である。

一個人が意図的に会社を倒産させて回るなど俄かには信じがたい内容だが、ボスの指示に従い玉子と麗子は内部通報について調査をすすめることになる。

 

ゴーラム商会にて近藤まりあへの聞き取り調査の際、玉子たちはゴーラム商会総務課長・只野愛子の首切り遺体を発見してしまう。

また、ゴーラム商会を担当していた倒産チームの弁護士・川村も何者かに刺され、一命はとりとめたものの意識不明の状態となってしまった。

2人の事件にはゴーラム商会が関係していると考えた津々井は、内部通報の件の継続調査を指示する。

 

玉子、麗子、そして風邪から復帰した古川の3人で調査を進めていくうちに、近藤まりあが勤務後に倒産した3社に奇妙な共通点があることが発覚する。

近藤まりあは何者なのか?なぜ彼女が勤務後会社は倒産したのか?なぜ只野愛子は死ななくてはいけなかったのか…

 

 

読んでいくうちに玉子の生い立ちを知ることになるんですが、不憫でしょうがない赤ちゃん泣き

両親が亡くなった理由もそうですが、唯一の家族である祖母も亡くなってしまうし、祖母の婚約者とようやく打ち解けられたと思いきや婚約者も殺されてしまうし…泣くうさぎ
けれど、その状況に悲観することなく、自分は弁護士として生きていくと前を向ける玉子偉い…泣くうさぎ
 
単に企業を倒産させて回る女性の話(間違ってはいないんですが)だと思っていたのですが、想像していたより闇が深いお話でした。知ってはいけない存在、名前を口にするだけで危険なヴォルデモートのような存在が絡んだお話だとは。
初めの方から、この人怪しいかな?と思っていた人物が実際組織の一味だったのですが、にしても用済みになるとすぐに殺されてしまうとは…恐ろしい組織だと思いましたもやもや
 
自分の家族が企業からの解雇が理由で自殺してしまったら、その企業を潰したいくらい恨むのだろうか…赤ちゃんぴえん
優秀だったのに非正規だったから解雇された。能力のない正社員は守られるのに何故。
そういう気持ちもわからなくはないですが、でもそれが非正規だしなあ~と思う気持ちもあります。
もちろん時代によって正社員で採用されるのが非常に難しかった頃もあると思います。なりたくて非正規になったわけじゃないという人もたくさんいると思います。。。
けれど、それでもその時代にも正社員で採用された人もいるわけで…それが能力なのかコネなのか学歴なのかはわかりませんが、企業側から何かしら優秀と思われたから正社員として採用されたんですよねうーん

優秀で能力があって正社員と同等に見てもらいたいなら、どうにか努力して正社員になるしかないんじゃないかな〜と思いますショボーンあせる

 
まあでも今は実力主義で年齢よりも実績で見てくれる会社も増えたと思いますが、昔はそうじゃなかったんだろうな〜
学閥とか単純に勤続年数が長い=偉い、みたいなのもあったんだろうな〜
でも本当に優秀な人は評価されていた気もする。。。その時代に生きていないからわからないけれど…真顔
 
 
前作と同じく、テンポよく読み進められるのですぐに読み終われます本
「剣持麗子のワンナイト推理」も読んでみたいと思いました電球

失踪.com 東京ロンダリング

原田ひ香

2023/05/17

 
 

 

 

 

 

★ひとことまとめ★

ロンダリングを潰そうとする勢力に立ち向かうメラメラ

 

 

 

 

 

 

↓以下ネタバレ含みます↓

作品読みたい方は見ないほうがいいかも

 

 

 

【Amazon内容紹介】

「またロンダリングをやってくれないか」
事故物件をロンダリングする人達、それに関わる者が次々と相場不動産を去っていく背景に、妨害工作の動きを察知した調査役の仙道はある事実を突き止める。市井の不動産屋のために巨大勢力と戦おうと立ち上がった仙道だが――。
前作『東京ロンダリング』で注目を浴びた作者が、5年の時を経て新たに大都市・東京の鬼門を突く!

事故物件を単なる恐ろしいものとしてではなく、現実的な事情も含めて丁寧に描いている――大島てる(事故物件公示サイト運営)

 

 

【感想】

先日読んだ「東京ロンダリング」のスピンオフ?続編?の立ち位置の作品です

ただ、作者の原田さんはあとがきで以下のように書いています。

・題名にも「東京ロンダリング」を関していますが、物語としては、まったく新しいものとして書きました。

・むしろ、今作が第一作で、前作はゼロ地点の物語のように感じています。

時系列は「東京ロンダリング」→「失踪.com」の順でした本

 

 

内容紹介を読むと、相場不動産のロンダリングを妨害するライバルがおり、それを突き止め戦う…というお話だと書いてあるのですが、それは終盤になってくるとわかってくる内容であって、初めのお話から普通に読んでいると気がつきませんキョロキョロ

 

普通に読むと、訳あって普通の物件に住むことができない登場人物たちが相場不動産でロンダリングを紹介され、ロンダリングするorしようとするお話となってます。

ただ全てのお話で共通するのが、どの登場人物も最終的にロンダリングをしなくなるということです。

どの登場人物も人生が割と好転した結果ロンダリングをしなくなるため、良い話だな〜と思いながら読んでいました汗うさぎ

「あれ?この人物ってほかの話でも出てきたような…?」と気づいたのは結構後の方でした笑い泣きあせる

 

知人と共に失踪者の調査を行う会社「(株)失踪ドットコム」を営む仙道は、失踪者がロンダリングをしていたことを知り、ロンダリングを紹介した相場不動産を訪ねる。

社長の相場と話しているうちに、近頃はロンダリングの担い手がいないこと、いてもすぐに辞めてしまうこと、そして従業員のまあちゃんも相場不動産から離れてしまったことを知る。

仙道はロンダリングをやめることになった者達やまあちゃんから話を聞いていくうちに、彼らが相場不動産から離れていったのは偶然ではなく、共通の”ある組織”が絡んでいる可能性にたどり着く-。

 

前作に出てきたりさ子も登場するのですが、もうあの頃のような人に流される彼女ではなく、自分の意志をしっかりと持って行動していてよかったです赤ちゃんぴえんラブラブ

りさ子からメラメラとした闘志を感じましたメラメラ

 

終盤は結構(私にとっては)難しいお話になってくるのですが、自分達の業界に有利になるように働きがけをするようなことって、実際によくある話なんだろうな〜と思います。癒着って言うんですかね??

なんでこんな条例・法律ができたんだ?ってこともあると思いますが、その条例・法律によってうまみのある業界や団体がきっとあるんだろうな〜とうさぎ

 

 

続編やスピンオフ作品を読むと、登場人物たちのその後がわかって良いですね〜。

物語の中だけの、実在しない人物達だけれど、幸せに暮らしていたりするのを知ると嬉しくなりますニコニコ虹