先日、弊社で異業種交流会の打合せが行われました。


約10年距離を置いていた会に去年あたりから少しずつ参加をはじめ、

その中でも自身が勉強したい課題も見つかり、

同様の課題を持つ人たちも見つかって、

ご一緒させていただくことが増えてきました。


10年前の自分には魅力に感じなかったものが

今の自分には必要に感じるようになってきました。


とは言っても、積極的に参加されている人とは比較になりませんが、

自分自身が掲げる理想像も見えてきて、

それには不足している課題も当然見えてきて、

そういったことに対して、他の経営者はどうしているのか?を

教えてもらうには凄く良い場になっています。


僕自身の性格上、抽象的なことは求めていません。


成功例、失敗例を問わず、具体性のある施策を求めているので、

はっきりと聞いてしまうのですが、

今ご一緒させていただく人は同様の人が多く、

以前とかなり変わった印象を持っています。


僕自身の理想像は「社員が自分の給料は自分で決める」会社です。


言葉にすると突拍子もないことに見えますが、

そのくらい自主性を持って仕事が出来る会社です。


野球のポジションによく例えますが、

皆各自のポジションがあり、そのポジションに於いては

スペシャリストであってほしいし、

そのポジションの改善を必要としていることは

守っている人が改善する。

昇給を望む人には今年より来年には

レベルアップしてもらわねばなりません。

その為に会社と話せる場を他社より多く持つ。


社員に求めることをはっきりと求め、

それに対してしてくれる量を対価として

はっきりと定められることが理想です。




そんな議論をしていると日が変わるころまで

あ~でもない、こ~でもないとディスカッションをしていました。


こういった前向きな人たちと話している時間は

長時間であっても楽しく感じます。


先日お見えになったお客様の案件で

久々にコンタクトを取った取引先がありました。


社長自ら来社いただき、最近のお互いの話になりました。


その会社も色々なことに取り組まれ、

久々にお会いしてもそれは変わらず、

チャレンジ精神で仕事を取り組まれていました。


分野は違うので、専門的なことはあまり分かりませんが、

本業から離れていることでも「面白い」ことは断らない。


そういった姿勢で仕事をされていました。


今の取組みや改革が5年後の会社を作ります。




弊社に於いても、少し違う取組みになっても、

気持ちよく取り組んでくれる人が多いと思います。


しかし、僅かながら、説得が必要であったり、

根回しが必要になることもあります。


社長業は全員の中で一番、

個人のことより会社優先にある存在です。


希望者を除き、全職種に於いて、正社員化した今、

会社が社員の将来を考えることと同様に

社員もまた、会社の将来を考える責任があると思います。


これからも色々な取り組みには理由があると思って、

継続して協力お願いしておきます。

今月から新しいグループ体制で仕事を始めましたが、
本格的な始動が先週からでした。
その中で、僕自身の作業を皆に割り振ることも行っていますが、
指導や引継ぎの量を再確認して、あまりに作業に首を突っ込みすぎていたことを感じました。

その過程で、新しく昇格した社員と僕自身が兼務になっていて、
その社員は休日返上、僕自身も連日日が変わるまでの仕事になっています。

早く役割を落ち着かせたいものですが、
そんな僕を気遣って、今まで以上に自立をしようとしてくれている社員も出てきて、
まんざらではないなと感じました。

ハードワークに陥った時にいつも感じるのが、
サラリーマン時代にハードワークの会社に勤めていて良かったと感じます。

若い間に楽な仕事に就いていたら、自分自身もっと甘かったと思います。

厳しい先輩のもと、その歳なりに仕事へのプライドを持って、
仕事ができたことは本当に財産です。

そう感じながら、以下のサイトを読みました。
『35歳になった時に心得ていないと、ヤバイこと』
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1108/05/news005.html


3ページありますが、1ページ目ではスパルタな上司のもとで
仕事をしてきた社員のことが書かれていて、
3ページ目では真似をすることの大事さが書かれています。

僕自身、真似はすごく大事にしていて、共感を持てる記事でした。

また、変化できる年齢は35歳までと書かれているのも同様に共感できます。

その年齢以上は35歳までに培ったものを使って仕事をしていきます。

弊社も本人の希望以外は全て正社員化して、
それなりの責任・行動を求めるようになりました。

社員には必ずこの3ページを読んでほしいです。
新しい体制で4月が始まり、2週間が経過しました。

4月の頭で試用期間が終わった社員もいて、これからこの体制でどう収益をあげていくか、考えねばなりません。

最近行った施策を社員向けにまとめると、

機械を覚えていく社員研修の通過点にしていた職種を正社員雇用にし、責任を持ってもらうことで、納期・品質管理を自分で行ってもらえるようになりました。パートさんなら、良くも悪くも言われたことを言われた通りにとなるので、良かったです。

業務を3グループに分け、グループでの仕事の取組みにし、一体感を持つようにしたこと。

業務を細分化若しくはワークシェアし、一人一人の仕事量をかなり減らしたこと

この二つが大きな柱ですが、かなりの補強になるので、逆に僕が担っていた仕事や判断を自身でしてもらうようにしました。

何度も何度もこのことを取り上げるのは、この大きな変化を中途半端にしたく無い為です。

当然、人件費も上がっているので、皆が自立して、費用対効果が出ないと、意味がありません。

自身の仕事を再度見直し、同じ業務や役職でも毎年毎年レベルアップしていってください。


3月末、各社員との面談や役員のみで経営者会議を行いました。


会長からも色々と指摘や意見交換を行い、

助言をもらいました。


また、社員と面談では、本人の希望、会社への要望などを訊いて、

会社からの要望を伝えるというシンプルなものですが、

結構な時間を使って、有意義な時間となりました。


専務から数えれば、経営者となって10年。


自分なりの形とは何ぞやということを自問自答しながら、

また勉強しながら、探してきましたが、

社員のお陰で何となくですが、形になってきました。


「自分の給料は自分で決める会社にする」


を目標にして、面接から採用、そして面談して

長期的に働いてもらうことに注力してきました


残っているのは自分が抱えているルーティンワークということで

これについても思い切ってメスを入れ始めましたが、

予想通り、難航した部分もありますが、方向性は固まってきました。


自分を入れずに、一連の作業を全て行えるようにする。


ずっと続けてきたことを変えるのは、根深くしんどい作業になります。


社員の中には自分に関わる部分が変わるとなれば、

納得していない人もいるかもしれません。


しかし、それは何かしらは必ず必要な、

会社の体質改善につながります。


逆を言えば、体質改善をしていくことで

皆の生活を守っていくことができます。


今、目の前のことを見れば、納得できないことでも、

長期的な視野に立てば、分かってもらえると思います。


今現在、機能している仕組みも数年前に

すったもんだしながら作った仕組みです。


数年先の為に常に改善を行う。


この信念で体質改善を進めたいと思います。



先日から報道で家具屋さんの親子の株主争奪戦を観て、
色々と考えることがありました。

勉強になったのはその騒動自体が勉強になったわけではなく、
メディアでその話題が特集になった際に
比較対象に挙がった企業から勉強になりました。

事業継承がうまくいっているケースやコツ、
または事業継承でやってはいけないことや考え方、
色々と親子でのケースが出てきました。

これらの話はケースの大小あれど、
経営者の中では日常茶飯事的な話です。

勤められている方はそれらを他人事に感じたり、
自社の中だけではと思う人がいるかもしれませんが、
異業種交流会では主観ですがよく出る話のNo2かもしれません。
(ちなみにNo1は社員との関係、社員教育など『ヒト』がらみです)

勉強になったのは沢山ありましたが、
やはり自分の最近の勉強課題でもありますが、

そこに理念があるか?

ということでした。


経営理念の勉強会でも言われましたが、

常日頃、経営理念をずっと意識はして仕事をしないかもしれませんが、

トラブルになった時、異常事態に何を大事にするか?

で判断の指標となると言われました。


だからこそ、達成可能なものではなく、
永続的な内容にしなければならないし、
日常的に社内全員が経営理念を意識するような
社員教育が必要と教えられました。

という訳でこの家具屋さんの経営理念を調べてみましたが、

僕の主観ではどちらの言い分も経営理念に沿っていないような・・・

でも、トラブルとは外部には見えないことが沢山あるというのが僕の考え。

会社でも政治でも同じに考えます。

周囲を大事にした結果の考えであっても、その周囲から批判されることもある。

ワイドショーや報道でも外野は何とでも言えます。


言えないことが多い方がどうしても悪者になったり、結果的な弱者になってしまいます。

全部の話にはあてはまりませんが、結果的に捨てるものが少ない方がより発言が言えるので、結果的な強者になれると思います。


話がそれてしまいました(^^;

なので、どちらが正しいかは報道というフィルターを通しているので、何とも言えないし、外野は真実は分かりません。

しかし、僕個人としては、上述の通り、その特集自体が勉強になりました。


やはり、経営理念には『ゴーイングコンサーン』のワードは必要だな・・・。


ここ最近の土曜の休みは4月からの準備に使っています。

4月からもう一段会社が成長する為に今までの体制に新しいグループを作ります。

課や部までは全然大きいものでは無いですが、弊社ではグループと呼んでる係くらいには早くしたいと思います。

今後はここも重要な役割になると思ってるし、なってほしい。

女性と言えば、ここ最近の弊社の女性比率が上がっています。

半分くらいにまでなってきていますが、皆よく頑張ってくれています。

男性が頑張っていない訳ではないですよ(^^;

ただ、女性の仕事はここまでという先入観を超える女性が面接でも多くなりました。

良いことだと思います。


ある社員には話しましたが、3月ということで週末は海辺に行って、一人になる環境を作り、
会社のことを時間を掛けて考えました。

経営理念についてや社員について、今後の展開などなど。

色々と書き溜めていきました。

これらを理解してもらえる社員を増やしていき、その社員達を中心に会社を良くしていきたいと思います。
今月は査定月。

個人面談の月でもあります。

我が社は最低限の仕事以上は自分で仕事や目標を決めてもらっています。

そのような仕組みも伝えてはいますが、入社初年度はなかなか分からないと思うので、
そこそこにしていますが、二年目以降は面談をしながら、キャリアを考えてもらっています。

ただ、いつも時間内に収まらず、聞きたいことが聞けないこともあったので、
今回から事前にその年に聞きたいことを先にヒアリングシートとして渡して、
記入してもらいました。

数年後の自分自身のことなど、色々と考えてもらいました。

日々、業務やプライベートに忙しく、仕事上の数年後のことを
考えたことが無い社員もいたと思います。

ただ、僕自身も歳を重ねるにつれて、社員の皆が歳を取っても
長期的に働いてもらいたいので、今回答えがでなくても、
しっかりと考えてもらいたいと思います。

体力資本の仕事をしている社員も段々と体力仕事から
シフトしていきたい社員も居ると思います。

今回のような機会で自分の数年後を考えると
空いた時間を使って、他の社員の仕事を覚えたり、
知識を積んでいくことを考える社員もいるかもしれません。

しっかりと4月からの半期をしっかりと面談で聞きたいと思います。

先日、参加した勉強会で経営者の

プレイヤーとマネージャーの割合について議論になりました。


中小企業では経営者が第一線に立つプレイヤーである人は9割以上だと話になりました。


当然、自社のことを知る意味では有意義なことですが、

経営者の仕事は経営なので、作業者の役割は重要なこと以外については

極力無いようにすべきだと思っています。


それを理解してくれる右腕、左腕を育てていくのがマネージャーの仕事。


という訳で、ここ最近、自身がタッチしている作業の整理に入っています。


自身がタッチしている作業を一つでも減らすように改善していっています。


自分がしなければならないと思っていた作業でも

実はそうでもない作業が多くあると思っています。


しかし、これを進めないと会社自体がもう一段高みにいけません。


ただ、その作業を誰に受け持ってもらうかが迷いどころで

各社員の作業量を調整しながら、役割の変更をしなければなりません。


社員には色々相談すると思うので、上の内容を理解してもらって、

出来る限り、建設的に相談に乗ってください。



先日の会合で凄く勉強になる経営者にお会いできました。


35歳と若いですが、福祉関係の仕事でどんどん自社を成長させている経営者でした。


色々とお聞きしている中、最初は自分の状況とは違うケースかなと思って聞いていましたが、


福祉関係の社員の方のことを我々のようなものづくり企業と同じ「専門職」だと言われたところから、

興味が増し、色々とお伺いしました。


①3年前までサラリーマンで別の仕事をしていた為、福祉の仕事は社員の方が当然詳しいいうこと


②業界の常識とは違った手法で成長軌道に乗せていること


③管理職は相場の1.5倍の給料を渡し、決算書の見方や収支など「数字」も教えて、「経営者」になってもらっていること


などなど、勉強になりました。


職人や専門職の人は総合職の人と違い、あまり出世などを望まない傾向にあると思っていますが、

そんな人たちを「経営者」に変えていく作業には非常に興味を持ちました。


それを一言で


「僕がすることは仕組み作りです。それだけです。後の運用は社員の仕事です」


と言い切っておられましたが、そういう会社にすることがなかなか難しい。


僕も仕組み作りはその仕組みのスケールの大小あれど、中小企業の経営者にとって大事なことと思います。


どうしても運用は自分たちの仕事だと理解してもらえるまで時間がかかるし、

理解できる人とそうでない人もいます。


ただ、「仕組み作りの人」と「運用する人」を分けれられると

業績は上がるし、企業体質も強くなる。


全社員にとって、良いことです。


当社もそうなれるようにリードしたいものです。