先日から報道で家具屋さんの親子の株主争奪戦を観て、
色々と考えることがありました。

勉強になったのはその騒動自体が勉強になったわけではなく、
メディアでその話題が特集になった際に
比較対象に挙がった企業から勉強になりました。

事業継承がうまくいっているケースやコツ、
または事業継承でやってはいけないことや考え方、
色々と親子でのケースが出てきました。

これらの話はケースの大小あれど、
経営者の中では日常茶飯事的な話です。

勤められている方はそれらを他人事に感じたり、
自社の中だけではと思う人がいるかもしれませんが、
異業種交流会では主観ですがよく出る話のNo2かもしれません。
(ちなみにNo1は社員との関係、社員教育など『ヒト』がらみです)

勉強になったのは沢山ありましたが、
やはり自分の最近の勉強課題でもありますが、

そこに理念があるか?

ということでした。


経営理念の勉強会でも言われましたが、

常日頃、経営理念をずっと意識はして仕事をしないかもしれませんが、

トラブルになった時、異常事態に何を大事にするか?

で判断の指標となると言われました。


だからこそ、達成可能なものではなく、
永続的な内容にしなければならないし、
日常的に社内全員が経営理念を意識するような
社員教育が必要と教えられました。

という訳でこの家具屋さんの経営理念を調べてみましたが、

僕の主観ではどちらの言い分も経営理念に沿っていないような・・・

でも、トラブルとは外部には見えないことが沢山あるというのが僕の考え。

会社でも政治でも同じに考えます。

周囲を大事にした結果の考えであっても、その周囲から批判されることもある。

ワイドショーや報道でも外野は何とでも言えます。


言えないことが多い方がどうしても悪者になったり、結果的な弱者になってしまいます。

全部の話にはあてはまりませんが、結果的に捨てるものが少ない方がより発言が言えるので、結果的な強者になれると思います。


話がそれてしまいました(^^;

なので、どちらが正しいかは報道というフィルターを通しているので、何とも言えないし、外野は真実は分かりません。

しかし、僕個人としては、上述の通り、その特集自体が勉強になりました。


やはり、経営理念には『ゴーイングコンサーン』のワードは必要だな・・・。