10月23日から、二十四節気の1つ「霜降(そうこう)」の時期入っています。「霜降」では、秋が一段と深まり、朝霜が見られる頃をいうそうですが…。朝晩は冷え込むようになり、日が短くなったことは実感しますが…。初霜の知らせが聞かれるのも大体このころで、山は紅葉で彩られます。霜が降りるには、その周辺の温度が0℃以下であることが条件ですが、気象庁で発表される気温は地上から1.5mの高さで観測しますので、気温が3℃と発表されていても、地面の温度は0℃以下になっていることもあります。『霜(しも、英: frost)は、0℃以下に冷えた物体の表面に、空気中の水蒸気が昇華(固体化)し、氷の結晶として堆積したものである。空気と接触している物体の表面の温度が霜点(温度が0℃以下のときの露点のこと)よりも低くなると、空気中の水蒸気が昇華し、物体の表面に微細な結晶構造を持つ氷が成長する。この結晶のこと、あるいはこの現象自体を霜と言う。着氷現象の一種である。』(出典:フリー百科事典ウィキペディアより)
とはいえ、葛飾区新小岩にある小松川境川親水公園にある「ハナミズキ」の葉が「紅葉」しています。『ハナミズキ〔花水木〕ミズキ科。花期4~5月/原産:北米原産。落葉の小高木で、高さは8mに達する。公園樹、街路樹として人気のある花木。葉はミズキに似て広卵形、秋には赤く紅葉し、美しい。関東地方では、ゴールデンウィークに咲く。このため梅雨期に咲くヤマボウシに比べて人目につく。花びら(正確には花を包む総苞)は4枚、白色で先端はくぼむ。花は総苞の中心に丸く20~30個集まって咲く。果実は秋に赤く熟し、光沢があり長円形で一つ一つが離れる。/白花が普通で、これは実生で増やす。赤い花の品種が見られるが、これは白い花の台木に接ぎ木をしたもの。こほか葉に斑が入ったもの、総苞が尖ったミルキーウエイ(中国産ヤマボウシ)などが知られている。』(日本の樹木/中川重年著/小学館1980より)
予報では、本日は「夏日」になるそうです。11月に「夏日」になるのは、2009年11月1日以来の14年ぶりになるそうです。(2009年11月1日最高気温/25.9℃)7日には、二十四節気のひとつ「立冬(りっとう)」になり、暦の上では「冬」になるのですが…。7日も「夏日」になるとのこと。予報では、最高気温が「20℃」をきるのは、来週末になるようです。あと1週間は、朝晩「秋」の気配を感じるものの「朝霜」にはほど遠く、昼間は「夏」のようです。(最高気温/最低気温/28日21.4℃/14.3℃、29日20.8℃/12.5℃、30日22.3℃/11.6℃、31日20.9℃/13.5℃、11月1日23.1℃/13.1℃、2日24.9℃/13.0℃、3日24.3℃/14.3℃、4日-℃/14.4(04:21)℃)
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