[国立公園鉄道の探索]
「C58363」牽引のパレオエクスプレス ゆのいりさわを通過
秩父山地を越えて、秩父盆地へやってきました。
秩父鉄道秩父本線の名物列車・パレオエクスプレスが走る風景を眺めてみたいと思います。
パレオエクスプレスは「C58363」蒸気機関車によって牽引されます。
この蒸気機関車は、1944年2月から東北地方で走りはじめ、1972年12月に一旦廃止され、埼玉県の吹上の小学校で静態保存されました。
その後1987年に復活、1988年の3月からは秩父鉄道のパレオエクスプレス牽引機関車として、
熊谷~三峰口間で営業運転が始まりました。
今年は「C58363」生誕80周年、ということになります。
三峰口駅で出発準備が整ったようです。
蒸気が発せられますと、ギャラリーから「わー」と歓声があがりました。
これから急ぎ「ゆのいりさわ」へ向かいます。
「C58363」牽引のパレオエクスプレスが、白久~武州日野間にある「ゆのいりさわ」へ差し掛かります。
パレオエクスプレスは、緑の潤い溢れる秩父路の風光の中へ進んでいきました。