月の下ポエム -31ページ目

二つの貝

アンモナイトが絶滅して

オウムガイが生き延びた

という一説を読んだ


小畠郁夫・加藤秀著「オウムガイの謎」


白亜紀の大海退や隕石の衝突による
環境の変化などの説を紹介している。

次のような記述があった



生きているものはだれでも

いごこちの良いところへ

のし上がろうと競争をする

しかし

いごこちのよいところに

長いあいだぬくぬくとおさまっていると

大きな変わり目の時に

あっけなく滅んでしまう

  (中略)

ところがオウムガイの仲間は

生存競争に負けたために

いごこちの良いところから

身を引いて

世界の片隅でひっそりと生きてきた

えさは十分にはなかったけれど

長いあいだに数日間食べなくても

困らない体のしくみが出来上がった


暗く冷たい深海だから

命を脅かす天敵はほとんどいない

食べ物の奪い合いで

しのぎをけずる必要もない

自然に逆らうことなく

ゆっくりゆっくり生きていく・・・

実際そういう生き方でオウムガイは

5億年の歳月を生きのびてきたのだ


という内容でした。



オウムガイの仲間は

生存競争に敗れ

退いた

しかし

それが

長い歳月を生きのびるキッカケになった。

老荘思想のエッセンスがあります

エントロピー増大を抑えたエコな生き方なのかも・・・


真実はさておき

螺旋を描く貝達と共に

自然の中で

それに逆らうことなく

その螺旋に身をゆだねることで

私達の栄達は

グッと身近に感じられそうな

気がしました。

無中充

何もない

充足感


今日は何のために生きる?



何のためでもなくある

充実感


貴方の

頭のてっぺんから

足のつま先まで

全部受け止めよう


僕には 何もないから



明日はなんのために生きよう?

何もない

なにも



あるのは

滑稽な充足感



ごめんね

でも

ありがとう

僕は「なにもない」に

夢中だ

最低点

「てめーが一番ばかになればいいの」

赤塚不二夫ちゃんは そう言う


同じ思いに共感

親しみが湧きます。


ちょっとでも気がゆるむと

背後から偉そうな自分は忍び寄ってくる

最初から何も誇れるものなんか持っていないのだけど

あるかのように 在ることは

愚かなことなのかもしれない


と、ここで

若いお兄ちゃんが飛び込みで和菓子を売りにやってきた

チョット胡散臭そうな感じ・・・

こんなとき「要らないよ」って簡単に言えるけど


不二夫ちゃんだったら


きっと買うだろうな・・・


僕は560円で3つ入りの大福を買ってみた


ちょっと赤塚不二夫になったきがした。


後は


「ばかになればいいのだ」


ばかの良さは

ばかにならないと

解からない

と思うと

一秒でも早く

ばかになって自由になりたい

そうやって、みんなの言ってることを

ちゃんと受けとめられるように

何がなんでも、そうなりたい。


愛燦燦と降りそそぐ その場所で


心帆

心に立ててある 帆

いろんな風が

それを揺らす

ちょっと疲れた時には

たたんだり

気分のいい日は

全開にしてみたり


季節 移ろうかの如く

濃淡をつけて

風と共に

我が心は 笑う

土は今日

優しきだけでは渡れぬ世界

なにがなんでも と思う気持ちは

強さを産む


優しきは 水

強きは 火


口で火を吐き

行いは水の如し


火は真直ぐに 立ててはじめて

情けの裏にて誠を支え

花の裏にて散らぬ誠を咲かす



低き場所から尚

身欲を控え

感謝の音と共に

花咲き行く時節


起きあがる度に

誠の情け と 生きていること

知りて解かる道へ導かれる

私欲ありては 適わぬ道


何事にも節度をもって

清き優しさを忘れることなかれ

その努力は土であり心

火と水を結び咲かす


心澄みきらねば

口は誠を立てず

行いは 偽りを結ぶ

心に澄みきりあれば

思い成すこと

誠の形と組み結び成りて

世に現すも自在に至る


感謝の響きが澄みきる響きである

心磨き一番と思うが善い

心 曇ること なかれ

生かされある この身に

誠ありて 身欲は必要はない

身欲は曇りを産み

あやま知を使うて利便に走る

それは めぐり の始まり

自らの辛さを嘆かず

不調和の響き ばら蒔かず

調和をふり蒔く者であれ


水ありと思い

火を探していた日々

土は今日

私と火とを結んだ