霧音 | 月の下ポエム

霧音

心の風を感じるのは

忘れかけた思い出

ゆっくりと落ちてゆく

夕日が沈む速さで

もっとゆっくり感じてほしい

湖の霧のように

儚くも晴れてしまう霧のように

枯れかけた葉の横で

芽吹き始めている夢

あなたが あなたであることは

僕が知っている



その yesも 迷いも

やがて 霧のように 晴れ

やがて また たちこめる


日々の営みに

霧のような ぼくらは

ピアノの音が

静けさの横で

横たわるのを

やすらぎ 待つ

何もかもが 沈み

無色透明になるまで