季節限定のものだからの2
5月に柏餅を食べ比べたのがちょっと面白かったので、最近いろいろなところでみられるようになってきたシュトーレンも比べてみたいと思います。私は学生のときにバイトしていたパン屋さんでシュトーレンを作っていたので知ってましたが、他のお店で見ることは意外となくて、ようやく最近一般化してきたのかしらと嬉しく思っていたのです。シュトーレン、良いですよね。すぐに食べると表面にまぶされた砂糖の感じがシルキーで、ちょっと寝かせてしっとりさせてもまたおいしくて♪というわけで、シュトーレンの認知度を更にアップするべく、地味にレポートしていってみようと思います。もちろん同じ日に全て食べているわけではないので、コンディションによっても変化しますが、まぁ、そこは大目に見ていただければと思います。さて、記念すべき1個目は「タカキベーカリー」というパン屋さんのミニシュトーレン。生協の配達で購入したので、店頭のものとはもしかしたら違うのかもしれないけれど、小ぶりながら手に持ったときのずっしり感がなんとも期待を煽ります。ナイフで切り分けているときも、ザクッザクッとした手応えがあったのですが、買ってから2週間ぐらい寝かせてあった割には表面はきめ細かいパウダーが見事にサラサラ。…おや?パン屋さんのだし、もしかしてちょっと乾いた感じなのかしら…と思いながらいただきました。実際に一口食べてみますと、想像よりもずっとしっとりとした生地で、パサパサ感のカケラもないような口当たり。それに、生地よりも多いぐらに詰め込まれたドライフルーツがどれもおいしくて、食べるたびにオレンジピールの爽やかさだったりレーズンのしっとりとした甘さだったり、それにクルミの香ばしさといった風味がとても豊かで非常にリッチな味わいでした。ミニサイズながら食べごたえも十分あって、軽い朝食にピッタリな感じ。個人的には表面の砂糖がちょっと溶けてしっとりしてきた頃のものが好きなのですが、サラサラフワフワの口溶けというのも良いものだな~としみじみ感じられました。2個目は「南蛮屋」というコーヒー屋さんのシュトーレン。ここのパウンドケーキは割と買っているのです。箱を開けるとピッチリパックされていました。お皿に出して切り分けてみると、思ったよりも硬い手ごたえが…。あらら?と思ってたのですが、実際に食べてみるとやっぱりちょっとパサつき感がありました。食べるとき一番困るのはボロボロとカケラが落ちることなのですが、残念ながらこのシュトーレンは受け皿が常に必要なぐらい落ちました。中に入ったレーズンはそれなりにジューシーだったのですが、表面の砂糖も粉砂糖というにはちょっとしっかりしすぎているぐらいきっちりとした層になってしまってました。まぁ、パンと思って食べればまあまあいいかな…ぐらいでしょうか。もうちょっとしっとりしたものをイメージしていたのもあって、今回はちょっと残念でした。3個目は「ブルディガラ」というパン屋さん(?)のシュトーレン(小)。ここはもともとシュークリームがおいしくて好きになり、その後改めてパンを買ったらどれもおいしくて一気に好きになったお店でありました。まぁ、その分お値段も素敵だったりもして、あまり買ってはいないので、久しぶりの買い物でした。薄いフィルムに包まれたシュトーレンを出すと、ほろほろと周囲の砂糖が崩れます。切り分けてみるとこちらのも層が厚めで、ドライフルーツの他にナッツが使われている模様。期待しながら一口食べると、砂糖部分のおいしさにまずビックリしました。小人さんも言ってましたが、ヨーグルトのような風味があって口溶けはやさしく素早く、レーズンをコーティングしたヨーグルト味のチョコみたい。生地の部分もしっとりで、ドライフルーツは多すぎず少なすぎず。ちょうど一口食べるとほどよく口の中に入ってくるのが素晴らしい…。フルーツ感もありつつ、生地の風味も感じられつつ、砂糖もおいしくてシアワセでした。これは来年も買いたいリストに入れておかねば!4個目は「Ruscotte Tokyo」のもの。こちらは年が明けてからいただきました。本当は31日までと言われていたのだけれど、まぁ、焼き菓子ですし1日ぐらいなら大丈夫でしょう。切り分けていくと、表面の砂糖がしっとりしているのがわかります。今回はあまり「しみてる~」感じになっていなかったので、期待大!準備ができたら紅茶と一緒にいただきます。早速食べると、生地の表面は期待よりやや控えめなしっとり具合だったのですが、粉砂糖のざくっとした感じはなかなか好み。ドライフルーツは細かく刻んだものらしく、あまり歯触りを楽しむ感じではなかったけれど、ふっと香るオレンジピールは嬉しかったり。食べ進めると、シュトーレンのほぼ中心に果実感の残る林檎ジャム?のようなしっとりとした部分があって、不思議な感じ。さすがはパティシエ・タカギ系列だな~と、最後までおいしくいただきました。ただ、やっぱり生地自体の存在感があまりないので、どちらかというと皮にまぶされた砂糖の甘さで生地を食べるような感じだったのはちょっと残念だったかも。まぁ、これはドライフルーツ感の好みもありそうです。というわけで、クリスマス前からちょこちょこと食べてきたわけですが、お店によって思った以上に違ってました。基本的にはドライフルーツが好きなので、果物やナッツはごろっとしているのが好きで、できれば生地はしっとりで…という私の好みの順は、ブルディガラ→Ruscotte Tokyo→タカキベーカリー→南蛮屋…という感じ。まぁ、最初の2店のはおいしくなかったらむしろその方が大ショックな感じがします。来年はもぅ比較はしないかもしれないけれど、好みのものを2個買って1個は早めに、もう1個は熟成させて楽しんでみるのも良さそうです。★ Shop Info : タカキベーカリー・南蛮屋・BURDIGALA・Ruscotte Tokyoにほんブログ村