先日からお伝えしている

四国お遍路の備忘録。

今日は番外編です。

 

お遍路について、

「行ってみたい」という言葉を

何人の方からも、聞きました。

 

私がお遍路行こうと思いたって、

迷ったり不安だったのが「持ち物」です。

 

普通の旅行と違って、

荷物を持ったままで長距離を移動する。

それも歩き遍路ですから、

その重さは、負担になることが目に見えている。

 

というわけで、

私がどれくらいの荷物を持って行ったのか、

行ってみて、どうだったのか。

書き残しておこうと思います。

私も、ネット情報にお世話になったので。

事前に自分が迷ったものを中心に、書いておきます。

 

 

 

【女子お遍路 持ち物編】

 

日程は、9月末から10月頭の4泊5日。

68~85番札所辺りの高松地域を回りました。

暑くもない、寒くもない、良い時期だったと

思うのですが、ちょうど台風が来ていました。

 

 

●靴

これは、まず、自分の歩く行程が

「平地アスファルトが多いか、

(遍路転がしと言われる険しい)山道が多いか」

によると思います。

 

ガチ歩き遍路は、

一日40キロとか歩きます。

私はその7割方くらいで!と

緩めに設定してもらいましたが、

結局、台風を避ける都合で

一日中歩く日が2日間ありました。

 

持っているトレッキングシューズは

かなり重いので、

スニーカーの方がいいかどうしようか、

と悩んでいたところ、

ウォークラリーで夜通し歩いたという、

経験者3名から同じ話を聞きました。

 

スニーカーの固い底で

アスファルト長く歩くのは危険、

膝にくるからダメ、クッション大事!と。

 

ヨガ友のSちゃんは山ガールでもあって、

「靴だけは専門家に相談して、多少高くても、

用途に合った良いものを買うこと」

「荷物は決めてからも、さらに減らすこと」

と、アドバイスしてくれました。

 

 

 

そんなわけで、専門店へ。

 

山道も多めだったので、

最後まで迷ったのですが、

重さで体力負けしないように、

底柔らかめのウオーキングシューズに

することにしました。結局左の色。

 

 

普段にも履けそうな、

有名なジャングルモックと迷ったのですが、

お店の方のアドバイスで、ひも靴にしたのです。

 

 

 

足がむくんでしまったり、

マメができて絆創膏、なんてときに、

紐なら微調整が利くからだそうです、なるほど。

 

私は足は小さいのですが、

指先が広がっているので、

足先がリラックスできるものだと、

かかとが余るんですよね。

「それなら、なおさらヒモです」と

店員さんに推されて、

23.0(いつもは22.5)のひも靴に決定。

 

購入は旅行の10日前くらい前でしたが、

サロンへの行き帰りに履くようにして、

足に慣れさせておきました。

 

ちなみに家に帰ってきてから、

3日くらいは、

今までにないくらい厚みのある

「大きな足」になってましたよ。

足裏が、腫れていたようです。笑

そんなのはじめてですよ。

それくらい歩いた、、ということ。

この靴を買ってよかったです。

 

 

 

●リュック

これも、登山用の軽いものを

購入しようか迷ったのですが、

昨年インドに行ったとき、

コールマンの「ウォーカー25」という

25リットルリュックを購入したのですよね。

「トレッキングから 旅行までマルチに使える」

とあったので、流用することにしました。

シティタイプなので、少し重めです。

 

 

雨の時用に、カバーを買いましたが、

結局、100均レインポンチョを

上からかぶってしまったので、不要でした。

 

 

分量は、これくらいがベストですね。

歩くことに慣れてない女性のお遍路は、

このサイズくらいじゃないと、

大変じゃないかなと、思います。

(慣れてたり、力持ちは別。)

 

手元には、携帯・財布・地図と、

納め札、お線香、経本、御朱印帳が入る、

大きめウエストポーチも、持っていきました。

(斜めにも、かけられるもの)

 

雨でレインポンチョを

着てしまったこともあり、

手元で出し入れできる

小さなウエストポーチは必須、便利でした。

 

 

 

 

●服装

《インナー》

結局4泊した、どの旅館やホテルにも、

コイン洗濯機と乾燥機がありました。

やはりお遍路さんを考えてくれてます!

 

なので、洗い換え用下着は1組で大丈夫かな、

と思います。ただ、女性の場合は、

何かあったときのために、+1組欲しいところ。

私も迷った挙句、2組持っていきました。

要らなかったのだけど、安心剤ですね。

 

その分少しはみ出てしまい、

夫のリュックに突っ込ませてもらいました。

ここらへん、慣れた山ガールは

キッパリ削ぐことができるのかもです。

 

 

ふだん肌着は、

天然素材のものしか

身に着けないのですが、

洗濯機乾燥機がなかった時を考えて

手洗いでも乾くように、

「速乾性」と表記のある

化繊の肌着を採用しました。

コイン乾燥機の時間内でしっかり乾きました。

化学繊維は、軽いのもいいですね。

 

 

《アウター》

ボトムは、アウトドア用の

生地のしっかりしたもの。

エーグルの七分丈をメルカリで購入。笑

私は背が低くて、七分丈命なのですが、

種類が少ないので、

1つずつアウトドアメーカーを当たるより

メルカリで検索するのが一番なのです。

新品同様を譲っていただけました。

草むら対策、虫対策の点からは、

しっかりした長ズボンがいいと思います。

 

基本歩きズボンは1本でしたが、

濡れて乾燥できなかった場合の予備と

部屋着を兼ねて、もう1本

木綿の七分丈を持っていきました。

薄めで軽いものです。

メインを洗っている間とか、

ホテルでの夕食の時などに履きました。

 

遍路時トップスは、

肌着の上に速乾性のTシャツ、

アウトドア用の

綿チェックの長袖シャツを1枚のみ。

上着は、軽い薄い防水のアウトドア用。

 

晴れた最後の日には暑かったけど、

小雨の時は、これでちょうどよかったです。

その上に、ベスト型のお遍路着。

うしろに「同行二人」と書いてあるやつ。笑

 

トップス予備は、

Tシャツ長袖1、半袖1です。

どちらも、化繊の速乾性のもの。

家では着ないので、お安いものを探しました。
半袖は子供用ですけど、160サイズでOK。笑

 

 

 

靴下は、

靴擦ずれと疲れ防止に、

厚地アウトドア用のもの。

その下に、絹の五本指ソックス。

 

 

靴下は台風だったので、

内外とも+2枚持っていきました。

ちなみに、私の普段の肌着は、ここのものです。

7~8年前くらいに、

冷え取りのため靴下を重ねて

たくさん履いていた時から、愛用ブランドです。

 

あとは、寝巻き用に、

洗いざらしでふわっとした

ダブルガーゼの綿のトップスと、

履きこんでクタクタになった麻のボトム。

夫には、

「旅館の寝巻きがあるでしょ」と

言われたのですが、。

私としては、

過酷な歩き遍路のあと、

夜のうちに体力気力を

回復する必要があるのだから、

「心地良いもの」に囲まれないとダメだ!

と思いまして、慣れてて好きなものを。

持って行って、すごく良かったです!

身体が安心し、リラックスして眠れました。

 

あとは、100均で、

レインポンチョとズボン、靴カバーを。

(滑ると大変なので、底を切って開きました)

 

 

服装はとにかく、カッコは二の次!!

できる範囲で心地よく、

どうにか歩き倒通せればよい、という選択です。

 

 

 

 

●その他

インド旅行でもそうだったのですが、

体調を守ってくれるものは、絶対不可欠です。

私は化学薬が苦手なので、

アロマ精油とスタミナ食品(笑)となります。

 

〇梅干し(気つけ、毒消し、冷え予防)

 マクロビでは極陽とされています。

 細胞が閉まる、気がします。

 今でも、風邪をひきそうになると、

 梅醤番茶を飲む私。

 旅には、梅干しはかならず持ってく。

 

〇黒にんにく

 これは、ここ3年くらいのお気に入り。

 寝る前に食べておくと、疲れが取れるのです。 

 いろいろ試したけど、「ちこり村」のが、

 一番フルーティーでおいしいです。

 美味しくないと続かないから、味大事。

 

 

 

 

〇精油 オイル

 筋肉痛・膝痛用の精油を1本の瓶に

 自分でブレンドして(音符テープ瓶)、

 ロールオンを付けてきました。

 ・ウインターグリーン

 ・ラベンダー

 ・ペパーミント

 ・マジョラム

 ・サイプレス

  レインドロップで使う、精油ラインナップですね。

 

 

 

 一番右赤くみえるのは、

 セントジョーンズワートオイル。

 神経痛・関節痛・筋肉の凝り(リウマチとかも)

 とても効果があるので(母の膝痛で実験済)、

 ブレンドオイルと一緒に、

 膝と足首と股関節などに、寝る前に塗りました。

 

 

 

 

 2日目は長距離山道を上り下りしすぎて、

 下り坂で膝が完全にダメになり、

 手を引かれてよちよち歩きになり、

 「次の日どうしよう」だったのですが、

 このオイルチームと温泉で復活!

 

 他には、細菌ウイルス対策(風邪予防)

 ヤングリヴィングの「シーブス」というブレンド、

 同じく、弱い喉を守ってくれる

「RC」も、 私には、欠かせないオイルです。

 

 あとは、虫よけブレンドスプレーを。

 

 

 

〇せっけん

 好みでないシャンプーリンスは、

 「たくさんつけない」ことで回避できますが、

 身体は、しっかり洗いたい派。

 旅館のボディーシャンプーヌルヌルが好きでなく。

 

 

シャボン玉せっけんは、

ふんわりやさしく心地よく、大好き。

小さな旅行用30gもあります、かわいい。

 

ずいぶん余計なものを持っていったように

見えるかもしれませんが、私には必須。

小さく少なく持って行きました。

 

そして、代わりに重さのある化粧品は、

眉ペンシルと口紅のみと、思い切りました。

相手は夫ですから、いいんです。

人それぞれ、大事なものは異なりますが、

常備薬的なものは、持っていくと安心です。

 

 

●お遍路用品

基本的なものだけ、購入しました。

身に着けるものでは、

 

・金剛杖

・お遍路白衣s・袖なし

・竹笠

・輪袈裟(わげさ)

 

いまは、ネットから

いろいろ購入してから出かけられます。

 

 

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杖は、行ってから買う方が、

邪魔にならないかもしれません。

また、山道・古道が多くなければ要らないのかも。

 

どのお寺でも売っているわけではないので、

現地で杖を買う場合は、

事前に購入場所を調べておく必要ありです。

 

うちは、一歩堂さんで、

まとめて購入しました。

 

 

 

あとは、

・納経帳(御朱印をいただくもの)

・経本(般若心経とお寺ごとの真言入り)

・納札(家内安全、とか願いごとと、

      自分の名前を書いて納める紙)

 

・お線香

 

お線香と蝋燭(燈明)は、

お寺により、あるところ、

ないところがあるので、

シッカリお参りしたい方は、

両方とも持っていくと良いかもしれません。

 

それから、注意点。

空港で、ライターをと没収されました。

 

先が筒になって消えずらいタイプ、

チャッカマン型になっていると、

小さくても認められないようです。

再度四国のコンビニで買うはめに。

持っていくなら、

普通のライターを手荷物で1個。

 

 

 

 

なんだか、

商品紹介ばかりで、

アフィリエイトの人

みたいになってますけど。爆

 

 

インド旅行の時に、

こういう風に、

必要なもののリンクを

まとめてくださった方のブログが、

とっても助かったので、

恩返しに、私もやってみました。

 

 

少しでも誰かの役に立てたらいいなあ、、。

では、2018お遍路の旅③にて。

 

お遍路の旅③

 

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〇お遍路旅のはじめに

占星術的 四国お遍路の旅

~同行三人with冥王星~

お遍路の旅①

お遍路の旅②

お遍路番外編 携行品と服装

お遍路の旅③

お遍路の旅④

お遍路の旅⑤

お遍路の旅⑥

〇お遍路の旅⑦まとめ


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