備忘録として綴った、

四国お遍路の旅の記録を

まとめて置いておこうと思います。

 

個人的な記録ですが、

お遍路にご興味ある方、

よろしければ読んでみてください。

 

 
 
 
 
 
 
では最後の日、
〇お遍路の旅⑦です。
 
 
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台風直撃後の
水があふれて
崖が崩れてる
山の遍路道を
這う這うの体で降りて、
高松駅に出た、昨日。
 
駅近くのビジネスホテルで
コイン洗濯機で汚れ物を洗って、
狭いバスルームでお風呂に入って
焼き鳥とビールを食べに出て、
ぐっすり眠って最後の朝を迎えました。
 
1日目は、到着。
2日目は、雨の中予定の2倍近く遍路道歩く。
3日目は、台風直撃でホテルにこもる。
4日目は、台風後の山の遍路道を歩く。
 

5日目の今日は、

午後4時過ぎの飛行機に乗るので、

昼過ぎまでしか時間がありません。

 

市内観光も考えたのですが、

まだスタンプラリー熱

(じゃないってば)は、続いていて。

東京であたりをつけておいた、

高松から半日でサクッと行って、

帰ってこれるお寺へ行くことに決定。

 

早めに起きて、

夫は、朝うどんへ。

高松のうどんやさんは、

朝5時!から、やってるんですね、

ビックリです。

 

 

私は、

うどんはパスして、

ボーっと、

至福の瞑想タイム。

 

 

歩き遍路自体が瞑想的でしたし、

ふたりでいること自体に、

不満があるわけではなかったのですが、

この朝、

久しぶりにひとりになってみて、

やはり、ひとりになる時間って、

絶対必要だなって、感じました。

 

 

いろんな自分を自覚して統合する時間。

それを持たないと、

いつの間にかチューニングがズレてる。

気が付かないうちにね。

 

 

久々に瞑想できない

時間があったことで、

その効用が

身に染みたことです。

 

 

 

=========

 

 

 

さて。

 

「朝うどん」から戻った夫と

向かった先は、

高松駅からバスで40分ほどの

85番札所 八栗寺

 

五剣山という

山の中腹にあります。

お正月には初詣で大いに賑わう、

地元の人に愛される大きなお寺。

 

ここも山の上で、

登れば急勾配の坂道だけど、

ケーブルカーがあって、

ショートカットできるのです。

 

バス停からの道々には

石材店が多くて、

灯篭や石像の

サンプルが置いてあったり、

広い庭に切断したままの

大きな石が置きっぱなしだったりしました。

 

 

それは、私が子どものころの

田舎(石の町だった)の風景と同じで、

ケーブルカー乗り場の風景も

田舎(筑波山が近かった)みたいで。

 

 

バス停から

ケーブルカー乗り場は、

住宅街を20分ほど。

 

 

なんだか郷愁を誘う。

 

 

ついた。

 

 

 

観光地だけど、

やっぱり霊場。

 

 

登っていったら、

正面入口は向こうという

表示があったので、

いったんぐるっとまわって、下る。

 

 

そして、迎えてくれたのは、

 

 

お迎え空海さん。

戻ってよかった。会えてよかった。

 

ケーブルカーで到着して、そのまま

裏から入ってしまうと、会えません。

 

 

 

素晴らしい景色、お天気。

 

 

写真だとわかりずらいけど、

うしろの山森の迫り方がすごいの。

 

 

 

=====以下HPより=====

 

 

七日目明星、

二十一日目に五剣降る。

 

青年・空海は、

虚空像菩薩の真言を

百万遍唱える「求聞持法」を

この地で修行した。

すると…

……七日目に明星が来影し、

二十一日目には

天から五振りの剣が降ってきた。

 

五つの峰に

その五剣を埋め鎮護として、

大日如来像を刻んだことから、

この山を五剣山と名づけた。

 

この地が霊地であることを確信した

空海は、お堂を建て千手観音をまつり、

そこから、八つの国が見渡せたことから

「八国寺」と名付けられた。

 

唐に渡る前に再び来山し、

入唐求法の成否を占うために

植えた八個の焼き栗が、

帰国後訪れるとすべて

成長繁茂していたことから、

「八栗寺」と改名した。

 

 

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確かに剣が降ってきても

おかしくないような、五つの岩峰。

 

 

この崖を縦走する修行を

修験者は、したそうな。

だから「天狗さま」も、まつられている。

この崖は、瀬戸内海を行き来する

船の航行の目印にも、なっていたといいます。

 

 

正面は太師堂。

そして左側の建物には、

「お聖天さま」が祭られています。

「歓喜天」とも呼ばれる、

人の歓びを自らの喜びとする神様。

 

あらゆる災いを取り除き人々に

福を招くという天尊ですが、

もとは、荒々しく害をなす

「悪神」だった、とあります。

その聖天さまは、

頭が像で身体が人間の姿。

 

・・・ってガネーシャさん?!

おおインド繋がりでしたか!

 

 

それも、

ここ八栗寺の聖天さまは、

「夫婦二天の天尊」である、

ということを

帰ってブログを書くために

検索していて、知りました。

(下調べ、間に合わなかったのです)

 

 

半日で行って帰れるから、

という、

かなりテキトウな

理由で選んだのですが、

(聖天さま、ごめんなさい)

夫婦旅である私たちには、

とてもふさわしい

夫婦和合の場所だったようです。

 

 

さらに驚いたことに、

この夫婦二天の聖天像は、

日本最古で弘法大使作の

秘仏とされているとのこと。

そして50年に一度だけ、

御開帳されるんだそう!

 

 

50年に1度

ってたら、

小惑星キロンの公転周期と同じや。

 

 

次回の秘仏御開帳は2027年、

ぜひ会いにいこう!と思います。

 

 

 

それまでに、なにができるかな。

 

そのころ、どうしてるかな。

 

 

仏足石と菩提樹。

インド繋がりここにも。

 

 

これは弘法大使お手植えの菩提樹の

ひこばえから大きくなった菩提樹だそう。

 

 

その菩提樹の下には、

瞑想ベンチあり!

せっかくだからと、

座って目をつぶってみたけど、

落ち着きませんでした。笑

 

 

忘れず、

スタンプ(じゃないから!)

もらって。

 

 

 

最後に「お砂踏み場」へ。

 

ここを

最後の場所に選んだのは、

高松からの距離と共に、

お砂踏み場があることも

ポイントだったのです。

 

*「お砂踏み」

 

 

八十八カ所の霊場ぜんぶを

まわるのは大変、、ということから、

いくつかのお寺には、

八十八すべてのお寺の砂を運んで、

ご本尊が拝めるようにしてある、

「お砂踏み場」というのが設けてあるのです。

札所出先機関、、というわけです。

 

 

 

 

最後にこの八栗寺にて、

88か所まわったことにできる。

しめしめ、、

 

・・・と、思ってたのですが、

最後の88番のお砂踏みだけ、

別の場所にあって、探せませんでした。

もう一回こいや~!

ってことですかね。

 

 

 

仏足石のキーホルダーを

お土産に買って、

帰りは赤い方に乗って下山。

 

 

バスの時間まで

少し余裕があったので、

歩き遍路道を少し上ったところにある

有名なよもぎ餅屋さんにも寄って。

坂道を下りながら食べました。

やわやわで、美味しかった!

 

 

お地蔵さんにも挨拶をして、

また私の田舎に似た懐かしい道を通り、

バスに乗って、高松駅に戻りました。

 

 

===

 

 

高松駅についたところで12時過ぎ。

夫が朝うどんした駅近くの店で、

私はうどんのお昼。

夫は、お肉を食べに行きました。

 

 

この蛇口をひねって、

自分でどんぶりにスープをかけるの。

 

 

 

金剛杖だけ、

宅配便で送って

お土産物を

駅周りで物色。

 

 

 

空港までのバスに乗る。

 

 

羽田から吉祥寺行きの

リムジンにタイミング良く乗れて、

三鷹の家には19時くらいに到着。

猫たちにごめんねをして、餌やり。

(留守中は娘が、面倒見に寄ってくれていた)

 

 

夕飯には

八栗寺の坂道で買った、

よもぎ餅の残りを食べました。

 

これを買って食べたのは、

半日前のことなのに、

八栗寺でのことが、

すごく遠いことのように、感じました。

 

 

 

 

=======

 

 

 

 

次の朝、

サロンに出かけるときに

お花に水やり中の

お隣さんに声をかけられた。

 

 

 

「・・あれ、知ってますよね?」

 

へ?

 

なに?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お!

 

 

 

 

 

 

太陽×アンテナ

スクエア。爆

 

 

 

あの台風で、

うちのアンテナ倒壊、

屋根破損しとったわー。

 

 

そんな台風ん中、

山中歩いて

無事帰ってこれて

よかったわー。

 

 

旅から帰った後も、

実は

浄化&変容効果が

すごすぎた、

with冥王星なお遍路旅。

 

這う這うの体で、

本日着地いたしました。

 

 

 

 

・・遍路道では

山・土、

川・水をはじめ、

台風の風、温泉の火、

などなど、

自然との一体感を

存分に

感じることができました!

 

 

虫や小動物、そして

精霊や神々など

見えない存在たちとの

繋がりも強く感じられた

お遍路旅でございました。

 

 

今回は結局全部で

10のお寺をまわりました。

また、機会をつくって

行きたいと思います!

・・2027年八栗寺もね。

 

 

 

個人的な備忘録に

お付き合いいただき、

読んでくださっていた方、

ありがとうございました。

 

遍路道でいただいた

素晴らしいエネルギーが、

あなたにも、届きますように!

 

 

 

 

 

 

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