最近、成長し続けている国や会社やチームや個人は例外なく
常にスクラップアンドビルドを繰り返しているとすげー感じる。
スクラップアンドビルドは直訳すると「解体と建設」だが
言葉として捉えるより実行することは何倍も難しい。
なぜ、難しいのか。
それは、ぶっ壊すという過程には必ず自分が創り上げたなんらかの
成功体験が含まれていて、それをぶっ壊すという自己否定が
存在するからだ。
余談だが、だからこそ他人にぶっ壊してもらうコンサルという職業が
存在できるともいえる。でも、「ぶっ壊しましょう」といわれて、最終的に
決断するのは自分自身だけどね、、、
このように成功した人は自分の成功体験に必至にしがみついている
ことが多い。これは人間としての生物の特性だから仕様がない。
また、一時的であればなんら問題はない。
しかし、旬を過ぎたあたりからこれは大きな問題になってくる。
下記の図を見てもらいたい。
これは一般的な企業の成長曲線を表している。
なかなか浮上しない創成期があり、その後右肩あがりの成長期を
迎える。その内、成長係数が鈍化し熟成期を迎える。成熟期を
過ぎると成長係数がマイナスになり衰退期を迎える。
これは企業の成長曲線だが、国も企業もそれらを形成している
最小単位は人なのだから、スケールは違えどほぼ同様の曲線が
当てはまると思う。
つまり、成熟期を迎えるまでに成功体験を捨てて、新たな
成長曲線を描くことができないと、継続した右肩上がりの
成長はありえないということ。
それを図にするとこのようになる↓
この図のように、ピンクの成長時期に次の成長を担う青い線を
描き始める。そして青の成長時期には緑の線を描き始める
というスクラップアンドビルドを繰り返すからこそ長期間の成長が
実現する。
ぶっ壊すタイミングを誤ると、ぶっ壊すことと立て直すための
リソース(お金や労力等々)が不足し、新たな成長曲線を描けない。
一度の成功体験にしがみつき、成熟期を迎えてもなお、自己否定が
できない場合、その企業なり個人は衰退の一途をたどるのは明白だ。
自己否定は体力のある内にしなければならないということ。
つまり、自己否定のタイミングは成功している真っ只中ということ。
失敗したタイミングではもう遅い。また、失敗したタイミングで
自己否定ばかりしていても何も始まらない。
成長し続けている人は例外なく、現状に甘えないタイミングで
自己肯定と自己否定を交互に繰り返すことで継続的な
右肩上がりの成長を実現している。
以前にも紹介したことがあるが、パナソニックの創業者である
松下幸之助氏は新商品を開発したばかりの部下にこう言った。
「ご苦労さん。ええもんが出来たな。さぁ、今日からこの商品が
売れなくなるような新商品をすぐに作ってや」
これこそまさに自己肯定から自己否定への移行タイミング。
まとめ
継続的な成長を維持するには成功体験を成功体験中に
自分自身でぶっ壊すというストイックな作業が必要不可欠。
あなたが今現在、なーんにもぶっ壊していないと感じるのであれば、
もしかしたら、それは黄色信号かもしれない。
赤信号になる前に、一度ぶっ壊してみてはどうだろうか。
まぁ、普通にやっても難しいならガハガハ笑いながら
ぶっ壊していきましょうょ(笑)
ガーッハッハッハッハッハッハー



