適正という言葉がある。
辞書で引くと
適当で正しいこと。また、そのさま
となる。
んぢゃ、適当とはどういう意味か。
辞書を引くとこうなる。
１ ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。
かなっていること。ふさわしいこと。また、そのさま。
２ 程度などが、ほどよいこと。また、そのさま。
３ やり方などが、いいかげんであること。また、そのさま。
悪い意味で用いられる。
なるほど、
とすると、３番を全面的に採用して適正というのは
『やり方がいいかげんであるが正しいこと』
とも訳せないこともないというわけだ。
適正というのはあくまでも適正であって
結果オーライであればよいということか。
賞味期限があくまでもおいしく食べられる期限で
あって、食べれないわけではないのと同じだ。
などと、
完全に素敵な勘違いであることは棚にあげ、
今世紀最大の安直な理論武装を盾に
俺はヤカンの適正水位を無視し、
めいっぱい水を入れたのであった。
そして、そのヤカンをあろうことか火にかけた
これがすべての間違いの元だった。
・・・
しばらくたって、ピーピーいわねーなーと台所へいくと、
どえらいことになっていた。
おれは一瞬目を疑った。
ここは静岡でもなければ、山梨でもない。
しかしだ、
こないこないと思っていた富士山大噴火が
俺の家の台所で起きているのである。
完全に噴出している。
消防署に電話だ
災害だから自衛隊か！
などと大げさに書いたが火が出ているわけではない。
あくまでもお湯だ。
しかし、ものすごい勢いで噴出しているのである。
動画が見せれんのが残念だが完全に地獄絵図である。
でも、温泉が噴出しているようにも見えるから、
もしかしたら、明日から温泉に。。。
入れるわけがない。
冗談はさておき、
尋常じゃない量の熱湯が噴出しているのは間違いない。
しかし、もう、どうすることもできんのであります。
とりあえず、放置して笑いながらようすをみることとする（笑）
当初、ヤカンがぶっ壊れたか？
と思ったが
噴火が収まってから、ヤカンを見ると
そうでもないみたいだ。
ぶっ壊れてない。
ヤカンのふたをあけてびっくりした。
なんと適正水位まで水が減っているのである。
ん！？(((゜д゜;)))
結局、適正水位以上の水は沸騰の弾みで
噴出してしまう設計というわけですかい？
すげー
そりゃ、ヤカンメーカーもやかんに『適正水位』はこちらって書くわなｗ
ガッハッハッハッハー
結局、ルールは守れということか。
先人の知恵というか教えは守ったほうがよいね。
そこの君。
納豆の賞味期限が切れているけど、
納豆はもともと腐ってるんだし
大丈夫だろうって思っているだろう？
うむ。
確かに少しぐらいは大丈夫だ。
それは許可しよう。
しかーし、
ヤカンの適正水位は守った方が身のためだ。
はいー、今日のまとめー
適正水位と書いてあったら、それ以上は入れてはやかんのです。もとい。いかん。
入れたところで、噴出してしまうから意味がないのです。
いそがばまわれなのです。
早く、大量にお湯を沸かしたかったら二度に分けろ！なのです。
いやー勉強になりました。
あーびっくりした。
【お知らせ】
以前もお知らせしたと思うが、
スポーツジムの東急オアシスで
ラフターヨガの教室を開催予定。
その詳細ページがリニューアルされたので
興味があるかたはご覧下さいませ。
https://secure.sportsoasis.co.jp/co/event/mindmake/det/pgm_ryoga.html
ＰＳ．ちなみに我家の大噴火ｈこんな感じだったょ