モンテッソーリの算数教育、つまずいてしまう時 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 
あるモンテッソーリ園での話。
 
「5」と書かれた数字の砂文字板を読みたいけれど、いつも読み方を忘れてしまう子がいたといいます。
いつも「29」までビーズを数えると、次が分からなくなる子がいたといいます。
金ビーズの交換で、毎回間違えてしまう子がいたといいます。
 
「どうすればいいの?」
 
そう頭を抱えてベテランのモンテッソーリアンのもとに助けを求めに来た新米のモンテッソーリアン。
 
ほほ笑みながらベテランのモンテッソーリアンは一言告げたと言います。
 
“repetition(繰り返し)”
 
繰り返すことによって、毎回間違えていたことが急にクリアーする瞬間が訪れるといいます。
そんな奇跡を何度も目で見ているベテランのモンテッソーリアン。
実は、この感覚は我が子一人しか見ていない母も結構な頻度で体験済み。
 
昨日までは苦手だったものが、今日にはいきなり「一番好きなもの」に変化している。
 
この経験をしてから、母の中では娘の中に苦手意識が生まれると、ワクワクが始まります。
 

 

苦手なものは、他のものより長く関われるチャンス!!

実際、娘の小学校の算数を見ていても、「これ苦手なんだよね」と言ったものが、一番得意なものに変化していることは少なくありません。

 

誰かと競っているわけでも、成績がつくわけでもないホームモンテッソーリ。

自分に合った歩幅で一歩ずつ進むこの過程こそに意味があると感じています。

 

◆◆

 

書き込み式の書籍のため1日で読み終えてしまったこちら(笑)。

母にとっては学ぶことが多かった1冊でした。

またレビューをしたいと思います。

 

 

 

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