小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
2012年からスタートした我が家のホームモンテッソーリ。
元々は、「我が子を理解したい」とモンテッソーリの視点を持てるようにと学習を開始。
知れば知るほどこの教育法に惹かれ、どうしても通わせたいモンテッソーリ園が出てきました。
しかし、保育時間が短いモンテッソーリ園はワーママにはハードルが高いもの。
無理をしてでも、プロ集団の先生方の揃うモンテッソーリ園に娘を通わせるか…。
それとも、学び始めたモンテッソーリ教育を家庭内で実践するか…。
悩みに悩んだ結果、「自分の手でモンテッソーリ教育を実践してみたい」と始めたのが、「ホームモンテッソーリ」でした。
しかし現実はと言うと、モンテッソーリ園と比べ、あまりにも貧弱な環境。
果たしてこれが我が子に受けさせたいと思ったモンテッソーリ教育なのか…。
しかし、モンテッソーリ教師ディプロマを取得後、モンテッソーリガイドから言われた忘れられない一言があります。
「家庭はモンテッソーリ園ではないし、ディプロマを持っていても、家庭ではモンテッソーリ教師ではない。家庭は安らげる場であって、あなたはお母さん。ホームモンテッソーリの素晴らしいところは、安らげる環境の中で、大好きなお母さんと一緒にモンテッソーリの旅を駆け巡ることができること。」
モンテッソーリ園では通用することが家庭では通用しなくなる。
モンテッソーリ教師と生徒の関係だったら通用することが、母と娘の間では通用しなくなる。
約8年に渡り学んできたモンテッソーリ教師養成講座で得た知識が、家庭ではそのまま活かせないということも、この長い年月で幾度となく経験してきました。
娘が3歳の頃通った週1の子どもの家。
美しい教具が並べられた教具棚からおしごとを選択し、意欲的に向かい合う娘。
家庭では、同じように教具棚におしごとが載せられていても、選択するのは隣の部屋の「プリキュアのスティック」(笑)。
子どもの家で先生が声をかけると、すぐに耳を傾ける娘。
家で同じように声をかけても、「うん、後でね」とスマイルを送ってくる娘(笑)。
ただでさえ敷居が高いと感じていたモンテッソーリ教育が、さらに敷居が高くなる毎日。
でも、我が子と心の奥底から向き合うには、「ホームモンテッソーリ」は欠かせないものでした。
子どもの見える部分ではなく見えない部分を意識をする観察。
子どもの心を感じようと日々努力するこの姿勢が、我が子を知るための最大の鍵だと感じています。
このブログを開設してから、今まで数えきれないほどメッセージをいただいてきた
「ホームモンテッソーリが上手くいかない」
という言葉。
これはデフォルトだと思います(笑)。
上手くいかないから、上手くいったときの喜びがある。
でも、上手くいかないと感じている間にも、親子の関係は日々深まっている。
だから、結局は上手くいっているのと同様なのだと思います。
ホームモンテッソーリ8年目の我が家。
もちろん今でもデフォルトは「上手くいかない」(笑)。
母の理想からは遠く遠くかけ離れています。
でも最近感じるのは…。
上手くいかなくていいということ。
なぜなら、子どもの心の中には母に映った光景とは違った光景が刻まれているから。
「ホームモンテッソーリがいい」
母を日々救ってくれる娘の一言。
この言葉だけでこれからも走れそうです^^
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