①アイアンバローズ

首が高い走法であまりインパクトは良くない。首が下がってからも気負いの様なものが感じられて悪印象。

 

②ハーツイストワール

並ばれて首が高くなった点と、

併せ馬で先着しようと促した割に反応が悪かったのが気になる。

 

③ディバインフォース

反応なんかは良いのだが、最後止まってるのが気になった。

 

④ユーキャンスマイル

左程悪く無さそうだが、追われてから併走馬に交わされたのは頂けない。

 

⑤マカオンドール

普通。

 

⑥メロディーレーン

走路が悪いからか最後完全に止まっていた。重馬場実績はあるので、

単純に体調面の不調だと思われ。

 

⑦テーオーロイヤル

よそ見をしたりまだ子供っぽさが残る。ただ、動きは馬なりでも力感があって好感。

 

⑧クレッシェンドラヴ

終いの反応は良かったが、あとはあんまり。それから、

見える角度が悪かったのかも知れないが、やらた腹回りが太く見えた。

調教後の馬体重に変動は無いから体型的なものなのか。

体型だとしたら長距離は走らない体。

 

⑨ヒートオンビート

高脚だが素軽い。重馬場なら走ってきそう。ただ、素軽過ぎる気もする。

 

⑩トーセンカンビーナ

走法はまずまずだが、

何より発達した前肢と緩い後肢のアンバランスさが気になった。

 

⑪マイネルファンロン

首高かったなぁ。走法は良かったから、距離克服が課題。

 

⑫ハヤヤッコ

追い切りの終いの方左向いてたのが気になった。併走馬が気になったのか、

苦しくなって左にモタれる癖があるのか?

 

⑬ロバートソンキー

終始いっぱいいっぱいな感じ。

 

⑭ヴァルコス

普通かな、と思ったら最後止まってた。

 

⑮タガノディアマンテ

馬なりで楽しちゃってる。仕上げる気が無いのかな。

 

⑯タイトルホルダー

合わせで馬なり調教っぽかったが、地面を捉えて走る感じ、とても好印象。

 

⑰シルヴァーソニック

良馬場専門の馬なのか、凄く上滑りした感じで調教は走り辛そう。

 

⑱ディープボンド

体全体を使って走れているが、反応がズブそう。

ただ、この馬いつもこんな調教だから。

①ペルシアンナイト

距離未克服の高齢馬で、今年も元気だが・・・それだけでは狙いにくい。

好走するとしたら、脚質的にジリジリ伸びるタイプだけに、

上手く流れに乗って先行、

四角かなり前の方をキープ出来れば・・・といったところか。

調教時計では上昇度は無く、全体的な力感が悪かった。

 

②パンサラッサ

大逃げで連勝中。実績不足だが、今回のレース展開を左右する存在ではある。

陣営は行ってどこまでという競馬をする予定で、実質逃げ宣言だろう。

今回は前に行く馬で人気馬がおり、

それより前で競馬するとなると展開的にはかなり厳しそう。

血統的に母父モンジューが入っており、

ロードカナロア産駒でも距離はこなせそうだが、

調教の動きは脚取りが悪かった。

先週Cコースで時計を出しており、

今週は馬なりだけに、ここら辺の判断が難しい。

 

③モズベッロ

戦績から重い馬場は向きそうだが、勝ち切れていないのも事実。

昨日の雨がどの程度残っているかも微妙。

好走するなら差し一択で、しかも他馬のタレ待ちか。かなり厳しい。

血統的には距離は大丈夫そうだが、実績面では若干長い気がする。

調教は坂路で時計は出たが、映像では真っ直ぐ走れず、しかも終いバテバテ。

第65回大阪杯の出来には無い。

しかし、第65回大阪杯出走馬はダメージが深い。

直後に勝ったグランアレグリアにしてもその後の安田記念を取りこぼしたし、

レイパパレ、コントレイルも然り。

 

④メロディーレーン

小型牝馬(どうでもいいけど目つきが怖い)。

実績から距離は大丈夫だが、中山の適性は未知数。

勝負するなら先行しかないかと思うが、

出来が悪ければ控えてワンチャン狙う作戦か。

調教は時計、動き共に悪く、

5日の万葉S使う叩きなのではと思ってしまった(出るかは知らないが)。

 

⑤ディープボンド

前走第100回凱旋門賞では大差シンガリ負け。

クロノジェネシス同様、あの極悪馬場の影響は懸念されるが、

ディープボンド自身は連勝が無く、大敗後は巻き返してくるタイプだけに、

前走の影響は気にしなくて良いと思われる。

血統的には長いところに若干の不安だが、実績面では問題無し。

好走するとしたら、終い勝負は捨ててポジションに拘らず早め進出しかない。

上がりが掛かれば掛かるほど有利だろう(逆もまた然り)。

調教は時計的にはまずまずだったが、映像では今一つ。

歩幅の大きな走りの割に上体とのバランスが悪く見えた。力感も悪印象。

 

⑥ウインキートス

血統、実績からも中山芝2500mは得意。

前走はあのポジションからならもう少し走って欲しかったところだが、

初コースに初関西圏でジョッキーも乗り慣れていない舞台、

しかも不利とみられていたハイペースとなれば情状酌量の余地はあるか。

勝ち負けするならスローペースの上がり勝負待ち。

少し厳しそう。

調教は当週サラッとのパターンで時計は出ていないが動きは良かった。

体調面で冬場の方がいいタイプかもしれない。

 

⑦クロノジェネシス

前走第100回凱旋門賞7着(0.9秒差)から中11週での出走。

血統的には少し長そうだが、実績面では克服済み。

戦法は先行~差しと幅広く行けそうだが、

上がりの早い展開では取りこぼしが多い。

鞍上も馬場の悪い所は通りたくないだろうから、

ポジションを取っての早仕掛けになるだろう。

大敗したデータが前走しかなく、

今回への影響がどの程度なのかは未知数。

調教面では体調が良いのか分からなかったので平行線とみる。

パドックや返し馬を注視すべき一頭。

参考データとして、今週調教後の馬体重は488㎏。

宝塚記念との増減は+10㎏で、昨年の有馬記念からは+14㎏。

ここから大きく増減したら要注意。480㎏前後なら問題は無さそう。

因みに、鉄砲実績も十分。

 

⑧ユーキャンスマイル

父キングカメハメハは中山芝2500mはイマイチ。

距離は問題無さそうだが、今年の実績(タイム差)から衰えが見える。

好走するには脚を溜めての早め捲りだろうが・・・、

鞍上が相当上手く乗ってもそれが可能かは難しそう。

調教は時計は出ていたが、新馬に動きで劣っていた点がどうか。

 

⑨ステラヴェローチェ

血統面では母父ディープインパクトの中山芝2500mが若干悪いが、

実績面では距離克服済み。

前走からの乗り替わりでテン乗りはデータ上マイナスだが、

今回騎乗のミルコ・デムーロ騎手はテン乗りで

第55回有馬記念(ヴィクトワールピサ)を勝っているので、

マイナスにはならないのかも。

作戦は、差しだと届かない感じ。

スタミナがありそうだし、捲り差しになると思う。

調教は元気だが、ミルコが持っていかれる状態だったのは気がかり。

 

⑩エフフォーリア

血統的には距離、コース共にいけるが、

個人的に菊花賞ではなく天皇賞(秋)を使った点が気になっている。

馬主とノーザン絡みの使い分けが理由だろうが、

結果菊花賞は他オーナー他生産馬に取られた訳だから、

長距離適性ではやや劣ると見る。

中山内回りコース自体は向く。

脚質の自在性は高く、先行、差し共に強いが、

今回の舞台設定からは前に馬を置く先行策を取ると思う。

小回りコース向きで自在性が高く、

且つ中を割る勝負根性を活かしてくると思われる。

最悪のパターンは出遅れやスタートの不利で外々を回らされる事だが、

スタートに死角もなく、周りもノーザンの馬ばかりなので心配なさそう。

調教時計は前走以上に出ていて、動きは若干モッサリしていたが、

鞍上の仕掛けに鋭く反応。状態はとても良さそうに見えた。

 

⑪アリストテレス

血統、実績から距離は問題無し。

中山の内回りには若干不安がある。

好走を狙うなら先行しかないだろうが、

もし勝負する気なら差し~追い込みで一発を狙う事もあり得る。

調教の時計、ラストの動き共に微妙。

24日に坂路をもう一本時計を出しただけに、

体調面がまだ戻っていない様に思える。

この馬もAJCCの極悪馬場からずっと調子が戻っていない。

もしかしたら早熟だったのかも知れないが、

今回の乗り方で分かると思う。

前付けなら期待薄、

後方ポッツンや鞍上の腰高騎乗なら体調不良と判断。

まあ、予想は発走してからでは遅いので、何とも難しいところ。

 

⑫シャドウディーヴァ

血統的に問題は無いが、自身の長距離実績は無し。

この陣営は一雨欲しがっていたが、そこの願いは叶った模様。

調教は距離を意識しての調整が窺える。

時計面、動きは良かったが、中3週の牝馬が当週強め追い切りはどうか。

調教後の馬体重は484㎏。

ここからこの調教内容で馬体増ならプラス材料にはなりそう。

鬼才の作戦は分からないが、前走前付けして味が出なかっただけに、

今回は後ろからになるだろう。

捲るのか、内を突くのか、それとも追い込むのかは分かりません。

当日その場での鬼才の煌めき次第。

だが、もしロケットスタートから嬉々として前へ、

となったら息子二人の悲鳴が上がりそう・・・。

 

⑬アカイイト

血統的にはこなせそうだが、自身の長距離成績は無し。

前走第46回エリザベス女王杯を勝ってはいるが、

出遅れ癖は直っていない。

好走するなら、やはり差しだろうか。

鞍上が出来とスタミナに自信を持っているなら、

前走同様の外捲りを狙うだろうが、

今回の舞台設定に疑問。

後ろで何も出来ないかも知れない。

調教は、時計面、ラストの止まり具合からしても悪い。

良くて平行線だったとしても今回の距離では厳しいかなと思う。

 

⑭アサマノイタズラ

血統的にやや長い印象。

自身の距離実績も足りていないが、中山の実績はあり。

好走するなら、脚が有るイメージはないので、

好位追走から他馬の動きを見ての早め追い出しだろうか。

他馬がかなり早く動いたり、外から捲られたら厳しい展開だろう。

そういう動きが無いまま早めに追い出して、

前との差が無ければ・・・といった所か。

調教の時計は出ていて陣営のコメントから体調は良さそう。

ただ、動きを見るにあまり好きな走りではない。

前に進む推進力みたいなものが不足している様に感じた。

 

⑮キセキ

血統的には問題無いが、実績では明らかに不適合。

有馬記念好走どころか同舞台の日経賞すら好走していない。

近走の時計から衰えが見え、

陣営も乗り役を替えたり作戦を色々試したりと、

あれこれしているが・・・という状況。

乱ペースメーカーとしてはとても優秀に思えるが、

勝つ競馬をするならやはり逃げで後続のトラブル待ちか、

ギリギリまで脚を溜めての直線一気とか両極端な競馬になるだろう。

ただ、キセキが逃げるなら現状想定のペースよりもう一つ上がりそうで、

逃げ勢にとっては非常に厄介な存在となり得る。

調教の時計は出ていたが、

乗り役に逆らう気満々みたいなコンタクトの悪さが気になった。

 

⑯タイトルホルダー

血統的に舞台設定は向く。

自身の距離は克服済みで、中山経験も十分。

但し、父ドゥラメンテの産駒は多頭数での成績が悪く、

揉まれ弱い可能性が高い。

勝ち負けの競馬なら、

大外枠の利を活かす為に逃げずに揉まれない位置取りから、

四角先頭が理想的か。

ホープフルS(0.5秒差4着)、

セントライト記念(1.3秒差13着)の様な競馬だけは絶対避ける筈。

テン乗りの横山和生騎手にどれだけ陣営と、

弟武史騎手の騎乗経験が伝わっているかがかなり重要。

ここの伝達を怠っていたら必敗だろうけど、

まさか、そんな事は無いと思いたい。

弟の華々しいGⅠ戦線での活躍の影に隠れてしまっているが、

和生騎手自身も今年キャリアハイの勝ち星を重ねている点は心強い。

調教は時計、動き共に良かったが、併せ馬で外の馬に怯む面を見せていた。

やはり馬群対策だったのだろうが、今回大外枠はそういう点でかなり有利。

距離損だけ注意すれば問題は無いと思われる。

 

展開予想

)           大逃げ

            逃げ

            番手

       先行

)          好位(捲り)

差し(捲り)

          ㊟ノリ(番手~差し。今回は多分ココ)

)     追い込み

 

⑮キセキの出方で変わるとは思うが、基本的にスローペースで前半流れ

捲り勢の動きから一気にペースアップすると思われる。

⑫シャドウディーヴァに関しては分からなすぎるが、

捲り差し勢の後ろからイン出し抜けとか狙ったら面白そうなので、

鬼才が楽しんでくれそうな位置を予想。

⑪アリストテレスは調教等から察すると追い込み位置で、

ワンチャンに賭けてきそう。

 

で、自分の予想。

 

⑯タイトルホルダー

番手で競馬出来そうな願ってもない大外枠。

スッと出せれば距離損なく進めそうで、距離適性からもかなり有力。

 

⑩エフフォーリア

他馬に関係なく進めそうな点は魅力。

横山武史騎手が当馬を選んでダービーを取り逃した事実を考えると、

馬の実力で騎乗を選択できる立場には無いと考えられる。

◎に対して若干距離に不安を残している点から○まで。

 

⑫シャドウディーヴァ

馬場向きそうで、調教も良かった。

距離も案外こなすのではと考えたら鬼才・横山典弘の乗り方も楽しみに。

たとえ大逆転があっても俺はノリさんを祝福したい。

 

⑦クロノジェネシス

ルメールが乗って一番人気じゃないっていう時点で、

やはりみんな状態面が気になっているのだと思う。

結構早くレースが動きそうだし、

いつもの出来じゃなかったら馬群に沈む事もあり得る。

ただ、初のグランプリ四連覇が掛かるだけに、

さすがに無印には出来なかった。

 

⑨ステラヴェローチェ

調教面での折り合いが気がかりだが、力自体はある。

仮に菊花賞より上手く乗れたとしたら、

捲り差しが決まる可能性を僅かだが感じる。僅かだが。

 

 

一頭ずつあれこれ考えて予想したら、

通常よりかなり時間が掛かってしまったが、展開とか位置とか、

この馬を勝たせる為に、

俺ならこう乗るみたいのを考えて予想出来て楽しめました。

もっと時短の予想を出来て、それが的中するなら最高なんですけどもねぇ。

では長々と見てくれた方がいらっしゃいましたら感謝!

皆様良い有馬記念を~!!

第38回マイルCSでブログの更新止まってましたね・・・。

やっぱ、グランアレグリア引退の影響は、

思った以上に自分にくるものがありました。

あれから色々持病が酷くなり、

12月は仕事に穴開けまくってしまったので、

1月の給料が今から怖くて仕方が無いです。

 

競馬の方は、

コントレイルの第41回ジャパンカップも感動的でしたし、

第22回チャンピオンズカップのテーオーケインズの勝ち方も、

第72回全日本2歳優駿のドライスタウトの活躍で、

シニスターミニスターの今後も期待出来るなど、

気になるものが多彩でしたね。

 

今日の第66回有馬記念は、

当ブログで楽しんで予想してみたいなと思います。

 

どうも、亜種です。
ちよちー、こんにちは!

先週の第38回マイルチャンピオンシップ、
グランアレグリアは見事に決めてくれましたね!

自分の馬券的には、
グラン頭以外何も当たっていませんでしたが、
WIN5に手を出して、三つ目以外は楽しめました。
まあ、当たっても16万円ぐらい・・・
大した事無いですよね(強がり)。

マイルチャンピオンシップを含めて、
グランアレグリアの事を語り出すと
またえらく長文になりそうな予感しか無いので、
夢競馬らしく馬券的な事だけ。
グランアレグリアの勝ったレースを振り返ってみたのですが、
馬券は一つも当たっていませんでした。
当てたのはグランが負けたGⅠ三つでしたが、
そういう意味では最悪の相性でした。
単純に好きという感情だけで、
応援出来たり出来なかったり、
久々に気持ちが入る子だったなぁと、振り返って思います。

さて、グランアレグリアおじさんの亜種としては、
推しが居なくなってしまったので、
今後何おじさんになるか、
二歳馬などの若駒を探す旅へ出たい所でありますが、
推しの勝ったGⅠ六つを一つも当てられなかった馬券ベタ故に、
しばらく《相手違うおじさん》を名乗ろうかと思います。
《馬券ベタおじさん》でもいいんですが、
それだとただのオケラやん!と思ったので・・・。
ちよちーから何か妙案などあればお聞かせ下さい。

無ければ、今食べたいドーナツの種類でもお聞かせ下さい。
それを手がかりに明日のジャパンカップを強引に予想します。

ではでは~。

勝ったのは◎⑫グランアレグリアでした。

パドックでは、輸送分で若干体に丸みを感じましたが、

前走後から飼い食いも良く、

調教量もこなせていましたので、その点に不安は無かったです。

返し馬もとても良かった様に感じました。

レースのポジションは後ろめになりましたが、

前走2000mで前の競馬をさせていましたので、

今回はラストラン、前めに着けて掛かるのを絶対に避けるだろうと思っていたので、

自分的には完全に理想のポジションでした。

中段で馬のリズムを見た時に、これはもう外へ出すだけだな、と思いました。

800m通過が47秒6、

1000m通過が59秒3と荒れてきた馬場状態を考慮してもペースは遅かったと思います。

普通に考えたら差し有利の馬場といえども届かない展開でしょうが、

残り600m辺りからダノンザキッドの外に出し、

直線で手応えを確認する様に追い出すときっちり反応して進出。

ラスト200mでルメール騎手の右鞭が一発、二発と入ると、

明らかに他馬との加速力が違っていました。

最後は2着に入ったシュネルマイスターが伸びて来たので、

ルメール騎手はもう一度少し追っていましたが、着差以上の完勝だったと思います。

 

因みに、勝利騎手インタビューでのルメール騎手の表情が、

完全に自分と同じでした。

嬉しさと、安堵感、そして最後の寂しさ・・・。

 

ありがとう、グランアレグリア。

ありがとう、藤沢和雄調教師。

ありがとう、クリストフ・ルメール騎手。

 

アーモンドアイ同様、どんな仔を産むのか。

また夢は次の世代へ引き継がれて行きます。

次の馬生も先ずは無事に行って欲しいです。

さよならは言わない。またね。

 

 

2着に入ったのは無印③シュネルマイスターでした。

えぇ、無印ですよ?

分かってました。この馬が強いのは。

でも、グランアレグリアが好きなら、

同じサンデーRの馬で同じノーザンF系生産のマルガイで、

NHKマイルC勝ち、グランと出走した安田記念3着、

そして休み明けの毎日王冠でダノンキングリーを下して快勝した同馬に、

グラン以上に活躍するんじゃねぇとの不の感情から、やれ初遠征が勝てないだの、

荒れ馬場適性に疑問だのと難癖を付けて予想から外しました。

しかし、当日は馬場の内が荒れているものの、何故か内も伸びの良い馬場でした。

最後の直線で捌くのに苦労しつつあの進路を取った時、

馬券的にはもう敗北していました。

まあ、普段買わないGⅡ(弥生賞2着)で

儲けさせてもらった恩を忘れた自分が悪いですね。

次からはこの子も応援します、ごめんなさいでした。

 

3着は無印⑬ダノンザキッドでした。

時計面で馬場が荒れても厳しいかなと思い、

当日の入れ込みに発汗からも無印で良いかなと思ったのですが、

完全に力を読み間違えました。

思い返せば去年の第37回ホープフルSで今年の第82回菊花賞の1、

2着馬に一番人気でしかも上がり最速で勝っているのですから、

ヒントはしっかり出ていましたね。

レースは、折り合いに課題が有る馬ながらギリギリ我慢出来ていました。

グランアレグリアが直線外から抜けてからも、

内から鞍上の檄に応える様に渋太く伸びていました。

前走骨折休養明けの第24回富士S4着、

足元は問題ないとの確認とマイルの流れを経験したのも良かったのだと思います。

まだまだとの主戦の川田騎手の声が聞こえてきそうですが、

まだ三歳ですし、精神面に成長があれば距離の融通は結構利きそうで、

次走以降どう進むのか、路線が気になります。

長距離とか、意外と簡単に折り合っちゃったりする事もあるので、

マイル前後に拘らずに使ってみて欲しいです。

陣営は2000mぐらいをこなせる様になって欲しいとの事です。

 

 

以下、印を付けた馬について。

 

○⑨グレナディアガーズは13着でした。

道中は3着に入ったダノンザキッドのやや前の外のポジションでしたが、

終始力んでしまい、直線後続に交わされると戦意を喪失した様な負け方でした。

第72回朝日杯FSを勝ってから、以降負け続けていますから、

今回のレースっぷりを除外して考えても、成長力には疑問が出てきてしまいました。

自分的にはその辺りを読み切れていなかったのが痛かったです。

 

▲⑪カテドラルは9着でした。

後ろから行くタイプの馬ですが、そこまで末の切れるタイプの馬では無いだけに、

スタートのロスがキツ過ぎました。

道中グランの後ろから追走しているのに折り合いに苦労していて、

脚も全く溜まらなかった印象です。

直線でもグランの後ろでしたから、まあ・・・、どうにもなりませんでしたね。

今後もGⅠに出てくるなら、スタートを無難にこなせる様にならないと、

勝負に参加するのも厳しいでしょう。

印的には、出遅れ率が高いにも関わらず重い印を打った時点で間違えていました。

 

△⑥ケイデンスコールは10着でした。

第71回安田記念を10着と大敗してから、どうにも体調が良くならないのか・・・。

岩田騎手も当日の馬場なら直線内を突いても伸びたと思うのですが、

迷う様に外めへ出し、

直線も全然追っていませんでした(追い出したのは勝負付けが済んだ辺り)。

年齢的にもそこまで衰えるとは思えないので、崩れた体調が戻ってから、でしょうね。

次走以降は距離短縮するそうですが、

10月~12月は全く走らない傾向が出ているので、

今年はもう休ませてしっかり立て直して欲しいものです。

 

×⑤サウンドキアラは8着でした。

中2週がきつい牝馬はこっちだった模様。

年齢的に末脚が衰えて来ている所で前走良い脚を使ってしまったので、

道中のポジションは良かったのに、鞍上は勝負所で全然追っていませんでした。

疲労があったのでしょう。

あと、マイルだと決め手が甘い面があるので、

次走距離短縮して疲労面が回復していれば、

今回を度外視しても良いのかも知れません。

 

 

今回は以上です。

もう一通、天皇賞(秋)の感想も送ったのですが、

そちらは面白くない内容でボツったので、

今回は一部採用して頂いたメールを載せます。

大した事書いてないし、

読み辛いかな~と改行しているので長く見えるだけの様な気がしますが・・・。

 

 

 

『都丸塾長、なっぴーこんにちは~!

 

今日は第38回マイルチャンピオンシップが行われますね。

 

自分は、2019年に行われた第14回阪神カップで受けた衝撃が忘れられず、

 

以来グランアレグリアおじさんの様なものになっていましたが、

 

ファンとなっても不満点があるなら敢えて物申す亜種なので、

 

二千メートルを走る間は、

 

元グランアレグリアおじさんを名乗る事で意思表示しておりました。

 

推し変などと、言われる様なら好きに言ってくれ。

 

自分は、二千を走るグランは違うと思うだけ。

 

自分は、短距離からマイルの究極型を見たかったし、

 

事実、当時現役最強だったあのアーモンドアイに、

 

グランアレグリアは勝って見せた。

 

あの当時で、それだけの強さを我々ファンに見せてくれた。

 

コロナ禍で海外路線が封じられてしまった不運はあったにせよ、

 

大阪杯を使うくらいなら高松宮記念へ行って欲しかったし、

 

前走の天皇賞・秋を使うくらいなら、

 

先週のエリザベス女王杯へ使って距離の可能性を示すべきだったのでは?

 

中距離適性での可能性を探るなら、

 

GⅠじゃなくても、牡馬相手の天皇賞じゃなくても路線はあった筈です。

 

そういう意味も込めての、元グランアレグリアおじさんの亜種な訳ですよ、自分は。

 

 

・・・まあ、熱くなってしまいましたが、

 

今回は待望の、当然とも言うべき距離短縮のマイルGⅠなので、

 

自分の本命はもちろんグランアレグリア一択です。

 

不安点はあると思いますが、全てを黙らせて、

 

いや大歓声に変えてくれるのが、

 

文字通りグランアレグリアだと思っています。

 

元ではなく、グランアレグリアおじさんの亜種として、ラストラン・・・、

 

凄く寂しいですが・・・、期待しています!!

 

あーっ!

 

阪神競馬場、行きてぇ!!

 

生で現地観戦してぇ!!

 

 

(冷静を装いつつ)・・・ふつおたというより、

 

ただのグランアレグリア長文怪文書になってしまいましたが、今回は以上です。

 

ではでは~。』

某競馬塾へメールを送ったら細かい事を書いている時間が無くなってしまいました。

 

詳細は抜いて、今回は予想のみで。

 

◎⑫グランアレグリア

 

○⑨グレナディアガーズ

 

▲⑪カテドラル

 

△⑥ケイデンスコール

 

×⑤サウンドキアラ

 

色々書きたい事がありますけど、マジで時間がないのですいません。

 

 

 

11月20日土曜日の阪神競馬場の芝レースを全て見ましたが、

全5レース中逃げ切りでした

先行馬同士の決着もありましたが、殆どの馬が真ん中から外を伸びていました。

前へ行く場合は最内の経済コースを通って距離ロスを無くして行くのが普通ですが、

始めから少し外目に進んだ方が良いのか、

荒れた馬場適性への、その馬の対応可能かの判断とペース判断、

今週はジョッキーと陣営の作戦が勝敗にかなり影響しそうです。

ただ、単純に外枠が良いという訳でも無く、

荒れ馬場適性に自信の有る馬は、

普段はあり得ないぐらい内が空きやすいのでとても有利になり、

コース選択の自由度は高そうです。

逆に外枠でも荒れ馬場適性パワー勝負で競馬をしたくない馬は、

最終直線で真ん中より外で脚を伸ばす以外の選択肢が無いので、

コース取りが被りやすく、勝負どころで動けない、または、

進路が無いので仕方なく空いている馬場の悪そうな所を進んだら止まってしまった、

という様な事態も十分考えられますので、

外枠だから良いという事にはならないかと。

出走各馬には力を出し切ってもらいたいですが、

今開催が有利に働くのか、不利になりそうなのか、

その辺の判断を間違えずに予想したいものですね。

先週、第46回エリザベス女王杯が行われました。

当ブログでも予想を掲載させて頂きましたが、

何から何までキレイさっぱり大ハズレでございました。

で、外した傷も癒えてきた事から、簡単にレース回顧を。

 

ペースは千メートル通過が59秒0。

思った以上に流れました。

荒れてきた馬場を考えたら速かったと思います。

 

そして、この時点で気付いたのですが、

今回も調教の事ばっかり考えすぎて、レース展開全然考えてなかった・・・と。

しかも、自分が思っている以上に馬場が掘れていて、

内を通りそうな先行馬が特にヤバいと思いましたが、完全にあとの祭りでした。

 

そして、レースを見返すと割と簡単に分かると思いますが、

1着だった⑯アカイイト、2着⑤ステラリア、3着②クラヴェルと、

中段から後方に居た馬の中で特に折り合いが付いていてスムーズに走っていました。

これで今回は差し展開になった訳ですから、この三頭が上位に来るのは自明でしょう。

 

特に、アカイイトは外々を回って捲り進出。

直線では、人気どころを牽制して内に進路を取り、

アカイトリノムスメら内と叩き合う予定でいたのでしょうが、

(これでランブリングアレーとアカイイトに挟まれたアカイトリノムスメの進路が狭くなりましたが)

内で先行した馬達の手応えが悪く、早めに先頭に立ちそのまま押し切りました。

 

勝ち方からして展開と馬場が味方し、

普通に力関係と距離ばかり考えて予想した人間は皆外したのではないでしょうか?

自分もそういう訳で外しましたが、展開と馬場、あと調教、

もう少し読んでいたら、と悔やまれます。

印付けた馬が全て5着圏外という完敗を胸に刻み、また立ち上がっていこうと思います。

 

しかし、エリ女の週で阪神の芝コースの馬場状態は結構悪かったですから、

マイルCS以降も例年よりかなりパワーが必要になりそうな気がします。

勿論、良馬場ならスピードも大事でしょうが。

馬券的に荒れる荒れないは別にして、また予想難度が一段上がりそうですね~。

 

では、滅茶苦茶遅くなったエリザベス女王杯の回顧は簡単ですが、以上です。

今日は阪神競馬場にて、第46回エリザベス女王杯が行われます。

今週は天気の予想から入る必要はなさそうで、スタート前から有り難いです。

 

因みに、土曜日の阪神競馬場の芝レースは前が有利な傾向でしたが、

差し追い込み勢が1~3着を独占したレースも出ており、遂に高速馬場終了の予感。

時計も上がりもかかり出しており、

メインの当レースはパワーが有って渋太く伸びる馬に勝機があるかと思われます。

 

さて、今回もJRA公開の調教動画を1頭ずつ見ながら

最終的な判断をしていきたいと思います。

 

①レイパパレ

ルメール騎手を背に登坂。多少外に逃げる感じはあったが、

全体的に力感があって良く見えた。(○)

 

②クラヴェル

三頭追いの内側で大分見え辛いが、併せに入る前に促した時の反応が悪い。

首も高いし実績不足で・・・。併せ馬嫌いなのか?鬼才(ノリ)頼み。(×)

 

③アカイトリノムスメ

先週、今週と馬なりで好時計で動きも良い。ただ、走法から軽い馬場の方が向きそう。

時計のかかる馬場は若干マイナスかも。(○)

 

④イズジョーノキセキ

馬なりっぽいけど分からないぐらいにちょいちょい促しているな、これ。

動きはこれといって何もない。良くも悪くも?(△)

 

⑤ステラリア

馬なりで時計は出ているが、なんか動き悪い。前走の方が良かった?(△)

 

⑥ランブリングアレー

助手で馬なり好時計。体全体を使った躍動感有るフォームで好き!

ややスピード不足かなとも思うが、

切れ味型より持続型っぽいので、今開催の馬場もマッチしそう。(○)

 

⑦シャムロックヒル

脚捌きは素軽いが、追ってないのに首が動き過ぎていて、

なんか体の使い方が悪い様に見えた。

素軽さが当レースにマッチするかも甚だ疑問。(×)

 

⑧テルツェット

調教師は馬なり指示だけど、追い切り担当者は若干重いな、って感じて、

だから分からないくらいちょっぴり動かしてみました、みたいな調教。

動きに悪い所は無かったから、輸送で減らしたくないんだろうな~。(△)

 

⑨ウインマリリン

息遣いとかは良いし、時計も悪くないんだけど、脚捌きカテぇよ!心配だわ。(×)

 

⑩ムジカ

パワーは感じるが、ややスピード不足の印象も。(△)

 

⑪ソフトフルート

一雨降ってこその馬っぽい走り。良馬場ならもっと荒れた馬場希望か。(△)

 

⑫デゼル

先週仕上げたっぽいがそっちは見れないので何とも・・・。

動画の坂路調教は最後止まってた。

もっと走るイメージあるのが割と人気する理由かも。(×)

 

⑬リュヌルージュ

気負っていて、芝追い切りでもスピード感がやや足りない印象。(△)

 

⑭ロザムール

首たけぇなw 肩鞭が入っても加速不足っていうか、重い感じ。

輸送で絞れるだろうから、後は作戦的に逃げてどこまで、って感じか。(×)

 

⑮ウインキートス

動きはまあまあだが首が高い。距離不安は無いが、

スローペース巧者の印象で、阪神内回り。うーん。(△)

 

⑯アカイイト

追い切り幸騎手でもラストイマイチ。

GⅠ勝負の仕上げって感じも無いし、今回使って適性見て、

次走勝負って感じの出走か。(×)

 

⑰コトブキテティス

随分軽い走りするけど、そのくせスピード不足の印象。

今回に関してはマイナスだろう。(△)

 

 

調教から良く見えた馬は・・・

 

①レイパパレ(○)

③アカイトリノムスメ(○)

⑥ランブリングアレー(○)

 

少ないですね。

辛口評価過ぎましたかね?

でも、何回見ても最初の印象から変わらなかったから、

こんなものなのかも知れませんね。

きっと、牝馬の調整は難しいのでしょう・・・。

 

さて、自分の予想は、

 

◎③アカイトリノムスメ

レイパパレと迷いましたが、

ルメール騎手と戸崎騎手の公式会見動画を見比べてこちらにしました。

過去当レースは母3着から娘がリベンジというのが3回あり、

3歳馬の負担斤量2㎏減というのも、荒れた馬場では有利になりそうなので。

秋華賞の勝ちで評価を上げたというよりは、

桜花賞の様な超高速馬場よりは今日の馬場の方が向くと思います。

これ以上悪くならないで欲しいところですが、今日も晴れの予想ですし、

そこまで変なコース取りをするジョッキーでもないので。

秋華賞ではまだ余力を感じましたし、今週の調教後の馬体重は456㎏。

大きく減らす事もないでしょうし、チャンスだと思います。

 

○⑥ランブリングアレー

距離適性、持ち時計から逆転も有りと見ての対抗評価です。

いつもより気持ち前めで競馬して、

末脚の持続力を生かす競馬をすればチャンス十分かと。

ヴィクトリアマイルよりこのぐらいの距離の方が向きそうだと思っていたところに、

友道調教師も同様のコメントでしたので、この距離、

上がりのかかる競馬・・・。良い予感がします。

 

▲①レイパパレ

ルメール騎手の公式会見動画のコメントを見て評価を下げました。

ルメ曰く、「ストロングポイントは彼女のリズム」。

流石に一流ジョッキーは分かってるなぁと思ったのですが、

しかしその後、ハッキリと2000までは大丈夫、だけど、2200は長いと言っていました。

グランアレグリアでもレース前に言わなかった事をアッサリ言ったので、

ルメちゃんを以てしても勝つプランは相当難しいんだろうな、と。

なので、2、3着争いの評価での印です。

 

△⑧テルツェット

これも距離不安が少しある馬の一頭。

ただ、調教の動きが悪かった訳では無いし、

差し馬だからあんまり関係ないかも知れないので

あと、エリ女の成績がバグってるミルコの手腕にも期待出来そうなので。

 

×⑰コトブキテティス

時計無いし、スタミナタイプだし、穴だし一応押さえで買っておこう、程度ですが、

関西のヨシトミ先生で外枠のGⅠ・・・。3着目狙いなら少し面白いかも知れません。

それぐらいの評価ですが。

 

その他で書くと、無印⑨ウインマリリンは状態云々言われていますし、自分も心配ですが、

関西で良い競馬してないっていうのもありますよね。

 

無印ウインキートスもレースの選択から、

陣営あんまり期待してなかったんじゃないかな、と。

時計無いし、せめてもうちょっと強い相手を負かしての出走だったらと思います。

 

今回の自分の予想は以上です。

もう少し層の厚いメンバーなら更に面白いかな~とは思いますが、

それぞれの今後を占う意味でも大事な一戦。

第46回エリザベス女王杯は本日15時40分発走予定

楽しみです!