11月20日土曜日の阪神競馬場の芝レースを全て見ましたが、
全5レース中逃げ切りは0でした。
先行馬同士の決着もありましたが、殆どの馬が真ん中から外を伸びていました。
前へ行く場合は最内の経済コースを通って距離ロスを無くして行くのが普通ですが、
始めから少し外目に進んだ方が良いのか、
荒れた馬場適性への、その馬の対応可能かの判断とペース判断、
今週はジョッキーと陣営の作戦が勝敗にかなり影響しそうです。
ただ、単純に外枠が良いという訳でも無く、
荒れ馬場適性に自信の有る馬は、
普段はあり得ないぐらい内が空きやすいのでとても有利になり、
コース選択の自由度は高そうです。
逆に外枠でも荒れ馬場適性、パワー勝負で競馬をしたくない馬は、
最終直線で真ん中より外で脚を伸ばす以外の選択肢が無いので、
コース取りが被りやすく、勝負どころで動けない、または、
進路が無いので仕方なく空いている馬場の悪そうな所を進んだら止まってしまった、
という様な事態も十分考えられますので、
外枠だから良いという事にはならないかと。
出走各馬には力を出し切ってもらいたいですが、
今開催が有利に働くのか、不利になりそうなのか、
その辺の判断を間違えずに予想したいものですね。