マニュアル化は終わりましたので、あとはオーバーホール中のRB26を載せるのみです。
ミッションはR33用30Aミッションをプロペラシャフトを加工して搭載します。
外は猛吹雪の一日でしたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今日は引き籠ってイグニッションコイルの性能テストをご依頼されましたので、報告を・・・。
トヨタのイグニッションコイルのようで、4本の測定です。
残念ながら1本だけ数字が低いのがあり、そのコイルのドエルタイムを基準にするしかないようです。
イグニッションコイルにも個体差があり、1本ずつ調べることでECUセッティング時のセッティングに役立つかと思います。
今までで自分が測ったコイルの中で一番パワーが大きい純正コイルは日産のリーンバーンエンジン用コイル(通常ガスコイル)でした。 ドエルタイムが比較的に少ない割にハイパワーだったのが、最近好きで使っているアウディのイグニッションコイルでした。
通常はドエルタイム調整が必要ですが、SR20、RBエンジンにそのまま使用しても問題なく使用できるコイルでした。
安いのでオススメです。
LINKJAPANからアウディコイル数種の他、SR,RB,1JZ用の配線キットも出てますよ~。
当店で発注できます。
アウディコイルの基本ドエルタイムデータシートが付属します。
もし個体差性能テストデータが欲しい場合は製品価格プラス5000円で測定します。
よろしくお願いいたします。
AE86 レストア完了!
いや~費用も時間もかかった(;´Д`)
ブレーキはキャリパーオーバーホール、ローター新品、パッド全交換、クラッチも新品、消耗品全交換など、できるところはやりました。
AE111エンジン仕様ですが、過去に自分がサラリーマン時代の20年ほど前に載せ換えたAE86で、長い年月の末にボロボロになった状態で回り回って入荷した車です。
載せ替えキットはサトルワークスとかいうショップのキットですが、たしか店主がお亡くなりになったとのことを聞きました。
あまりにボロすぎて最初は部品取りにして廃車にしようかとも思いましたが、なんとなく思い入れもあり、やっぱり直そうということでレストアすることに。
うちは板金塗装は外注でしたので、外注先の泉自動車工房さんはさぞ苦労したことでしょう(笑)
実際、嫌な顔されました(笑)
元の状態の画像を載せておきましたので、見てください。
次の行先は決まっていますが、次の嫁ぎ先は車を大事にしてくれる方なので、決まって良かったかなと。
RB26オイルパンの加工が終わりました。
フロントデフを切り落とし、シリンダープラグをぶち込みして完成です。
最後に洗浄機で洗ってから取り付けます。
マニュアル用にブレーキやらを加工しつつ取り付けするのですが、昔と違いパーツの入手が難しくなてきました。
R32のブレーキ等を使ってましたが、廃盤となりまして中古等を使ったり、R34用を加工して使ったりしていました。
が、R34用も廃盤となり次はZ33を試してみようと思っております。
コンソールも中古でかき集めてきますが、中古も高くなってしまいました。
5万から10万、中にはヤフオクで30万以上の値段を付けているヒドイ方もおられるようで。
まあそんなの売れてませんけどね。
プロペラシャフトは今回加工です。
R33用の30Aミッションを使用するので、ペラシャ加工に出します。
今回も宮精密ですね。
あそこは仕事も早く、値段もお手頃なので、よく使ってます。
とにもかくにも日産のMT化も部品の関係で難しくなってきました。
MT化をお考えの方は早めに動いた方がよろしかと思います。
C33ローレルにRB26スワップ開始です。
まずはエンジン降ろしからスタートです。
エンジンルームはそれなりに錆はありますが、年式からすると綺麗な方だと思います。
問題は燃料タンク(゚Д゚;)
結構な内部腐食があります。
交換が望ましいけど、コーティング処理するしかないかも。
要相談で。
ECUはエンジンSWAPの強力な味方、LINKECUです。
今回は奇跡的に新品のC33のRB20DET用ECUハーネスが手に入りましたので、プラグインかKUROFUNEのどちらかで
行こうと思っております。
ハーネスが無ければ自動的に汎用機のSTORMになるところでした。
STORMになると、ハーネスはフル製作となり、ハーネス製作料金が10万円以上かかることになりますので、新品ハーネスが手に入ったことは奇跡でした。
これにミッションはR33用30Aミッション、ペラシャフトは製作です。
あまり作業することが無くなりましたが、エンジンスワップ、AT改MT等は出来る限りやります!
とりあえず、下記の車種の作業は実績あります。
R31からR34までのスカイライン
RBシリーズエンジン SR20DET、AT改MT(6速含む)
A31セフィーロ、C33からC35までのローレル
RBシリーズエンジン SR20DET、AT改MT(6速含む)
シルビア、180SX
SR20DEからDET RBエンジンシリーズ AT改MT(6速含む)
C34ステージア
RB26DETT SR20DET AT改MT
ENY34 RB25DETグロリア 改MT 4WD
Z31 フェアレディZ
RBエンジンシリーズ AT改MT(6MT含む)
その他F31レパード等多くの日産車のSWAPは作業してきました。
昔はエンジンハーネスを加工しましたが、最近はハーネスの痛みが激しく、基本的にエンジンSWAPは
LINKECUを使用しております。
ただ、最近は部品の入手も難しくなってきております。
お考えの方はお早めに!
BNR32 GTRのNISTUNEセッティングです。
今回、NISTUNEフューチャーパックを今更ながら使ってみました。
昔のROMから進化した内容ということで、何が変わったかというと・・・。
画面は変わりません(-_-;)
が、項目が微妙に増えてる・・・。
アイドリング時の燃料調整が可能になり、無効噴射時間も電圧ごとに設定できるようになってます。
全体の燃料調整ができる噴射率調整機能もあり、これは便利だったです。
そして今回の目的であります。
ブーストコントロールマップが増えました。
以前もありましたが、純正のソレノイド用だったので、使い物にならずでした。
で、今回この機能を使いたかったので、フューチャーパックにしたわけです。
その他はローンチコントロールが可能となり、フレックスガス(アメリカで使われている燃料)でセッティングが可能になったり等ですかね。
それと、ん?と思ったのがNVCS(可変バルタイ)の項目が追加されてました。
RB26にはNVCSは無いのですが・・・使う人いるんでしょうね。
ま、今回はとりあえずブーストコントロール機能を使用したかったので、他は置いといて~
純正ソレノイドは外し、下の画像のソレノイドバルブに変更します。
これはアフターパーツのブーストコントローラーにて使っている高速制御が可能なソレノイドバルブで、LINKJAPAN等でも売っている汎用タイプです。
価格は1万円ほどです。
配線は2本なので、簡単接続です。 他の日産車にも使用可能です。
使ってみた結果、EVC等のコントローラーには劣りますが、街乗りメインの方であれば十分かと思います。
今現在ブースト1kまでかけてみましたが、タレも少なかったです。
細かい所は専用マップに数字を入力し、立ち上がり等の調整もある程度可能です。
ワーニング設定等はNISTUNEの別項目で設定する必要はありますが、通常使用には十分です。
費用を抑えたい方や、室内をパーツでごちゃごちゃさせたくない方には良いかと思います。
欠点は1パターンしか入れれないのと、NISTUNEソフトが無いと変更ができない等でしょうか。
ということで、調整をすることがほぼ無用の、あくまでも街乗りメインの方推奨です。